岩手県花巻市大迫町から県道43号を早池峰山登山口方面へ向う。早池峰ダム湖半にある            のT字路から左折して県道25号へ入る。約900m進んだT字路から県道43号が右に分かれるので、右折して橋を渡り県道43号を長野峠へ向う。約1.4km地点のT字路は右折して更に約1.5km進むとゲートがある。県道43号は冬季間通行止めのためこの先は車の通行ができない。(ゲート手前に5〜6台駐車可)
笠森山
所在地  岩手県盛岡市、花巻市境界
標 高   988.4m
2008年11月24日(月) 晴れ
黒森山↓
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えんど
笠森山の風景
(縮小画像です、クリックすると拡大します。1000ピクセル、ファイル容量は約120〜200kb)
林道脇の熊棚
県道43号ゲート→55分→県道43号の峠→33分→古い建物→45分→笠森山山頂
県道43号ゲート→2時間13分→笠森山山頂
「道の駅はやちね」
朝島山↓
笠森山↓
毛無森から笠森山方面を眺める(2007年3月17日撮影) ↑ 
9:02分  ゲート出発
 路肩に車を止めて県道43号を歩いて長野峠へ向う。県道43号は11月19日に冬期閉鎖になったばかり。もう少し早ければ車で長野峠まで行けたのだが、山頂までそれほど距離があるわけではないし、県道から南方の展望を眺めながらハイキング気分で歩くのも悪くない。薄っすらと雪が積もった県道を進む。
9:57分  県道の峠着
 峠に到着、県道はこの先下り坂になっている。そして折り返すように林道が右の尾根沿いに延びている。地図を見ると長野峠はこの林道を東に数百m進んだ場所にあるらしい。林道の入口にはゲートがあり、鍵が掛けられていて車は進入できない。雪が10cmほど積もった林道をツボ足で進む。
県道43号冬期閉鎖ゲート付近のようす ↑
県道43号の峠から林道へ進む ↑
笠森山へ↑
県道43号花巻市へ↑

盛岡市砂子沢へ↓
10:15分  長野峠通過
 地図上に長野峠と記載された地点には破線(歩道)が林道を横切っているが、周囲にはっきりした道は見えない。標識なども無いのではっきりしないが、緩やかな尾根の鞍部がたぶん長野峠だと思う。
 周囲はかつて放牧場だったらしく、牛の水飲み場に使っていたコンクリートの水槽が見える。
長野峠付近のようす→
長野峠付近から前方に毛無森が見える↓
毛無森↓
↓鶏頭山
↓小白森
↓白森山
10:30分  古い建物通過
 林道が正面の高台を左に大きく巻きながら登ってゆくと右下に建物が見えてくる。たぶん放牧場だった当時の監視小屋かもしれない。この場所を過ぎて少し進むと左に折り返すように林道が分かれる。(下山のときに尾根筋の林道を下ってみたらこの分岐に通じていた。尾根筋の林道は展望が良い)林道の正面右側に鶏頭山から毛無森の山並みを眺めながら進むと、左手の尾根の先に目指す笠森山が見えてきた。
監視小屋だったらしい建物 ↑
正面に笠森山山頂が見えてきた ↑
↓笠森山
 笠森山には登山道が無いので、山頂へは藪こぎをして登ることになる。林道の先と山頂方向を見比べながら藪に取り付く地点を探しながら歩く。林道の右側に熊棚を見つけた。ミズナラの樹上にいくつも熊棚が見える。
 山頂から東に延びる尾根の根元まで林道を進み、旧放牧場の中に伸びる左の林道へ入る。少し進んだ所から山頂方向へ向って斜面に取り付く。藪の上の積雪は20〜30cmぐらいだが、つぼ足が藪に沈み込むので膝上までのラッセルになる。藪はたいしたことはないのだが、野バラが多くて能率が上がらない。バラを避けながら登って尾根に到着。山頂よりも100mほど東側だった。
11:15分  笠森山山頂到着
 旧放牧場は山頂から長野峠方面に伸びる尾根の南斜面に広がっている。つまり放牧場の尾根筋の境界を真っ直ぐ登ってくると山頂に着くことになる。山頂は木々に覆われているので展望は無い。最近登った人が目印テープを立てていたので三角点は直ぐに見つかった。山頂プレートも確認。下山は最近付けられた赤テープを辿って尾根筋の林道を下る。12:55分ゲートに戻る。
林道脇にあった熊棚 ↑
笠森山山頂と三角点 ↑
山頂の下から南西方面を眺める↑
尾根筋の林道から山頂方面を眺める→
↓笠森山山頂
尾根筋の林道から毛無森方面を眺める↓
↓にせ鶏頭
毛無森↓
鶏頭山↓
小白森↓
白森山↓
尾根沿いの林道から山頂方向
尾根沿いの林道
尾根沿いの林道から毛無森方面
毛無森と鶏頭山
長野峠から毛無森方面
尾根沿いの林道から山頂方向