『さて俺様が命ずるぜ! 晴れろマジックスモーク! 生まれた赤い石の中に戻れ!』(【ちょー美女と野獣】89頁)
『出でよマジックスモーク! 魔法の神秘を、顕しやがれ! 』(【ちょー美女と野獣】152頁)
『さて、俺様が命ずるぜ! 起動しろ、言葉をつなぐ珠! お前の片割れに、俺の言葉を響かせ伝えろ! 』(【ちょー囚われの王子】197頁)
『……さて俺様が命ずるぜ! 出でよマジックスモーク! 魔法の神秘を顕しやがれ、俺の力を風と為せ! 』(【ちょー夏の夜の夢】48頁)
『……ここに宿る魔法の力。リディアン・ヴァデラッヅの力による傀儡の魔法陣に申す。お前をつなぐ魔法の力はこの俺様によって絶たれた。次界のあらし、天の回転、循環せず無へと戻る物質、完璧に清潔なる死の砂漠、死んで縮まる恒星の光。全てのものの理に従え。さて、俺様が命じるぜ! 霧散しろ悪意の魔法! お前の力を無へと帰せ! 』(【ちょー夏の夜の夢】146頁)
『……呼ばれて答えよレフリフラフ、賢者の花のかそけき花弁、響きわたるは荒野の風の、嘆きにも似たわが言葉……それでは風の向かう場所、北の大地の国家の要、尖塔の群れる王城へ我らを光の粒子に変えて、偉大なるかの魔術の長の、力によりて迎え賜わん』(【ちょー夏の夜の夢】156頁)
『はるかなる魔術の地平、暁闇の永遠に鳴り響く清冽なる美声の鳥の歌、響き渡る世界におわす御方の眠りを覚ます音律を、卑小なる水汲みの輩が発語することを詫び、またその許しを乞い願う。純銀の大空、爆ぜるビーズ色の溶岩、黄金の河に咲く宝玉の花の名前。日食の力、大陸と海とを渡る鳥の翼を愛するものよ、一切の束縛から逃れ切る可能性を持つ王よ、我ら一切の束縛から逃れ得ぬ人間の綴るこの音の場を、感知し、(認知し、)どうか不足と思うことなく参られ賜わん。いざや来たらん魔力の宰! 青い絹糸の毛並み、長き尾を持つ魔術の王! 高貴なる心の主レティシァ・シンディア・ジェムナスティの信託により、召喚し奉るは、(サリタ・タロットワークと)スマート・ゴルディオン! いざや来たらん魔術の宰! この場に音律の波は満ちたり! マジックマスター……バロックヒート!!』 【ちょー夏の夜の夢】195〜204頁)
『水晶の定期振動の周波数に於いて、磁力の力に於いて、天空巡る黄道の軌道に於いて。……この媒体のなかに、水含むからだより魔力よ、移動せよ 』(【ちょー火祭り】137頁)
『空気の流れ一筋の道、この次界での律の流れは、アルクからビェスタヘツァルからデードへアルクから始まりレスペンファルガエリードリーに至る。確と流れ、干渉を許さず、獣の耳の娘を守り倍率の守護を与えるがいい。
……そう、俺様が命じるぜ! 疾く効力を発揮しろ!』(【ちょー後宮からの逃走】189頁)
『魔族はこの人間の街、高い太陽の光線の元からその七竈の領域、森の赤い輝ける粒の木の元へと退去せよ。俺様が命じる、疾く効力を発揮しろ!』(【ちょー後宮からの逃走】191頁)
『さて! 俺様が命じるぜ!
――ニリューカの毒は今ここに撒かれた。この毒は
全ての魔法の文字を腐らせ、効力を無にし、その力を闇へと帰するものなり。
闇に帰し力はニリューカの名の元に統制を行われ、その管理はとこしえの力を持ち
この呪文、魔の法陣、魔術の破壊、または滅破を命ずるが故に、ニリューカの毒よ疾く腐り』(【ちょー歓喜の歌】183〜190頁)
『全ての、縛めはライオネスの灯、ジムノーの法によって取り払われる』(【ちょー戦争と平和】18頁)
『暴れ馬の如く。間違われた千の数式の中の一つの数字の如く、蝶の羽根が揺らせた風が、島で暴風になるかのごとく。歪み唱えられる全ての呪文よ。
これより修正を行う。流れる律から外れし音共。正される苦痛を、どうか快感と思うがよい。
愛し合うものが、手を差し伸べて相手を抱き込む。それほどの自然さで迎え入れろ。同調させろ。溶けて、同化し、エデア・タロットワークの知識や心の中に潜む秘密を、俺は受け入れる。
さて、俺様が命ずるぜ! 俺の名は。
――世界最高峰の魔法使いの一人! 美貌の流浪の大賢者。……その名を、スマート・ゴルディオン!!』(【ちょー英雄】72〜73頁)
『海を渡るは夕焼け。そは千万億の薔薇。はるばると海を渡り、千万億の薔薇をのべつまくなし撒き続ける。
空を渡るは雲。風の山を越え気圧の渦を昇り変化しつつも渡り切るは雲。白く黒く薄く厚く輝き闇となり宮殿と見えて流れ行き駆けるは雲。
大地を渡るは影。巨きな峰も千尋の谷も、等しく撫でていずこへかむかう影。形を変え、また形を変えず、正体のないまま過ぎていくは雲。
全てを渡るは時!! 四季の輪廻に拠り、滅び、滅し、いぶき、育ち、衰えて還る! その全ての輪の中の紛う方なき支配の現象!! 我らは暗い地上の哀しき客人!!
全ての絶望は彼の支配者からいでて、全ての希望も彼の支配者からいずる事を我は最早知り、疑わず、悲嘆にくれると同時に感謝の言祝ぎを捧げる!!
で、あるから支配者よ。魔王の全てと我々を彼の聖地に運べ。この者どもの始祖、正にリオ・アース・タロットワークが平定し、あの極北の結界へ!! 千万億の薔薇、白き空の宮殿とその影、あるいは彼の支配者自身の力を持ちて!! 我らと魔王を疾く運べ!! ……代価の時間と空間、そして呪文は全てここに揃っているからである!!
……さァて……俺様が命ずるぜ!!
ここにある全ての魔力を受け取り起動せよ、無残にして美しき支配者よ!!』(【ちょー英雄】122〜124頁)
『この世界を支配する全ての律に申し上げる!
これより行うは底なしの密室の召喚。知識の箱と呼ばれしものへの招待の儀である。
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妙なる波、ここに、現れ、表れ、顕れ、それは底なしの密室を顕現させんがため、現れ、表れ、顕れ』(【ちょー薔薇色の人生】102〜103頁)
『レティシァ・シンディア・ジェムナスティの娘、ダイヤモンドがお呼び致します。あなたの治める領域である、魔法力によってダイヤモンドは危機に陥っておりますわ――契約により召喚いたします。いらせられませ、力強き尾を持つ王! バロックヒート!』(【ちょー美女と野獣】123頁)
『レフーラのオリヴィア。その信託を受けたる我が名はダイヤモンド。古き魔法よ即刻退去し我が身を導き我が身を隠せ』(【ちょー魔王(下)】105頁)
『爆ぜるかまどの神々よ……』(【ちょー魔法使いの弟子】112頁)
『土に住む幾万の魂達に』(【ちょー魔法使いの弟子】112頁)
『成長せよ寒気の六角!』(【ちょーテンペスト】81頁)
『風の歯車とその見えざる機構』(【ちょー魔王(上)】143頁)
『分かたれた空間に、重力は遮断される。
水の飾り十二の円を、境界として成立せしめて、呼ばれて答えよリフラフレフ、賢者の花のかそけき花弁、響き渡るは砂漠の風の、暴威にも似た我が言葉。
それでは風の向かう場所、南洋真珠飾られてある、白亜と珊瑚の宴の宮殿、あらかじめ設位されたるこの道具の受け入れ口へ。
偉大なるかの魔術の長の、力によりて迎え賜わん。
我が名はパリス・エンファラン。黒漆の杖を持つもの』(【ちょー新世界】179頁)
『この壁、この床、天井に眠らされたる魔術の力よ! あの娘の翼となり、壁を越えさせよ! 我が名はパリス・エンファラン! 黒漆の杖を持つもの!』(【ちょー先生のお気に入り】12頁)
『この世界を支配する全ての律に申し上げる!
これより行うは底なしの密室の召喚。知識の箱と呼ばれしものへの招待の儀である。
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妙なる波、ここに、現れ、表れ、顕れ、それは底なしの密室を顕現させんがため、現れ、表れ、顕れ』(【ちょー薔薇色の人生】102頁〜103頁)
『魔術世界にわたくしの意思を伝えます! 風よここから吹き荒れよ! 炎をつかの間奪いなさい!』(【ちょー囚われの王子】109頁)
『集え火の精霊。密集しろ大気の毒。爆発し、敵を焼け。我が名はリディアン・ヴァデラ』(【ちょー夏の夜の夢】182〜183頁)
『行け。王宮、こいつらの母親のところだ』(【ちょー海賊】107頁)
『閃光、ここに降り、
その圧力に因る壁作りの魔族の、
我は命ずる、退去もしくは消滅を! 我が名はリディアン・ヴァデラッヅ・ジェファイラ・レフーラ!』(【ちょー先生のお気に入り】14頁)
『この世界を支配する全ての律に申し上げる!
これより行うは底なしの密室の召喚。知識の箱と呼ばれしものへの招待の儀である。
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妙なる波、ここに、現れ、表れ、顕れ、それは底なしの密室を顕現させんがため、現れ、表れ、顕れ』(【ちょー薔薇色の人生】102〜103頁)
『燃える新月の下の置かれた氷結の皿、振り撒かれたる乙女の涙と汗と血よ……』(【ちょー夏の夜の夢】192頁)
『はるかなる魔術の地平、暁闇の永遠に鳴り響く清冽なる美声の鳥の歌、響き渡る世界におわす御方の眠りを覚ます音律を、卑小なる水汲みの輩が発語することを詫び、またその許しを乞い願う。純銀の大空、爆ぜるビーズ色の溶岩、黄金の河に咲く宝玉の花の名前。日食の力、大陸と海とを渡る鳥の翼を愛するものよ、一切の束縛から逃れ切る可能性を持つ王よ、我ら一切の束縛から逃れ得ぬ人間の綴るこの音の場を、(感知し、)認知し、どうか不足と思うことなく参られ賜わん。いざや来たらん魔力の宰! 青い絹糸の毛並み、長き尾を持つ魔術の王! 高貴なる心の主レティシァ・シンディア・ジェムナスティの信託により、召喚し奉るは、サリタ・タロットワークと(スマート・ゴルディオン!)いざや来たらん魔術の宰! この場に音律の波は満ちたり! マジックマスター……バロックヒート!!』(【ちょー夏の夜の夢】195〜204頁)
『我が体内より出でし血流。大気の組成と結びつきしものは、この手の上に集まり珠となれ。そは丸き石。赤く鈍く輝くもの……』(【ちょー海賊】135頁)
『……治れ』(【ちょー魔王(上)】68頁)
『消えろ』(【ちょー魔王(上)】99頁)
『乾け』/『避けろ』(【ちょー魔王(上)】119頁)
『散れ』(【ちょー魔王(上)】129頁)
『……ゆっくりでいい。しかし、弱まり逸れろ』(【ちょー魔王(上)】188頁)
『目的の場所へこの木の船を安全に運べ』(【ちょー魔王(上)】188頁)
『そして僕をあるべきところへ』(【ちょー魔王(上)】188頁)
『緩く止まれ』(【ちょー先生のお気に入り】149頁)
『黙れ。エデア・タロットワーク』(【ちょー戦争と平和】88頁)
『まずは、休みたまえ。暖かい場所で回復するがよい』(【ちょー薔薇色の人生】12頁)
『眠れ、黎宝珠』(【ちょー薔薇色の人生】50頁)
『今術を行っている場所へ移動する』(【ちょー薔薇色の人生】129頁)
『人に消えろ、圧』(【ちょー薔薇色の人生】134頁)
『思い出せ、私に恋する世界よ。
お前のありかたを。
私を失いたくないならば、急いでそのようにするがいい』(【ちょー薔薇色の人生】165頁)
『我が愛しき眷属達よ。目覚め、正体を取り戻せ。……我が名は魔王、サルドニュクス。……おまえたちの眼前に今、在るぞ』(【ちょー薔薇色の人生】168頁)
『マジックマスター・ヌホの、本体が知覚せざる気配よ。僕は君に近しいもの。僕は天秤の片一方の分銅。僕の中の言葉を君に導け。僕は、銀河の一片。僕は風の幽霊。きらきらしい光が多方面から織りなし、一点で結ぶ影。ルーペ石が浮かび上がらす距離のない映像。僕は君に近しいもの。天秤の分銅、銀河の一片、風の幽霊、光の影、ルーペ石の映像。……僕の名はリオ・アース・タロットワーク。僕を君のもとへ導け』(【ちょーテンペスト】113頁)
『起動する。……ヌホの魔力が残留した』(【ちょー魔王(下)】222頁)
『ここに登場する全ての物体、力、命、存在は、ひとつとして損なわれることなく在るべきである! すべてそのものの望みのままに登場せよ! これはリオ・アースの名に拠る魔法力の行使。……逆らうものなどいるはずもない事柄だからである!!』(【ちょー英雄】128頁)
『この世界を支配する全ての律に申し上げる!
これより行うは底なしの密室の召喚。知識の箱と呼ばれしものへの招待の儀である。
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妙なる波、ここに、現れ、表れ、顕れ、それは底なしの密室を顕現させんがため、現れ、表れ、顕れ』(【ちょー薔薇色の人生】102〜103頁)
『……サリタ・タロットワークの信託により、この法を使う。空気に潜む火種。誘い、発火する三種のエレメント。爆ぜよ!!』(【ちょーテンペスト】182頁)
『雷撃』(【ちょー秋の祭典】122頁)
『機構は停止し歯車は錆を帯びる! 見えざる機構はその世界へ戻り、沈黙の中に身を横たえるのだ!』(【ちょー魔王(上)】144頁)
『私の……血と苦痛とを以て、魔術の代償とし……。ここに……鍵は開かれる。……い……いざや来らん魔術の宰……絢爛の愚者……虹の翼よ……マジックマスター!?
ヌホ』(【ちょー魔王(下)】176頁)
『信託を
オリヴィアに……』(【ちょー魔王(下)】192頁)
『……我が魔力の前に、退くがいい我を捕らえる鋼鉄。恒星の熱、巨人の力の前に、弾けよ!』 【ちょー歓喜の歌】188頁)
『……我を、めあてにとばせ、次界と時の力。
めあてはラボトロームの魔法陣。
……あらかじめ仕掛けられたる呼び戻しの法。
リディアン・ヴァデラッヅ・ジェファイラ・レフーラ。
の名に於いて、
……ここに起動せよ!』(【ちょー先生のお気に入り】104頁)
『この魔法は、エルス・アムメナ・ジークフロードより託されたもの。その名に於いて、翼持つ者の変化の魔法の解除を命じる!』(【ちょー歓喜の歌】182頁)
『……全ての魔族はこの札に耐えがたい痛みを感じる! 発動!』(【ちょー先生のお気に入り】147頁)
『……長い尾を持つ王……バロックヒート……』(【ちょー先生のお気に入り】163頁)
『出よ、魔王の目当て、魔族ジエールゥラー』(【ちょー歓喜の歌】178頁)
『……我が名はエデア・タロットワーク。天秤の調整役の一族の裔。魔力の水汲みの輩。これより星辰、闇の力に働きかけを行う。
ここにあるは魔王捕縛の魔法陣と、魔王に縁深き魔族。
我が名はエデア・タロットワーク。北方白紙地帯より、このジールの地へと魔王召喚を行う者なり。
発火せよ、目当ての光。
待機せよ捕縛の炎。
……闇の中の光を目当てに、魔王よここへ降臨せよ。その名は我ら魔術の徒には十六翼真の黒色と呼ばれ
全ての魔族の王たる者。人間の器に古き魔力全て流れ込み、そは美しき闇、黒き光。
輝ける夜の中の夜、太陽を孕む真夜中。
……岩に含まれたる金剛石、絶望の中の真実よ。疾く来たれ、今この時この網の中へ。過去にサリタ・タロットワークと呼ばれ……
今、魔王と称されるもの。
我が名はエデア・タロットワーク! 我が召喚に答えて、今こそここに現れよ!
――魔王、サルドニュクス!』(【ちょー歓喜の歌】179〜192頁)
『現れよ、仮初めの太陽! 隈無く照らすは夢幻の大地に非ず、そは現世の女王陛下。影なく星の如く月の如く、美しき女王を照らし、この偽りの夜に映えさせよ!』(【ちょー英雄】12頁)
『まずは君達だ。北の魔法血統の始祖、王国の歴史・稀なる宰相、流浪の鉄色の髪の大賢者、支柱の子供・青玉と黒瑪瑙。
そして、尻尾のある南の王子殿下と、砂漠の王。支柱の子供・乳白の虹。
砂漠の銀の女王と、魔法発明家』(【ちょー薔薇色の人生】45頁)
『この世界を支配する全ての律に申し上げる!
これより行うは底なしの密室の召喚。知識の箱と呼ばれしものへの招待の儀である。
eA――Ae――A――eeeeA――
――eA――Ae――A――eeeeA――
――――eA――Ae――A――eeeeA――
――eA――Ae――A――eeeeA――A――
妙なる波、ここに、現れ、表れ、顕れ、それは底なしの密室を顕現させんがため、現れ、表れ、顕れ』(【ちょー薔薇色の人生】102〜103頁)