「ウスユキソウの早池峰」

2010年6月25日岩手山に登り、その翌日に早池峰に登りました。大人の休日倶楽部に加入していると暇忙期に東日本乗り放題12000円の徳用切符が利用できるのです。

26日は土曜日なので、盛岡駅前から河原の坊と小田越行きのバスが使えます。当日長野市に戻る予定だったので、小田越からのピストン登山になりました。登山目的はハヤチネウスユキソウを見ることで、時期は若干早いかと心配していましたが十分に楽しむことができました。河原の坊に下ることはできませんが、前日岩手山で同種類の高山植物を見ていますのでよしとしました。

頂上の高度は長野市市民の山の飯縄山と同じ1917mで、小田越の高度は1200m程度なので高度差は700m程度になります。しかし岩稜帯が多く得意でないゴーロ道が続くので、思いのほかタフな登山になりました。樹林帯ではマイズルソウ、アズマギクが散見し、三合目よりウスユキソウのほかにナンブトラノオ、ナンブイヌナズナ、ミヤマオダマキ、チングルマ、ミヤマキンバイ、ミヤマハンショウズル、ベンケイソウなどが見られました。

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今回歩いたルートの地図については、国土地理院の地図閲覧サービス ウオッちずが参考になりますので、ここからアクセスして下さい

2010年6月25日 (金) 晴

この日の行動は次の通りである。

小田越9:04〜10:46五合目御金蔵10:56〜11:53早池峰山頂12:26〜13:19五合目御金蔵13:29〜14:35小田越

バスは小田越に8:45に到着したが、仮設トイレで小用をすませゆっくりと出発した。早池峰では高山植物の保護のため携帯トイレの使用を推奨している。携帯トイレは頂上の携帯トイレ用のトイレで使用することになる。小用を小田越ですましたところ下山して盛岡駅まで我慢ができたのでとりあえず携帯トイレは無用のようであった。

地元の団体が準備運動を十分にして出発するようすが見られたのでその前に歩きだす。リーダーはゆっくり登って3時間を予定していると説明したいたので、これより遅くなることはないだろうと考えた。

御門口とある登山口からは樹林帯で二箇所ほと木道がかけられている。前の登山者との距離は開く一方で樹林帯を抜ける。二合目からは岩稜帯を通過する道になる。結構荒々しい道が続く。

三合目からは岩稜帯を横切るゴーロ道になり、五合目の御金蔵まで高山植物が道の両側に広がっている。先ずミヤマオダマキの青紫が目に入り、ナンブトラノオにも出会う。ぼつぼつとハヤチネウスユキソウが見え出すが、時期的にやや早い感じがする。登山道を離れた場所で群生が見られるが、写真に撮るには少し遠すぎる。ふと足元を見ると小さな蛇紋岩の周りに満開と言えるハヤチネウスユキソウが咲いている。

五合目の御金蔵には監視員がいて高山植物の保護をすべく登山者に指導や注意を与えていた。日がな一日監視業務は大変と思われるが、御金蔵の岩塊が具合のよい日陰を作っているようだ。

御金蔵の上部の六合目付近は竜が番場と言われ、若干傾斜もゆるく高山植物を眺めるには絶好のロケーションである。登り続けると稜線手前の岩場に遭遇する。上下二段のハシゴがかけられている。上部はダブルのハシゴである。大きな岩の上にかけられているので、下が透けて見えることはないので不安感はない。

ハシゴを登り切ると稜線に達し、右は早池峰剣ケ峰、左は早池峰神社のある頂上である。頂上までに御田植場なる小湿原があり木道がしかれていた。ほとんど涸れた状態でコイワカガミも見られた。頂上直下に小さな雪田がありほてった体に涼しい風が心地よい。

頂上は岩混じりであるが結構広く早池峰神社と避難小屋もある。日差しがきついので、避難小屋の軒下でコンビニで購入したおにぎりの昼食を取る。西北の方角に前日登った岩手山の優美なコニーデ型の山容が望めたので一枚撮影する。西側の中岳や鶏頭山がきれいな稜線を見せている。

前日岩手山の砂礫の道を下山した際に尻餅転倒を数回繰り返したが、早池峰の下山はゴーロ道が多いので転倒皆無で下山することを心がけた。何時も以上の慎重な下山であった。

五合目の御金蔵には登った際と同じ監視員が頑張っていた。家内が一日監視を続けていることについて質問をしついでに長野市から来たと言ったせいでもないだろうが、早池峰の固有の高山植物のカードをくれた。一層好印象の早池峰登山になった。

ゴーロ道を抜け樹林帯に入ってほっとして歩く続けたところ、最初の木道手前で何かにつまずいて転倒しそうになった。ソニーの中型のデジカメが落ちていて左足を取られたのである。小転倒もなく無事小田越に帰着をし、拾ったデジカメは居合わせた監視員に届けた。無事持ち主の手元に戻ることを望んでいる。

予定通りに盛岡駅行きのバスに乗れ、東北新幹線、長野新幹線と乗り継いで長野市の自宅に計画通りに帰宅ができた。

本日のネット歩行時間は4時間38分、グロス歩行時間は5時間31分であった。獲得高度は801m程度になっていた。小田越の高度が1200m程度とすると、少し大きいようである。長野市民の山の飯縄山の高度が同じ1917mであり南登山道の登山口の標高が1200mなのでまったく同じ規模の登山になるが、早池峰の方が登高時間は10分ほど長くかかった。(2010.07.28記)

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