◇牧師室より◇

「新年おめでとうございます。

神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。

  ヨハネの手紙 一 49

神の愛が主イエスを通して互いの間に示されていることを確認しながら、与えられた命にふさわしく生きる者でありたいと願っています。

隆雄は、関西で行われた中学校の同窓会に出席し懐かしい友達との再会を楽しみました。その後、育った九州の杵築まで足を伸ばし、20年ぶりに故郷を満喫しました。

悦子は、教会と家庭で変わらない多忙な生活をしています。週に一度、近くの大学で英語を教え、若者たちとのコミュニケーションを楽しんでいます。

今年もよろしくお願いいたします。

あなたのこの年の歩みの上に主イエスの祝福を祈ります。

2009元旦」

私たち夫婦の今年の年賀状です。昨年は、暗い気持にさせられることの多い年でした。今年がどんな年になろうとも、神が主イエスによって「良し」とされた恵みの現実を、私たちは生かされています。神の導きと祝福が確かに与えられているのですから、恐れず勇気をもって前に向かって歩み続けたいと思います。

 私たちの教会は長い年月をかけてこれからの宣教の課題について話し合い、四つの柱を立てました。その三番目は「開拓伝道」です。当初は私たちの教会が歩んで来たような新規の開拓伝道をしたいという思いが強くありました。しかし今は、自立できない伝道所を生み出すより、近隣の教会と協力し合って、自立を助けるような伝道協力が有効ではないかという意見に傾いています。

 私たちの教会を生み出す原動力であった横浜磯子教会が今年、新しい会堂を建ち上げます。会堂建設献金が求められています。開拓伝道とは違いますが、皆さんのご了解を得て、私たちの教会から可能な協力をしたいと思っています。

 横浜本郷台伝道所は依田駿作牧師を亡くされたショックを乗り越えて、今年から少なからず変化が起こることを期待しています。私は、近隣の諸教会が協力して、横浜本郷台伝道所の自立を支援するような体制になっていくことを願っています。