2005年8月29〜31日(月〜水)晴れ〜雨
所在地 岩手県滝沢村、八幡平市
裏岩手連峰縦走コース2
↓黒倉山山頂
7:54分 七滝コース分岐着
ここで県民の森方面から登ってくる七滝コースと合流する。分岐の下の大地獄谷付近は、足場の悪い箇所が有るため七滝コースは通行しないように・・という注意標識が立っている。遠方には八幡平の山並み、そして手前には下倉スキー場のゲレンデが見える。
8:07分 切通し分岐着
鬼ヶ城経由岩手山へ4・6km 姥倉分岐へ1.4km
七滝コース分岐から黒倉山の尾根に向かって登り、鬼ヶ城コースの分岐に着いた。振り返ると屏風尾根と岩手山が綺麗に見える。
↓茶臼岳
↑七滝コース分岐
県民の森へ→
←縦走コース
切通し分岐から100mほど下ると、黒倉山頂に登るコースが分かれる。しかし、黒倉山は現在も地温が高く有毒ガスの危険が有るということで、登山道は閉鎖されている。登山道もだいぶ荒れて藪状態に見える。
南斜面の林間を通り、黒倉山の西の分岐に着いた。
8:25分 黒倉分岐着
切通し分岐から0.7km 姥倉分岐へ0.7km
林間から抜けて展望が開ける。裏岩手の山々は勿論、秋田駒ケ岳、乳頭山、和賀山塊まで見渡せる。ここで単独行の男性とすれ違う。昨日松川温泉から登り三ツ石山荘泊、これから岩手山に登り松川コースを下山予定だという。見ると体はずぶ濡れ状態、スパッツもカッパズボンも履いていない。大松倉山を早朝に越えて来たのなら当然だろう、先週縦走コースと水場の下見に松川コースから三ツ石山荘まで周回して見たが、大松倉山の東斜面は胸高のササや草が茂っていた。裏岩手のコースは殆どの区間がここ最近刈り払いはされていないように見える。カッパの上下は必携だ。
↓姥倉山
黒倉分岐から裏岩手を眺める
8:45分 姥倉分岐着
姥倉山の東斜面で松川温泉から登ってくる松川コースと合流する。
腰を下ろし、岩手山、秋田駒ヶ岳方面の展望を楽しむ。
コースは犬倉山の鞍部に向かって下りになる。
オオシラビソの林間を歩いて行く。
9:16分 水場着
水場を過ぎると犬倉山に向かって登りになる。
今回は犬倉山頂をパスして先を急ぐ。
9:32 犬倉分岐着
岩手山から7.9km 三ツ石山へ4.5km 網張スキー場リフト乗り場まで0.2km
網張コースとの分岐に着いた。
(スキー場登山リフトは土日祭日のみ営業)
犬倉分岐付近から登山道の正面に乳頭山が見える
↓岩手山
犬倉分岐から200mほどササ原を歩き林間に入る。
オオシラビソの森を一山越えて大松倉山の東斜面に取り付く。
10:20分 大松倉山手前1・1km地点着
林間を抜けると登山道は伸びた草で覆われているが、10時を過ぎてすでに朝露は上がっていた。
カッパズボンを脱いで身軽になる。
10:45分 大松倉山山頂着
オオシラビソの森を進む→
大松倉山東斜面から岩手山を眺める
大松倉山の山頂が見えてきた→
えんど
大松倉山の東西に長い山頂を西端まで歩き、三ツ石山荘に向かって下って行く。
11:10分 三ツ石山荘着
岩手山から11.5km 三ツ石山へ0.9km 滝ノ上温泉へ4.3km 松川温泉へ3.7km
避難小屋には奥産道の終点登山口から登って来たという単独男性が休んでいた。
避難小屋から滝ノ上温泉方面に木道を100mほど進むと水場がある。先週水場を下見した時は水量豊富だったのだが、今日は殆ど流れ出していない。(一週間雨が降らないと枯れてしまうそうなので注意!)大深山荘の水場までぎりぎりの水しか残っていないのでここで補給する。
三ツ石山荘
三ツ石山荘の水場