釜石市から国道45号を北上して山田町へ向う。山田町の国道45号沿いにある を過ぎて200m地点の信号を右折して船越半島大浦へ向う。右に を見て約600m先のT字路は左折する。T字路のすぐ左に 更に進むと右に を見て約4km進むと大浦港に着く。大浦港の変則十字路は右へ進む。約600m先の墓地から左の道に入り漉磯海岸(すくいそ)へ向う。途中で左から舗装道路が合流するが、案内板に従い右折する。墓地から約7.4kmで漉磯海岸に到着する。(登山口の漉磯海岸にはトイレが無いので、道の駅か浦の浜海水浴場で用を足しておいたほうが良い)
幅が100mほどの小さな浜辺で道路は行き止まりになる。霧に霞む太平洋には薄っすらと大型船の輪郭が見えている。両側を切立った断崖に囲まれた小さな浜辺、外洋から押寄せる波が強い磯の匂いをはこんでくる。乗用車10台弱の駐車場には県外ナンバーの乗用車が一台止まっている、先行している登山者がいるらしい。駐車場から一旦海岸に下って登山道に入る。
霞露ヶ岳
所在地 岩手県山田町
標 高 508.5m
2008年07月21日(月) 曇り
漉磯海岸→27分→山頂まで2.2km地点→1時間05分→霞露ヶ岳山頂→36分→鳥居→32分→漉磯海岸まで1.5km地点分岐→20分→漉磯海岸
漉磯海岸→1時間32分→霞露ヶ岳山頂
漉磯海岸→3時間00分→霞露ヶ岳、漉磯海岸周回
霞露ヶ岳の風景
(縮小画像です、クリックすると拡大します。1000〜800ピクセル、ファイル容量は約100〜200kb)
漉磯海岸
スカシユリ
ハマヒルガオ
えんど
ミヤコグサ
登山道
オカノトラノオ
↓霞露ヶ岳
↓山田湾
鯨山から霞露ヶ岳を眺める(2005年12月20日撮影)
漉磯海岸の駐車場 ↑
駐車場から一旦海岸に下りて松林の中を登る ↑
8:50分 漉磯海岸出発
霞露ヶ岳(かろがたけ)山頂まで3.1km
霞露ヶ岳への登山道は陸中海岸自然歩道として整備されている。アカマツ混じりの雑木林、九十九折の登山道を登る。朝霧でぬれた木々の葉っぱから大粒の水滴がぽたぽたと落ちてくる。カッパを着込むほどではないが、急登で汗ばむ体が次第に湿っぽくなってゆく。所々で右側の視界が開けて断崖絶壁と海に浮かぶ岩礁が見える。晴れていれば真っ青な水平線も望めることだろう。
登り始めは九十九折の道が続く ↑
断崖絶壁の下には岩礁が見える ↑
9:17分 急な登りが終わる
漉磯海岸から0.9km、霞露ヶ岳まで2.2km
標高409.6m三角点の少し手前、山頂まで2.2km地点に到着。ここで下山してくる七十代の男性と交差する。昨夜は漉磯海岸に車中泊して早朝登山開始、山頂は霧雨が降っていて展望は全く無かったという。この先は小さなアップダウンを繰り返しながら尾根道を進む。山頂まで0.6kmの標柱辺りからは、太いブナも見られるようになる。山頂手前100m地点から左に道が分かれる。標柱には漉磯まで2.5kmの表示がある。
山頂まで2.2km地点 ↑
山頂まで2.2km地点を過ぎると尾根道になる ↑
10:22分 霞露ヶ岳山頂到着
漉磯海岸から3.1km、漉磯へ2.5km、小根ヶ崎へ1.8km
山頂に着く頃には体がじっとり濡れてしまった。霧雨と頭上から落ちてくる水滴でゆっくり休んではいられない、写真を撮ってすぐ下山する。下山のルートは漉磯を回って漉磯海岸に戻ることにする。山頂の直下にある霞露ヶ岳神社奥の宮に参拝して参道を漉磯に向って下る。こちらは霞露ヶ岳神社の参道になっているらしく、しっかり整備されている。
霞露ヶ岳山頂 ↑
霞露ヶ岳神社奥の宮 大岩がご神体らしい ↑
10:58分 鳥居着
参道を下って鳥居に着いた。ここで林道に合流する。地図上にはこの林道が記載されていないし案内表示も見当たらないので、どちらの方角が漉磯への近道なのか良くわからない。とりあえず漉磯海岸は左方向だということははっきりしている。鳥居をくぐって林道を左へ10m進むと、折り返すように林道が左に分かれている。左の林道へ入って更に100mぐらい進むとまた林道が分かれる。この分岐は右に進んで50mほど進むと水田に出る。水田沿いの農道を下って行くと舗装道路に出る。
漉磯に向って下る ↑
鳥居をくぐって左へ、次の林道分岐も左へ進む ↑
11:15分 町道に出る
舗装された町道に合流する。この道は大浦から山田湾沿いに回って漉磯につながる道らしい。町道を左に進み緩やかに下ってゆく。
11:30分 大浦から漉磯海岸へ続く舗装道路と合流する。
漉磯海岸まで1.5km
今朝通ってきた道と合流する。この先は漉磯海岸まで舗装道路を歩く。
11:50分 漉磯海岸に戻る
水田脇の農道を下ると舗装道路に出る ↑
舗装道路を下って行くと大浦から進んでくる道と合流する ↑
↑漉磯海岸へ1.5km
大浦港へ→
漉磯海岸