皮投岳から五ノ宮岳までは距離約3.7km、標高は五ノ宮岳が7mほど低いだけで殆ど同じ、最低鞍部の標高は約850mだから標高差270mを下って上り返すことになる。
 縦走コースに入って驚いた!なんとササ薮が綺麗に刈払いされている。しかも今朝刈払ったかのように笹の葉がみずみずしい。まるで私のためにわざわざ刈払いして頂いたかのような錯覚を覚えてしまう・・そんなことはありえないのだが・・仙北街道を歩いた時にも刈払いの直後だったし、幸運が二度も続くとは驚いてしまう。
 ササ薮の壁に挟まれた尾根道を下る。緩急を繰り返しながらブナ林の中に入ってゆくと、ササ薮は草丈が低くなる。しかし林床のササが途切れることは無い。日差しが入る場所では一気にササが勢いを盛り返している。
皮投岳〜五ノ宮岳2
2007年8月24日(金) 曇り
所在地  岩手県八幡平市、秋田県鹿角市境界
標  高  皮投岳 1122.4m
標  高  五ノ宮岳1115.0m   
10:26分 五ノ宮岳の直下着
 五ノ宮岳の直下に到着、山頂まで急斜面の登りが始まる。次第にブナ林から低潅木とササ薮の斜面に変わる。振り返ると皮投岳、そして遠く七時雨山も見えている。
 天候が回復してきている、山頂からの展望が楽しみになってきた。山頂手前にある枯れ沢を横切って山頂に到着。
10:00分  最低鞍部着
 皮投岳山頂から下って最初の鞍部に到着。この先は五ノ宮岳の直下までアップダウンを繰り返しながら進んでゆく。それほど太いブナはないが、気持ちの良いブナ林の道が続く。
 樹林の間から五ノ宮岳が大きく見えてくると、山頂直下の急登が始まる。
11:00分  五ノ宮岳山頂到着
 山頂三角点のすぐ下に、五ノ宮神社の社殿がある。トタン屋根、トタン張りの外壁、一見物置風の小屋。入口の引き戸を開くと、二間四方の板張りの奥に神棚がある。入口の戸には鍵が掛けられていないので、雨天時などは休憩所として利用が許されるのかもしれない。
 雲が低く流れているが、皮投岳、七時雨山、姫神山が見えている。岩手山は中腹から上が雲の中、八甲田山、岩木山、白神岳方面は雲の中で見えない。山頂のベンチに腰掛けて展望を楽しむ。
11:15分五ノ宮岳出発、13:50分花輪越登山口に下山する。
五ノ宮岳山頂と五ノ宮神社 ↑
五ノ宮神社の内部 ↑
↓皮投岳山頂
←この尾根に登山道がある
五ノ宮岳から皮投岳と縦走尾根を眺める ↑
五ノ宮岳から南方を眺める ↑
五ノ宮岳から七時雨山を眺める ↑
↓七時雨山
↓姫神山
↓岩手山
前森山↓
↓七時雨山
五ノ宮岳から鹿角市方面を眺める ↑
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えんど
花輪越登山口→14分→三倉山→18分→いっぷく峠→28分→皮投岳→1時間32分→五ノ宮岳

花輪越登山口→1時間00分→皮投岳
花輪越登山口→2時間32分→五ノ宮岳
↓五ノ宮岳山頂
↓皮投岳
←五ノ宮岳山頂の様子
←皮投岳から尾根を下って五ノ宮岳へ向かう。
  両脇は深いササ藪の壁が続く。
林間に入るとアップダウンを繰り返しながら進む→
←五ノ宮岳が見えてきた。
五ノ宮岳山頂に向かって急斜面を登る→