10:55分  大胡桃山出発
大胡桃山を過ぎるとツナギ沢へ向かって下りになる。山頂直下の下り坂は深く掘り下げられていて、旧秋田街道で見た堀割道にそっくりだ。
仙北街道〜大胡桃山2
2007年8月1日(水) 晴れ
所在地  岩手県奥州市
標  高  934m
↓東山 
大胡桃山から柏峠方面を眺める ↑
柏峠はこのあたり↓
←大胡桃山直下の西斜面に、深く掘り下げられた掘割道らしい道があった
10:57分  分岐着(大胡桃山迂回路)
 迂回路と合流する、ここからマタギ坂までは尾根道を緩やかに下る。大胡桃山までの街道は充分に踏み込まれていて快適な道だったが、この先もしっかりと整備された道が続く。
マタギ坂に差し掛かると尾根から離れてツナギ沢に向かって急斜面の下りになる。
大胡桃山を迂回するルートに合流する→
↑大胡桃山へ
山頂迂回ルート↑
←マタギ坂を下ってゆく
11:27分  ツナギ沢着
 ツナギ沢に到着、ここで登山靴を脱いで渓流シューズに履き替える。この先は小出川まで幾度も沢を渡渉するので、渓流シューズを履いたほうが良い・・という情報を目にしていた。登山靴を岩の上に置いて出発。
 ツナギ沢沿いに緩やかに下る。次第にツナギ沢は右に遠ざかり、水音が聞こえなくなる。急斜面の下りが始まると正面の谷間から水音が聞こえてきた。栃川に違いない、下るにつれブナが太くなる。
ツナギ沢沿いの道を下る→
↓栃川の渡渉点から亀の子岩を眺める
12:05分  小出の越所到着
 栃川を左岸に渡り、なだらかな道を5分ほど下ると小出川に着いた。増水すると渡渉できないといわれる難所、一番気がかりだった場所だが水量が少ない。登山靴でも大丈夫なほど、今回の山行のために新調した渓流シューズ、最後まで本領発揮できなかった。
 
 小出川の対岸も刈払いされている、県境まで今回刈払いしたのかもしれない。街道は大変良く整備されている。登山道としてはすばらしいコースだと思う。しかし老若男女が生活のための道として利用するには大変険しい道だったことだろう。
14:58分  大寒沢林道終点戻る
11:45分  栃川落合着
 栃川に到着、ネットで見た特徴のある岩が見える。亀の子岩、栃川の真ん中に亀の甲羅にそっくりな岩があった。亀の子岩の下流を渡渉する。水量は少なく登山靴でも水が入らないだろう、ここまで渓流シューズの見せ場なしだった。 
 この先もしっかり刈払いされている。沢沿いの道は雑草が茂っているので、ルート探しに手間取るかもしれない。栃川落合の先に足場の悪い箇所があるので、ほんとうに助かる。
 栃川を左右に渡渉しながら下る。深い原生林の中を渡渉しながら沢沿いの道を下ってゆく。沢登りなどとはまったく無縁の軟弱おじさん、ちょっとだけ沢下りの楽しさを味わいながら歩く。
←小出川に到着

水量が少なく、水をこぐことなく渡渉できた
仙北街道の風景
(縮小画像です、クリックすると拡大します。ファイル容量が200kb前後ありますので表示まで少々時間がかかります)
大胡桃山から栃ヶ森山
大胡桃山から柏峠方面
小出川の渡渉点
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えんど
大寒沢林道終点→16分→仙北街道合流点→19分→大胡桃山山頂→47分→ツナギ沢→18分→栃川落合→20分→小出川渡渉点

大寒沢林道終点→2時間00分→小出川渡渉点
仙北街道についての情報はこちらのサイトを参考にさせていただきました↓
「千古の歴史を刻む仙北街道」