2005年12月20日(火)晴れ
所在地  岩手県大槌町、山田町境界
標  高  610.2m
12:03分  9合目着
12:07分  鯨山山頂到着
 細長い山頂の南端には、コンクリートブロックで作られた一見して避難小屋みたいな小屋がある。窓から覗いてみると祭壇らしきものが見えた、これは鯨山神社奥ノ宮だろうか。そして北端には権現様の祭られた石の祠がある。祠の裏の急斜面にはロープが設置されていた。こちらは山田町青年の家方面から登ってくるルートになっているようだ。しかし設置されているロープが雪に埋もれ始めている。足場が悪そうなので冬季は注意が必要だろう。
鯨山2
9合目を過ぎると山頂に建つ
鯨山神社奥の宮?が見えてきた→
11:57分  8合目着
 8合目の少し先で尾根の右側(東側)の展望が開ける。目の前に見える船越半島を挟んで北側には山田湾、南側に船越湾が見える。
↓霞露ヶ岳
8合目と9合目の中間地点からの展望、船越半島の先に霞露ヶ岳(かろがたけ)が見える
↓山田町青年の家
↓早池峰山
山頂から北方の展望 早池峰山とその左側に薬師岳も見える
←鳥居の奥に権現様が祭られた祠がある
山頂から南方の展望 手前が船越湾、白く波立っているのが浪板海岸、
電波中継所付近から西方の展望
↓五葉山
↓片羽山(雄岳)
下山には鯨山電波中継所を廻ってみることにした。こちらは西斜面のため雪が多い、20cmほどの積雪がある。設置されているトラロープに手を掛けて急斜面を慎重に下る。
 10分ほどで電波中継所に到着する。西方の視界が開けて五葉山から片羽山がよく見える。電波中継所は二つあるが、一段下にあるドコモの電波中継所には広い駐車スペースがあった。乗用車なら20台は止められそうだ。登山者が駐車場として利用できるのかは不明だが、進入を禁止するゲートは設置されていない。しかし、このスペース以外には駐車できそうな場所は殆ど無い。
電波中継所専用道路起点→35分→表参道合流地点(ヘアピンカーブ)→27分→8合目→10分→鯨山山頂
電波中継所専用道路起点→1時間12分→鯨山山頂
←ドコモの電波中継所
鯨山表参道について
 国道45号から鯨山電波中継所へ向かう道を進み、JRの線路をくぐると間もなくの丁字路(浪板交流促進センター→の標識あり)から右に入り200mほど進んだ十字路に鯨山表参道の案内表示が立っています。
ちょうど浪板海岸駅の裏手、(山側200mぐらいの場所)になります。しかし駅から歩く場合は道が入り組んでいて判りづらいです。
登山口周辺は駐車できるスペースが殆ど在りませんので、浪板海岸の駐車場に車を止めて歩いたほうが良いと思います。
浪板海岸から山頂まで直線距離で2kmほどですので、2時間少々で登れると思います。
浪板交流促進センターへ向かう途中の十字路にある表参道の表示→
鯨山表参道表示板の場所から鯨山が目の前に見える
鯨山↓
電波中継所↓
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えんど