「梅雨入りの西吾妻山登山」

今年の梅雨入り時期に発売されるJR東JR日本の徳用切符は、期間が6月25日より7月7日まで三泊四日有効で15000円でした。ますます梅雨の閑忙期にシフトし、その代り価格を17000円より15000円に下げた工夫が見られます。

完全年金生活者としてはこの徳用切符は有難く、梅雨で降雨があってもその対策を取っておけば、それはそれでよいと割り切っています。事実白神岳、森吉山、蔵王は梅雨の中休みを期待しましたが、終日雨の登山でした。

今年の東北の梅雨入りは遅れているので、期待を込めて6月27日に西吾妻山、28日には安達太良山に登る計画にしました。丁度27日より南東北は梅雨入りした模様で、両登山とも終日雨の山行になってしまいました。展望はほとんど無かったのですが、雨で生き生きした高山植物の可憐さを楽しむことができました。

西吾妻山には、前日天元台高原のアルブ天元台に宿泊し、三基のリフトを利用し山頂までピストン登山しました。登山道が小川と化し、結構タフな登山になりました。予定を1時間以上オーバーしながらも無事に下山し、翌日の安達太良山登山に備えて郡山のビジネス ホテルに向かいました。

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今回歩いたルートの地図については、改定された国土地理院の地理院地図が参考になります。例に「西吾妻山」と入力下さい。

2015年06月27日 (金) 雨

この日の行動時間は次ぎの通りである。

北望台(9:03)〜(9:33)かもしか展望台(9:33)〜(10:19)大凹の水場(10:19)〜(11:09)梵天岩(11:18)〜(11:31)天狗岩(11:31)〜(12:04)西吾妻山頂上(12:13)〜(12:40)天狗岩(13:00)〜(13:12)梵天岩(13:12)〜(14:31)かもしか展望台(14:37)〜(15:00)北望台

高度さ約500mを稼ぐリフトのお蔭により、天元台高原より40分程度で標高1800mの北望台に到着する。本来北方向の展望により、飯豊山や朝日連峰が見えるのだろうが、霧のせいで何も見えない。かもしか展望台の右手に登山口が付けられている。

登山口からはゴーロ交じりの林間の登りが続く。登りはこの場所と大凹の水場から梵天岩までの二か所と心得ているので、ゆっくり登る。林間を抜けるとゴーロの平場に至るがかもしかの展望台の道標が立っていた。ここからは吾妻連峰や磐梯山な土が望めるのだろうが、残念なことであった。

かもしか展望台を過ぎると大凹への下りの木道が続いている。そろそれ高山植物ば目につく。大凹の鞍部に下る夏道は突然残雪で埋もれていた。ふみ跡らしきものも見えないので、雪渓状の残雪をまっすぐ下り左方向は立入禁止の標識のある位置まで下りた。この標識の右手に木道が付いているようだが分からない。雪渓状の残雪と熊笹の切れ目を注意して進み、一旦残雪の上をたどり木道が埋もれていない地点を確認し、その方向に歩を進める。

埋もれていない木道に到達した頃、ガイドに案内された大阪からのツアー登山者が追い付いてきた。彼らは雪渓状の残雪を直接下らず斜度を小さくトラバース状に下り、直接木道を目指していたのだ。帰りにそのようルートをフォローしたが、確かにふみ跡らしきものはそのように付いていた。ベンガラを撒く程度のコース案内はしてほしかったが、27日が吾妻山系の山開きとのことでそこまで心が回っていなかったのかも知れない。

木道を歩き続けると大凹の水場に到着である。雪解け水が大量に流れていたが、天候の都合で喉の渇きもなく水を味わう気分にもならならなかった。ここから梵天岩までゴーロ道に残雪が混じり歩き難い登り続く。バランス感覚が欠如した我々にはゴーロの頭を踏んで行く登り下りは苦手なのである。残雪の上に足を置くと滑って転倒の恐れがある。腐った残雪では問題はないが、凍った残雪は要注意である。なおこの間にお花畑や池塘が見られはずだが木道近くの様子が僅かに知れる程度である。

何とか登り終えた地点が梵天岩であった。ここで初めての休憩を入れる。本来もう少し早い時点で休憩を取るべきであったが、休憩に適する場所が取れなかったのだ。梵天岩も晴れていたならば展望のよい場所だろうと思われたが、霧でまったく見通しが効かない。西吾妻山のピークですら望めないのである。梵天岩手前で一瞬霧が薄くなり、西吾妻山がかすかその輪郭を見せたが、その際の写真が唯一西吾妻山の山容を残している。

梵天岩から天狗岩まで僅かの歩きで、天狗岩では直接に西吾妻山山頂に向かうルートを選ぶ。吾妻神社や西吾妻小屋は下山時に向かうことにする。

勾配のない登山道は小川にはならないが小池にはなる。なるべく沈しないように歩くが、登山靴の中には水が浸入してきて不愉快な足の運びになる。頂上に達した感じがないまま頂上の道標が立っていた。標高は2035mで240mm吾妻連峰の最高峰だとのことである。北望台との標高差は240m程で高度的には初心者向きの山になっていた。

雨は止まず展望は全くない山頂に長居は無用と西吾妻小屋に向かうが、大きく太い倒木が行く手をふさぐ。その先の登山道整備の不充分も予想されるので、西吾妻小屋での昼食も取り止め往路を下るピストン下山にした。

天狗岩で少し遅い昼飯とし、梵天岩より大凹への下りを慎重に下り、雪渓を越しかもしか展望台に戻りほっとして最後の休憩を取る。雨は止んだが展望が効かないのは午前と同じである。

北望台には予定を1時間も遅れて戻ることができた。下山もリフトのお世話になり、アルブ天元台で預けた荷物を受け取り着替えをして、ロープウエーで湯元駅に戻り、予定通りのバスで米沢経由郡山のビジネス ホテルに入ることができた。

本日のネット歩行時間は5時間13分グロス歩行時は5時間48分であった。悪天候と残雪の影響を考慮しても時間がかかり過ぎた。アルブ天元台の支配人が心配していたのも無理はない。(2015.07.13記)

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第02回山行記録バックナンバー(念願の劔岳に登る)(2000.10.15)
第03回山行記録バックナンバー(秋の白峰三山)(2000.12.30)
第04回山行記録バックナンバー(交野山 - 石仏の道)(2001.03.15)
第05回山行記録バックナンバー(懐かしの摩耶山)(2001.04.15)
第06回山行記録バックナンバー(早春の奥比叡縦走)(2001.04.30)
第07回山行記録バックナンバー(めずらしく九州の山 - 由布岳)(2001.05.15)
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第09回山行記録バックナンバー(大普賢岳より七曜岳まで) (2001.06.15)
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第11回山行記録バックナンバー(梨ノ木林道から竜ケ岳)(2001.10.15)
第12回山行記録バックナンバー(秋の鳳凰三山)(2001.10.30)
第13回山行記録バックナンバー(秋の天城縦走)(2001.12.30)
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第15回山行記録バックナンバー(晩秋の百里ケ岳)(2002.02.15)
第16回山行記録バックナンバー(比叡山の初歩き)(2002.02.28)
第17回山行記録バックナンバー(雪のダイヤモンドトレール)(2002.03.15)
第18回山行記録バックナンバー(雪の上高地・乗鞍高原)(2002.03.30)
第19回山行記録バックナンバー(大原の山々縦走)(2002.04.15)
第20回山行記録バックナンバー(リトル比良)(2002.05.15)
第21回山行記録バックナンバー(山田牧場・志賀高原・鬼無里村)(2002.06.15)
第22回山行記録バックナンバー(浅間山系の前掛山・黒斑山)(2002.07.15)
第23回山行記録バックナンバー(根子岳・四阿山)(2002.8.15)
第24回山行記録バックナンバー(薬師岳・黒部五郎岳)(2002.09.15)
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第28回山行記録バックナンバー(比叡山・飯室谷・横川根本中堂)(2003.01.30)
第29回山行記録バックナンバー(大見尾根和佐谷峠より天ケ岳行)(2003.02.15)
第30回山行記録バックナンバー(葛城山より竹内峠までの縦走)(2003.3.15)
第31回山行記録バックナンバー(獅子窟寺より月輪の滝までの古道を探索)(2003.3.30)
第32回山行記録バックナンバー(愛宕山系の芦見谷の遡行と滝谷の下降)(2003.4.30)
第33回山行記録バックナンバー(湖北の花で知られた赤坂山と三国山山行)(2003.05.15)
第34回山行記録バックナンバー(郷里長野市の市民の山である飯縄山)(2003.5.30)
第35回山行記録バックナンバー(愛宕山三角点と芦見谷)(2003.6.15)
第36回山行記録バックナンバー(梅雨の晴間に大山登山)(2003.6.30)
第37回山行記録バックナンバー(京都北山最深部の小野村割岳登山)(2003.07.30)
第38回山行記録バックナンバー(コウンド谷から小野村割岳登山)(2003.08.15)
第39回山行記録バックナンバー(懐かしの富士ノ塔山と旭山)(2003.08.30)
第40回山行記録バックナンバー(久し振りの北アは焼岳)(2003.09.30)
第41回山行記録バックナンバー(涸沢と北穂高岳)(2003.10.30)
第42回山行記録バックナンバー(岩菅山と裏岩菅山)(2003.12.15)
第43回山行記録バックナンバー(北信五岳の一つである黒姫山)(2003.12.30)
第44回山行記録バックナンバー(部屋から見える霊仙寺山)(2004.01.15)
第45回山行記録バックナンバー(初冬の御在所岳)(2004.01.30)
第46回山行記録バックナンバー(戸隠高原スノーシューハイキング)(2004.02.15)
第47回山行記録バックナンバー(飯縄山にスノーシュー登山」)(2004.03.15)
第48回山行記録バックナンバー(根子岳にスノーシュー登山)(2004.03.30)
第49回山行記録バックナンバー(戸隠古道を越水ケ原まで歩く)(2004.05.30)
第50回山行記録バックナンバー(ブナ巨木で知られた鍋倉山を歩く)(2004.06.30)
第51回山行記録バックナンバー(信州百名山の一つである虫倉山を歩く)(2004.07.15)
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第55回山行記録バックナンバー(北信五岳の一つの妙高山)(2004.10.30)
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第63回山行記録バックナンバー(燕岳より常念岳へ)(2005.10.15)
第64回山行記録バックナンバー(涸沢カールの紅葉見物)(2005.11.15)
第65回山行記録バックナンバー(米子の滝から根子岳へ)(2005.11.30)
第66回山行記録バックナンバー(秋晴れの高社山)(2006.12.30)
第67回山行記録バックナンバー(晩秋の一夜山)(2006.01.15)
第68回山行記録バックナンバー(久しぶりの登山は若穂太郎山)(2006.11.15)
第69回山行記録バックナンバー(長野市東部にそびえる妙徳山)(2006.11.30)
第70回山行記録バックナンバー(冬の上高地でスノーシューイング)(2007.02.15)
第71回山行記録バックナンバー(今年の初登山は明覚山)(2007.05.15)
第72回山行記録バックナンバー(井上山へのハイキング登山)(2007.05.30)
第73回山行記録バックナンバー(新緑の金時山)(2007.06.15)
第74回山行記録バックナンバー(梅雨の晴れ間に尼厳山と奇妙山)(2007.07.30)
第75回山行記録バックナンバー(針の木岳から岩小屋沢岳までの縦走)(2007.08.30)
第76回山行記録バックナンバー(乗鞍岳の登山道を下る)(2007.10.30)
第77回山行記録バックナンバー(梅雨の晴れ間に山上ケ岳)(2008.06.12)
第78回山行記録バックナンバー(笹ケ峰より戸隠へ)(2008.07.30)
第79回山行記録バックナンバー(信者の山の御岳へ)(2008.08.15)
第80回山行記録バックナンバー(花の白山)(2008.08.30)
第81回山行記録バックナンバー(南八ケ岳縦走)(2008.10.15)
第82回山行記録バックナンバー(梅雨の晴れ間の八甲田)(2009.07.15)
第83回山行記録バックナンバー(ミチノクコザクラの岩木山)(2009.07.30)
第84回山行記録バックナンバー(甲武信岳より金峰山へ)(2009.09.15)
第85回山行記録バックナンバー(箱根外輪山の明神ケ岳)(2010.05.30)
第86回山行記録バックナンバー(ミヤマキリシマの九重山系)(2010.06.15)
第87回山行記録バックナンバー(南部富士と呼ばれる岩手山)(2010.7.30)
第88回山行記録バックナンバー(ウスユキソウの早池峰)(2010.08.15)
第89回山行記録バックナンバー(大雪山系の黒岳)(2010.08.30)
第90回山行記録バックナンバー(気になっていた塩見岳)(2010.09.30)
第91回山行記録バックナンバー(再挑戦した苗場山)(2011.07.30)
第92回山行記録バックナンバー(大日三山縦走)(2011.08.30)
第93回山行記録バックナンバー(紅葉の磐梯山)(2011.10.15)
第94回山行記録バックナンバー(戸隠高原のスノーシューハイク)(2012.01.30)
第95回山行記録バックナンバー(鬼女紅葉の砂鉢山)(2012.06.15)
第96回山行記録バックナンバー(梅雨の晴れ間の茶臼岳・栗駒山・秋田駒ケ岳)(2012.07.15)
第97回山行記録バックナンバー(中村新道を歩く)(2012.09.15)
第98回山行記録バックナンバー(月山と鳥海山)(2012.10.15)
第99回山行記録バックナンバー(紅葉の端牆山)(2012.11.15)
第100回山行記録バックナンバー(三登山でのわかんハイク)(2013.03.02)
第101回山行記録バックナンバー(戸隠の新雪スノーシューハイク)(2013.03.15)
第102回山行記録バックナンバー(旧東海道箱根湯本から元箱根を歩く)(2013.05.30)
第103回山行記録バックナンバー(箱根外輪山の明星ケ岳と塔ノ峰を歩く)2013.06.15)
第104回山行記録バックナンバー(山野草の中西山)(2013.06.30)
第105回山行記録バックナンバー(白神岳をピストン登山)(2013.07.15)
第106回山行記録バックナンバー(森吉山をミニ縦走)(2013.07.30)
第107回山行記録バックナンバー(蝶ケ岳と常念岳)(2013.08.30)
第108回山行記録バックナンバー(燧ケ岳と尾瀬ケ原)(2013.10.15)
第109回山行記録バックナンバー(奥西山)(2013.11.15)
第110回山行記録バックナンバー(飯縄高原の池めぐり)(2014.05.15)
第111回山行記録バックナンバー(東海自然歩道阿寺の七滝と鳳来寺山)(2014.05.30)
第112回山行記録バックナンバー(蔵王のミニ縦走)(2014.07.15)
第113回山行記録バックナンバー(赤城山系の黒檜山から駒ケ岳への縦走)(2014.08.15)
第114回山行記録バックナンバー(秋の谷川岳へ再挑戦)(2014.11.15)
第115回山行記録バックナンバー(戸隠キャンプ場から瑪瑙山登山)(2014.11:30)
第116回山行記録バックナンバー(南東北でスノーシューハイクを楽しむ)(2015.02.15)
第117回山行記録バックナンバー(瑪瑙山中腹までのスノーシューハイク)(2015.03.15)
第118回山行記録バックナンバー(三登山を輪かんじきで登る)(2015.03.30)
第119回山行記録バックナンバー(筑波山を下る)(2015.04.15).
第120回山行記録バックナンバー(両神山白井差コースを登る)(2015.05.30)
第121回山行記録バックナンバー(霧ケ峰高原散策)(2015.06.15)
第122回山行記録バックナンバー(後立山好展望スポットの鷹狩山)(2015.06.30)