10:32分 木昇りコブ着
登山道脇の木に「←木昇りコブ」と書かれた板切れがくくりつけてあった。見上げると木の幹にサルがしがみついている・・・様にみえるコブがあった。中々にうまくできている、これで頭がもう少し大きかったらそっくりだな・・
10:40分 七不思木着
登山口から2.4km、林道出合から0.8km、稜線まで1.1km
このコースのもう一つの見所である七不思木に着いた。斜めに伸びたダケカンバの根元に6種類の樹木が取り付いている。ヒバ、ネズコ、コメツガ、アオタモ、コヨウラク、ツツジ、ナナカマド、そしてダケカンバの7本の木々が根元で一塊になっているという。原生林の中では、苔むした木の幹から別の木が生えている事は珍しい事ではないが、7種類もの木がくっついているのは珍しい事らしい。七不思木を過ぎると次第にコメツガ主体の森に変わってゆく。
五葉山、楢ノ木平コース2
2006年9月6日(水) 曇り
所在地 岩手県釜石市
標 高 1341.3m
猿にそっくりの、木昇りコブ→
←七不思木
11:05分 稜線(八合目)着
登山口から3.6km、日の出岩まで1.1km、山頂まで1,4km
コメツガの森から抜け出して稜線に出た。晴れていれば展望が開ける場所なのだろうが、雲が広がっていて遠方の山々は見えない。山頂方向は時々ガスが切れて日の出岩のピークが見えるだけ。太平洋と北方の山々の展望を楽しみに登ってきたが期待はずれとなった。
しかも稜線には一輪の花もなし、これにもがっかり。展望の開ける岩場の道を数百m歩き、再びコメツガの森に入る。
11:30分 日の出岩着
登山口から4.7km、山頂まで0.3km
コメツガの森を緩やかに登り五葉山の最高地点、日の出岩に着いた。三角点のある山頂よりもこちらの方が10mほど高いのだが、展望は期待できない。
11:40分 五葉山山頂到着
三角点のある山頂に到着。大船渡湾、黒岩、愛染山までが霞んで見えているが、雲が掛かって遠方の山々が見えないのは残念だった。
楢ノ木平コースは登山者が多いのだろう、しっかり整備されている。登山口からの標高差が赤坂コースに比べて小さく、距離が少し長いので急斜面が少ないように感じる。見所は針葉樹主体の原生林、木昇りコブ、七不思木と言ったところだろうか。
えんど
登山口→17分→鳩ヶ峰→18分→林道出合→24分→七不思木→25分→八合目→25分→日の出岩→10分→五葉山山頂
登山口→1時間59分→五葉山山頂
八合目の稜線に到着→
↓日の出岩方向
岩がゴロゴロした稜線を進む
稜線から山頂方向を眺める
なだらかなコメツガの森を日の出岩へ向かう→
←日の出岩に到着
なだらかな尾根道を山頂へ向かう→
↓五葉山山頂
↓黒岩
山頂から黒岩方面を眺める
五葉山山頂