2005年11月1日(火)晴れ
所在地  岩手県八幡平市
      (旧安代町、旧西根町境界)
標  高  1063m
 七時雨山を下山後、七時雨山の南側の登山口を覗いてみることにした。
駐車場から県道30号を南へ下り、七時雨山荘前を通り過ぎていくと間もなく道が分かれる。丁字路を直進して県道227号を盛岡方面に向かう。七時雨公衆トイレから約6.9km地点まで来ると右に分かれる道がある。この丁字路右側に「七時雨登山口、入口 3800m」の案内表示が立っている。表示に従い右の道に入ると直ぐゲートがある。
ゲートを開けて放牧場の中の道を登って行くと、右手に七時雨山が見えてきた。山麓の放牧場には数頭の牛の姿も見える。七時雨山の山腹はすでに紅葉が終わっているが、放牧場を取り囲んでいる麓の森は紅葉の盛りを迎えている。車を止めてしばし眺める。
七時雨山南峰登山口
丁字路から入ると放牧場のゲートがある
県道227号を盛岡方面に向かうと登山口の案内表示がある
↑七時雨山登山口
←盛岡方面
七時雨山が見えてきた
七時雨山山頂(南峰)↓
↓七時雨山(北峰)
 放牧場の道に入ってから約2.5km進み峠に着くと右に分かれる道がある。丁字路には「至 七時雨登山口」の表示がある。右の砂利道に入ると正面の木立の上に七時雨山の山頂が見える。進んでいくと間もなく二つ目のゲートが有り、中に入ると左側に「馬の看視小屋」がある。
林道に入ると正面に七時雨山が見えてくる→
←右の砂利道へ進む
↑県道227号へ出る
馬の看視小屋と七時雨山↓
 更に進んで砂利道に入ってから約800m地点に登山口があった。駐車場は50mほど進んだ先にあるゲートの中にある、乗用車約40台ぐらいは止められそう。
柵を開いて登山道に入ると右側に水道の蛇口があった。こんな山の中に水道が引かれているはずはないだろう、その辺の湧き水を引いてきているのかもしれない。コップが備え付けられているので飲んでみた。癖は無かったが、お腹の弱い人は飲まない方が無難だと思う。
林道右側のゲートが登山口

駐車場は林道を50mほど進んだ先の
ゲートの中にある
登山口の様子

七時雨山頂まで1670m
 登山道を少し進むと小さな広場があった。「流霞道地(りゅうがどうち)(旧鹿角街道)」「助け小屋跡」「車之走り峠まで0.5km」といった標柱が立っている。この場所にはかつて盛岡城下から七時雨山を通り、秋田藩の鹿角へと向かう街道があったという。こちらの登山道には旧鹿角街道を歩くという、山登りの他にもう一つの魅力がありそうだ。何時の日か歩いて見たいと思う。
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えんど
舗装道路を直進すると約3.9kmで県道227号へ出る。
こちらの交差点にも「七時雨登山口 入口 4800m」の案内表示がある。更に県道227号を右に(盛岡方面)進むと約9.6kmで八幡平市平舘の国道282号へ出る。