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契約の代償
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(過去の日常雑記より再掲)
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カイムの契約の代償は”舌”である。
喋れない。
レッドドラゴンが『我がおぬしの声となろうぞ』と言ってくれる。
イウヴァルトの代償は”歌”である。
歌えない。
ブラックドラゴンが『我がおぬしの歌となろうぞ』と言ってくれ……たりはしない。
ブラックドラゴンてレッドドラゴンより上位らしい。
なのにカイムは喋れなくてイウヴァルトは歌ってどうなのよ。
憎悪の差?
イウヴァルトの負の心だって相当なものじゃないか。子供の頃から積もり積もったんだし。
もし。
イウヴァルトが同じように喋れなくなったら。
(因みに時々、イウヴァルトの台詞は変調を来す)
例えば、
ブラックドラゴン『イウヴァルトはそんな目で僕を見ないでと言っておる』
ブラックドラゴン『イウヴァルトは僕弱くなんかないよと言っておる』
ブラックドラゴン『イウヴァルトは僕もっと強くなるからと言っておる』
ブラックドラゴン『イウヴァルトはフリアエッフリアエッフリアエッと言っておる』
……。
ブラックドラゴンがレッドドラゴンのように代弁してくれるかどうかが大前提。
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