「戸隠の新雪スノーシューハイク」

今年の戸隠高原のスノーシューハイクは実行が遅れました。東北への旅行(十二湖でのわかんハイク)や三登山のわかんハイクなどがありましたが、天気が思わしくない日々が続いたのです。Uターンして以来例年より多い10回以上の雪かきが証明しています。

2月26日は前日の気象予報でほぼ晴天が予想されので、戸隠高原への恒例のスノーシューハイクを行いました。毎日が日曜日の身ですが、少しは賑わいがあったほうがよいとウイークエンドを選んで山行を決行するのですが、今回は天気が優先なので火曜日でもよいことにしたのです。前回の三登山で雪が深い場合の平原歩きでは、わかんよりスノーシューの方が歩きやすいことを経験したのでスノーシューハイクになったものです。

お出かけパスポートを利用すると僅か100円で中社まで行くことが出来ます。更に制度変更があって従来はループ橋経由(急行)は利用できななかったのですが、利用可能になりました。どのルート(県道線、バードライン線、ループ橋線)のバスでも利用可能になってので、より早いバスに乗れより遅いバスで帰れることになりました。ますますマイカーは不要になります。

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今回歩いたルートの地図については、国土地理院の地図閲覧サービス ウオッちずが参考になりますので、ここからアクセスして下さい。 

2013年2月26日 (火)晴

この日の行動時間は次ぎの通りである。

中社バス停(9:18)〜(9:35)ペンション入口(9:50)〜(10:33)硯石(10:43)〜(11:55)ドングリハウス(13:06)〜(13:50)随神門(14:00)〜(14:20)奥社入口(14:20)〜(15:05)そばの実入口(15:20)〜(15:50)戸隠営業所

雪が思いのほか深いので、少し楽をしようと中社から少し上手の車道脇の夏道で小鳥ケ池への取り付きから入山しようとしたが、除雪のための雪の壁で入ることが出来ない。そこで何時もの久山旅館の脇から足神さんへのルートを取ろうと車道を下りかけて、スキー場への車道への分岐の近くのペンションへの入口が開けられているのに気がついた。そこでここから入山することにした。中社の駐車場でトイレを済ませスパッツを付けスノーシューを履く。

おりしも某大学のテレマークスキーヤーの一体(20名前後)が到着し、先生方のご指導よろしく着用を始めていた。雑談を交わしたところ、小鳥ケ池・そばの実横の林道・鏡池・随神門・牧場までのコースで、牧場で車のピックアップサービスを受けるとのことだった。先生方が7名残りはほとんどが初心者の学生さんだとのことで、クロカンスキーでなくテレマークスキーの方が扱いやすいとリーダーの先生は説明し、我々にもテレマークスキーの利用を勧めてくれた。

我々は小鳥ケ池の堤を渡り足神さんからのルートに合流し、踏み跡と夏道をつかずはなれずで硯石を目指す。踏み跡を利用すると沈みが小さく楽であるが、夏道を忠実にトレースはしていない。高みを目指せばよいので迷う恐れはない。やがて小さな雪山と石碑の一部が見えて硯石(添付地図の小鳥ケ池西の1280m程度のピーク)に到着する。

時刻は午前10時過ぎなので、後立山に雲もかからず素晴らしい眺めが展開していた。戸隠西岳の左端に天狗の大下りが見え最左端には前穂高岳までが一望であった。帰宅後撮影した画像を拡大したら槍ケ岳の小槍までが写り込んでいた。以前秋にかなりきれいな北アルプスの山並みを見たことがあるが、その際には槍ケ岳を烏帽子岳と思い違いした。今回改めて詳細に見ると野口五郎岳の長い尾根が特徴的で槍ケ岳はその左側に聳えているので烏帽子岳であるはずがない。山座同定でこのような簡単な間違いをしていたことを恥じ入った。

硯石からは出来るだけ夏道を歩こうと努力したが、ルートファインデイングが難しいのと踏み跡をトレースするほうが楽なので、少し凹んだ状態に見える夏道を確認しながら、踏み跡を追うことにした。だんだん夏道が確認しづらくなり専ら踏み跡を追うことになる。頭の中に残る夏道を追っておるつもりが何時の間にか踏み跡だけを追うことになっていた。

以前に同じような経験をしたが、結果的に鏡池手前の裏林道に下り立った経験があるので、いずれ裏林道には出られるだろうと腹を決めて、以後専心踏み跡をトレースすることにした。裏林道は宝光社より鏡池に通じるもので、途中には戸隠西岳からの下山口が取り付いている。最終的に下り立った裏林道の位置(林道の標高1200m程度)は、鏡池より700m程度手前で西岳下山口の下手であった。鏡池まで直ぐの裏林道に下りると期待していたパートナー少し気落ちして小休止を要求してきた。

少し頑張って鏡池のドングリハウスのテラスに到着できた。鏡池には先行したテレマーカーの後続の一部が屯していた。例によって鏡池の池の真ん中になる枯れ立ち木まで池面を歩いて西岳や表山の写真を撮る。冬でないと撮影できないアングルなのである。

テラスまで戻り昼食とする。昼食後何時もはインスタントコーヒーを入れ、ホムメードのパウンドケーキを食するところ、今回は趣向を変えて、7&11で購入した吹雪まんを熱湯に溶かしたお汁粉を味わった。吹雪まんは極めて薄皮で、そのまま湯で溶かしたら結構な味のお汁粉になることを見つけたマイレシピである。1ケを一人分にするとやや量が多いのが問題であり、2ケを3人で飲むのが適量だと思う。吹雪まんは粒あんだが漉あんの饅頭では試食したことはない。

少し食べすぎ休みすぎでリスタートはままならない。しかし天命稲荷を過ぎた辺りから徐々に調子も出てきて、ブナやハルニレの林から杉の林が多くなったと思う頃随神門に到着する。ここで再度テレマーカーの一体に追いつく。彼等は随神門の付近で昼食を取ったとのことだった。なだれの危険性から奥社には立入禁止の表示が出ていた。リーダーの先生は我々にもその表示にしたがった方がよりと助言をしてくれた。流石大学の先生らしい配慮で我々もその助言にしたがうこととした。素直になった背景としてパートナーが少し疲労を訴えたせいもある。深雪のスノーシューハイクは踏み跡を追っても結構消耗するようだ。

奥社入口までは奥社参拝の人達が踏んだ跡が広く残っているので、坪足でも歩行は可能である。しかし感触を楽しむために時々深雪上を歩いたりする。奥社入口の茶店は本日閉店とのことで、休みも取らず森林植物園を目指した歩き続ける。夏道通りに幅の狭いトレースの薄い踏み跡が残されているので、それを追って歩き続ける。みどりケ池も全面結氷で池面にスノーシューのトレースが刻されている。池面越に表山の写真を一枚撮る。

スノーシューハイクは森林植物園で終了だが、車道への出口は除雪のために出来た高さ2m以上の雪の壁で見つからない。強引に雪の壁を下ろうとロープを取り出し手近な木にかけようとしたが、慎重なパートナーは少し雪の壁を歩き条件のよい場所を見つけるべきと言う。車道に沿って雪の壁を歩きそばの実の店の入口(標高1221m地点)でやっと車道に下り立つことが出来た。ここでスノーシューを脱ぎスパッツも外す。そばの実のそばに魅力を感じたが、夕食の妨げになるので見送った。

後は車道を中社まで一歩きであった。長野市行のバスは従来の県道経由のバス以外にループ橋経由(急行)も利用可能となったが、どちらにせよ時間があるので、中社下の営業所まで歩いて暖かい待合室で待つことにした。ループ橋経由に乗れたが、飯縄スキー場からの乗客も多く時間的にはそれ程早く帰宅出来なかった。

深雪のスノーシューハイクをそれなりに楽しんだ一日であった。

本日のネット歩行時間は4時間31分、グロス歩行時間は6時間32分であった。深雪でのスノーシューハイクのため無雪期の歩行時間はほとんど参考にもならないものであった。鏡池まで2時間5分を要したが、無雪期の歩行時間は50分である。(2013.03.11記)

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第04回山行記録バックナンバー(交野山 - 石仏の道)(2001.03.15)
第05回山行記録バックナンバー(懐かしの摩耶山)(2001.04.15)
第06回山行記録バックナンバー(早春の奥比叡縦走)(2001.04.30)
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第15回山行記録バックナンバー(晩秋の百里ケ岳)(2002.02.15)
第16回山行記録バックナンバー(比叡山の初歩き)(2002.02.28)
第17回山行記録バックナンバー(雪のダイヤモンドトレール)(2002.03.15)
第18回山行記録バックナンバー(雪の上高地・乗鞍高原)(2002.03.30)
第19回山行記録バックナンバー(大原の山々縦走)(2002.04.15)
第20回山行記録バックナンバー(リトル比良)(2002.05.15)
第21回山行記録バックナンバー(山田牧場・志賀高原・鬼無里村)(2002.06.15)
第22回山行記録バックナンバー(浅間山系の前掛山・黒斑山)(2002.07.15)
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第24回山行記録バックナンバー(薬師岳・黒部五郎岳)(2002.09.15)
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第29回山行記録バックナンバー(大見尾根和佐谷峠より天ケ岳行)(2003.02.15)
第30回山行記録バックナンバー(葛城山より竹内峠までの縦走)(2003.3.15)
第31回山行記録バックナンバー(獅子窟寺より月輪の滝までの古道を探索)(2003.3.30)
第32回山行記録バックナンバー(愛宕山系の芦見谷の遡行と滝谷の下降)(2003.4.30)
第33回山行記録バックナンバー(湖北の花で知られた赤坂山と三国山山行)(2003.05.15)
第34回山行記録バックナンバー(郷里長野市の市民の山である飯縄山)(2003.5.30)
第35回山行記録バックナンバー(愛宕山三角点と芦見谷)(2003.6.15)
第36回山行記録バックナンバー(梅雨の晴間に大山登山)(2003.6.30)
第37回山行記録バックナンバー(京都北山最深部の小野村割岳登山)(2003.07.30)
第38回山行記録バックナンバー(コウンド谷から小野村割岳登山)(2003.08.15)
第39回山行記録バックナンバー(懐かしの富士ノ塔山と旭山)(2003.08.30)
第40回山行記録バックナンバー(久し振りの北アは焼岳)(2003.09.30)
第41回山行記録バックナンバー(涸沢と北穂高岳)(2003.10.30)
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第46回山行記録バックナンバー(戸隠高原スノーシューハイキング)(2004.02.15)
第47回山行記録バックナンバー(飯縄山にスノーシュー登山」)(2004.03.15)
第48回山行記録バックナンバー(根子岳にスノーシュー登山)(2004.03.30)
第49回山行記録バックナンバー(戸隠古道を越水ケ原まで歩く)(2004.05.30)
第50回山行記録バックナンバー(ブナ巨木で知られた鍋倉山を歩く)(2004.06.30)
第51回山行記録バックナンバー(信州百名山の一つである虫倉山を歩く)(2004.07.15)
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第64回山行記録バックナンバー(涸沢カールの紅葉見物)(2005.11.15)
第65回山行記録バックナンバー(米子の滝から根子岳へ)(2005.11.30)
第66回山行記録バックナンバー(秋晴れの高社山)(2006.12.30)
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第82回山行記録バックナンバー(梅雨の晴れ間の八甲田)(2009.07.15)
第83回山行記録バックナンバー(ミチノクコザクラの岩木山)(2009.07.30)
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第88回山行記録バックナンバー(ウスユキソウの早池峰)(2010.08.15)
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第90回山行記録バックナンバー(気になっていた塩見岳)(2010.09.30)
第91回山行記録バックナンバー(再挑戦した苗場山)(2011.07.30)
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第93回山行記録バックナンバー(紅葉の磐梯山)(2011.10.15)
第94回山行記録バックナンバー(戸隠高原のスノーシューハイク)(2012.01.30)
第95回山行記録バックナンバー(鬼女紅葉の砂鉢山)(2012.06.15)
第96回山行記録バックナンバー(梅雨の晴れ間の茶臼岳・栗駒山・秋田駒ケ岳)(2012.07.15)
第97回山行記録バックナンバー(中村新道を歩く)(2012.09.15)
第98回山行記録バックナンバー(月山と鳥海山)(2012.10.15)
第99回山行記録バックナンバー(紅葉の端牆山)(2012.11.15)
第100回山行記録(三登山でのわかんハイク)(2013.03.02)