八幡平安比岳コース2
2002年9月5日(木)曇り
所在地  岩手県安代町
10:10分  安比岳山頂標識着
 登山道脇の雑木の枝に安比岳山頂の標識がぶら下げてあった。山頂は登山道から50mほど北側に 有るようだが山頂に通じる道は無い、山頂付近も林間なので展望は全く無いだろう。登山道はここから黒 谷地、八幡沼歩道から伸びてくる尾根に向かって進んでいくのだが、一旦鞍部へと下りて行く。鞍部に下 りると登山口から4、6kmの標識が立っている、この標識はほぼ200m間隔で立ててあるので現在位置 が解り易い。そして鞍部から広い尾根に出るとオオシラビソの回廊が「黒谷地、八幡沼歩道」との合流点 まで1kmもの間続いている。オオシラビソの原生林を眺めながら歩く、このコースの見所の一つでも有る。
10:38分  「黒谷地、八幡沼歩道」分岐着
黒谷地湿原へ0、8km、八幡平山頂へ2、2km、安比岳登山口から5、9km
 アスピーテラインの茶臼岳登山口から八幡平山頂へと通じる登山道に合流した。ここからは登山客が 多く道も木道、階段などよく整備されている。展望も開けてきた。
10:52分  源太森着
黒谷地湿原へ1、3km、八幡平山頂へ1、7km
 今日は雲が多く遠方の山々は霞んでいるが薄日もさしてきてまずまずの展望が楽しめる。岩手山は雲 が掛っていて山頂が見えないのは残念だが茶臼岳、畚岳、八幡平山頂は良く見える。
11:07分  八幡沼分岐着
八幡平山頂へ1、0km、見返り峠駐車場へ1、0km
 八幡沼の東の端に着いた。木道の脇にはリンドウが咲いているが見所は過ぎてしまったようだ。広い湿 原の中の木道を歩いていく、夏ならば一面のお花畑になるのだろうが一面枯れ野原になっている。
11:20分  陵雲荘着
八幡平山頂へ0、6km
 避難小屋は現在新築工事中で利用できなくなっていた。12月には完成する予定、現在基礎のコンク リートが出来上がりつつある所だった。山頂に近づくに従い登山客が多くなっていく、挨拶を交わしながら 歩いて山頂に着いた。
11:30分  八幡平山頂着
安比岳登山口から8、1km、草の湯登山口から6、4km、蒸の湯登山口から5、5km
 源太森では薄日が射していたのだったがすっかり雲が広がってしまった。休憩もそこそこにして下山する 事にした。安比岳コースを引き返して安比温泉に着いたのは13:35分だった。茨城から来たと言う夏休 み中の男子学生が一人入浴中だった。安比温泉には十数回来ていると言う秘湯ファンの青年だった。東 北地方の野天風呂を歩いている様子、情報をしっかりと入手しておこう。湯船の温度は43℃、入浴する と湯花が溶け出して少し白濁してくる、八幡平地域特有の硫黄分を含んだ湯にどっぷりと浸かって下山し た。
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安比岳山頂標識、以前は三角点の場所にあった
オオシラビソの森が延々と続く
安比歩道と黒谷地、八幡沼歩道合流点
登山道脇に咲いていたリンドウ
黒谷地方面→
安比歩道↑
八幡平山頂↓
八幡沼↓
源太森山頂からの展望
八幡沼分岐
八幡沼北側の湿原
八幡沼
八幡平山頂の展望台
安比温泉
登山口駐車場→10分→安比茶臼分岐→13分→安比川→11分→安比温泉分岐→21分→ 湿原分岐→36分→安比三角点→16分→安比岳山頂→28分→黒谷地、八幡沼分岐→14 分→源太森→15分→八幡沼分岐→23分→八幡平山頂

登山口→3時間07分→八幡平山頂