牧師室より

新年おめでとうございます。あなたの歩みの上に主イエスの恵みと祝福を祈ります。

初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。(ヨハネによる福音書 11節〜2節)

人は言葉によって生きています。

言葉によって生きもし、殺されもします。言葉を持ち、それを表現することが生きることです。生きていることを証しするため、言葉をしっかり確保しましょう。

横浜港南台教会を今年の3月に辞任いたします。用いられた恵みに心から感謝しています。辞任後、無牧の教会の応援をしたいと思っています。       (隆雄)

牧師の妻として共に歩んだ日々は楽しく、充実したものでした。支えて下さった教会の方々に心から感謝しています。   (悦子)

 今年もよろしくお願いいたします。

2014年 元旦

 私たち夫婦の年賀状です。神学校を卒業し伝道者になって、47年が経ちます。若い日に聖書を読んで知った「生きていい、生きよ」という十字架の赦しは、私を立ち上がらせる福音でした。この福音を伝道したいと牧師になることを目指しました。牧師になる、牧師であることだけを求め続けてきました。その間の失敗や挫折、そして、人を傷つけたことは枚挙にいとまがありません。牧師を辞めようと思ったこともありましたが、妻が「あなたは欲のない人だから、いい牧師になれますよ」と言ってくれたことが支えでした。今、ただ「神の憐れみ」をいただいてきたと畏れをもって感謝しています。

 横浜港南台教会の牧師を辞任しても、牧師であることに変わりはありません。用いられれば、どこでも行くつもりです。殊に、無牧の教会を応援したいと思っています。

安倍首相の一連の政策と靖国参拝は、韓国、中国だけでなく、米国、ヨーロッパ諸国、ロシアからも軍国主義化を批判されています。アベノミクスの経済的な浮揚政策が支持を集めているようですが、将来が案じられます。命を守り、平和の実現に向かう福音を自分の言葉で表す努力を続けていきたいと願っています。