10:55分 鳳凰小屋着
小屋の手前で下ってくる単独男性と交差する。今朝3人が山頂まで登ったからトレースはしっかりついている。山頂からは白峰三山から南の山々は綺麗に見えたが、観音岳方面はトレースが無い。という情報を頂く。ここまで交差した下山者は5人だった。
小屋の前に差し掛かった時、小屋の管理人さんと挨拶を交わす。早いね・・日帰り・・?泊まっても良いよ・・と声を掛けていただいた。一応日帰りの予定だが、下山が遅くなったら小屋に駆け込もうか・・と思っていたのでこれで気持ちが楽になった。小屋から先は一段と勾配がきつくなるのでアイゼンを付ける。
間もなく林間を抜けて雪渓に出る。オベリスクが目の前に見えるのだが足が重い、だいぶ疲れが出てきている。ザックをダケカンバの根元に置き、身軽になって登る。振り返ると登ってきたルート、奥秩父の山並み、韮崎市街が綺麗に見えている。快晴無風、稜線からの展望に期待が膨らむ。
地蔵ヶ岳2
所在地 山梨県韮崎市、北杜市境界
標 高 2764m
2008年01月03日(木) 晴れ
(鳳凰三山)
鳳凰小屋に到着 ↑
オベリスク下の斜面を登る ↑
↓オベリスク
オベリスクの下部から観音岳と富士山を眺める ↑
↓観音岳
12:17分 地蔵ヶ岳着
オベリスク下のお地蔵様に到着。稜線に立って北方を眺めるとピラミッド型の岩山、甲斐駒ケ岳が眼前に迫ってくる。その左にはアサヨ峰?その左奥には真っ白く冠雪した仙丈ケ岳が見えている。更に左にあるはずの北岳はこの場所からは見えない。オベリスクに向かって登ってみる。オベリスクの岩の割れ目に沿って鎖が設置されているのが見える。あのチューリップの先まで登ることが可能らしい。しかし足場が悪いので、オベリクスの根元の手前で引き返す。
お地蔵様まで戻ると駐車場で一緒だった後続の単独者が到着していた。一緒に山座同定をする。オベリスクの下部からは白峰三山の山頂部分しか見えなかった。 に教えていただいた白峰三山のビューポイント、赤抜沢の頭へ向かう。
↓北岳
↓間ノ岳
オベリスクの基部付近から赤抜沢ノ頭方面を眺める ↑
↑赤抜沢ノ頭
オベリスクの下部から北方の山々を眺める ↑
賽の河原から甲斐駒ケ岳を眺める ↑
↓甲斐駒ケ岳
↓仙丈ケ岳
↓アサヨ峰?
↓甲斐駒ケ岳
13:00分 赤抜沢ノ頭着
鞍部にある賽の河原を通り赤抜沢ノ頭へ登り返す。稜線に立つと冷たい風が吹き上げてくる。赤抜沢ノ頭に到着、快晴!360度の展望が広がる。間近に見る南アルプスの山々、八ヶ岳連峰、麓の市街、秩父の山々・・素晴らしい!しばしの間写真を撮り、展望を楽しんで下山する。
16:38分 御座石鉱泉駐車場に戻る
時間が早かったので真っ直ぐ下山する。下山後は御座石鉱泉で入浴して帰路につく。
赤抜沢ノ頭からオベリスクと八ヶ岳方面を眺める↑
赤抜沢ノ頭から登ってきたコースと、奥秩父の山々を眺める↑
赤抜沢ノ頭から白峰三山を眺める↑
↓赤岳(八ヶ岳)
↓金峰山
↓燕頭山
↓ドンドコ沢
↓標高2401mピーク
↓北岳
御座石鉱泉駐車場→40分→石室川渓谷分岐→1時間03分→七合目→23分→旭岳→39分→燕頭山→1時間35分→鳳凰小屋→1時間22分→地蔵ヶ岳
御座石鉱泉駐車場→5時間42分→地蔵ヶ岳
えんど