◇牧師室より◇

 壮年会と宣教計画委員会主催で2003年度からの新しい「宣教課題」を話し合う研修会を持った。宣教計画委員会で話し合った原案をY.H兄が話された。それと、S兄の発題は非常に似ていた。過去の教会の歩みをふまえ、開拓伝道への長期的な展望を持ちながら、サンパウロの小井沼宣教師夫妻を支え、またY.N兄が始めたタイ・エイズ孤児の支援、そして本郷台伝道所への協力などを挙げられた。

 T兄の発題には、厳しいお叱りを受け取った。今の教会は年間行事をこなしているだけで熱気がない。地方教会は真剣に献げている。港南台教会はもっとできるはずだ。祈祷会出席、子ども・孫への信仰教育もなおざりではないかと訴えられた。

 O兄は教団の歴史を概観し、教憲・教規に縛られず、主体的な教会形成を発題された。

 話し合いでは教会員の交わりの深まり、子ども・若者への伝道、地域の要望に応える働きなどが出された。そして、教会が事業主体になる宣教課題を見出すべきである、お金の問題ではなく、推進母体になる強い要望が事を起こしていくのではないかなどの意見が出された。高齢化はマイナスではない。希望と使命を追い求める教会でありたい。今年中に皆さんが納得し、集中できる宣教課題に集約していく。