「平成30年7月豪雨洪水に思う」

遅ればせながら平成30年7月初旬の西日本豪雨の洪水について、思う所を述べたいと思います。

まず岡山県の高梁川・小田川流域の真備町や愛媛県の肱川の野村ダム下流地域の氾濫に共通している事実ですが、想定を大きく上回る降雨量があったことが、今回の災害の最大原因と言えます。1時間雨量や全降雨量について言及されていますが、計画雨量の時間内の降雨量については言及してないようです。つまり平均して何年に1回の降雨であったのか、更には平均して何年に一回のピーク流量であったのかについての言及はないのです。

想定以上の降雨があったとの認識だけでは、今後の治水計画に役立つ情報はあまり得られないと思います。現行の基本高水流量の決定においては、計画雨量を決定し計画雨量まで引き伸ばしたモデル洪水群のピーク流量から決定しています。計画雨量の雨量確率が1/100であれば、洪水の流量確率も1/100としています。通常モデル洪水群のピーク流量の最大値を基本高水流量に決定しているので、基本高水流量の流量確率は1/100ではありません。流量確率は1/100を下回っているはずです。つまり流量確率が1/100のピーク流量としては過大になっています。

河川整備基本方針や河川整備計画の基礎となる基本高水流量が過大になっている不合理を正さない限り、河川整備計画に信頼を置くわけにはいかないのですハザードマップのベースとなる洪水の規模についても正しい基本高水流量が求められていない限り、平均して何年に1回の洪水か明らかにされていないことになります。何時かはこの様な氾濫状態が発生するとの情報では信頼性が湧いてくるもので はありません。洪水でなく降雨量が計算基礎になっているケースもあるようですが、降雨波形・降雨のパターンによってもハザードマップは変わってきます。

ハザードマップに関しては、何時かはこのような氾濫が発生する、それは平均して何年に1回かはわからないと受け取るだけです。国土の強靭化をうたい文句に、この国の河川行政を推進することは結構ですが、信頼性のないハザードマップをちらつかせながらの説得は、国民をごまかす行為以外の何物でもありません。

今回の野村ダムの氾濫の情報から、異常洪水時防災操作において、流入量より放水量が大きくなることがあるとする誤解は、否定されました。治水の手段としてダムの効果に期待するか堤防の効果に期待するかは、河川工学界でも意見の対立があることは承知しています。堤防の効果に期待する当事者は、従来異常洪水時防災操作において、流入量より放水量が大きくなることがあり、それがダム下流の氾濫を増大させるとの持論を持っていましたが、今回は野村ダムや下流の鹿野川ダムの実績を見て、そのような持論には言及していません。その代わり放流時期を早めて下流住民の避難時間を大きくすることや、多目的ダムの場合には事前放流量を大きくすることなどにも言及していますが、これはすでにダム管理者の管理の範囲に入ります。京都大防災研究所の角哲也先生が、予想を上回る洪水時のダム操作の難しさを、「ちょうど良く運用するのは神業」と表現していることをよく理解すべきです。

今回の野村ダム下流の氾濫ついては、ダム管理者から河川管理者への情報伝達のシステムの不備と河川管理者の判断の遅れが防げたか知れない犠牲者の発生の最大の原因である事実は確かでしょう

改めて治水の手段としてダムの効果に期待するか、堤防の効果に期待するかについて少し考察したいと思います。私はダム派でないし堤防派でもありません。治水安全度見合う基本高水流量が決定できたら、ダム建設の場合の費用対効果と堤防強化に伴う費用対効果を比較する作業を正確に実行するだけとするものです。

堤防強化に関しては、種々の技術的手段を採用した場合に、堤防の天端までは破堤しないことを保証する必要があります。更には越水しても破堤しないこと、破堤するにしてもどれだけの時間が確保できるかを明確化する必要があります。越水しても破堤しないだけで堤防の効果を評価することは不十分でしょう。

ダム建設に関しては、当然ながら計画高水位までは破堤しないことを保証する必要があります。水位の低下がダム直下で最大となり下流になるほど小さくなることは当然で、下流で数センチの低下であるからダムの効果は無視できるとする堤防派の言い分は反対のための詭弁です。中流域での氾濫の下流への影響を論じるべきです。カスリーン台風の下流での氾濫も中流域での破堤が原因です。

現実的にそのような比較検討が可能でしょうか。既設の堤防は土まんじゅうから計画高水位を意識した堅実なものまで種々に分布していて一律な構造でないことはよく知られています。私としては堤防派の費用対効果の計算は国交省が実施しないので、堤防派が自前で計算することになると思います。結果的には堤防の効果についての費用対効果の計算は現実的には不可能で、ダム建設は肯定せざるを得ないでしょう。人命的に関しては費用対効果の計算はなじまないとも言えます。

ダムへの流入量と放水量が等しくなっている状態をダムのパンクと簡単に呼び、ダムの効果は限定的であると堤防派は主張していますが、パンクとなった放水量にたいして強化された堤防でも氾濫を防止できないのは同じでしょう。想定を大きく上回る降雨量、ひいては流入量に対しては、現状の河川整備計画は対応できないのです。(2018.07.21)

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第22回 「あほう」と「馬鹿」(2001.07.30)
第23回 中高生6割「21世紀に希望はない」(2001.08.15)
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第26回 再びブラックバスについて(2001.09.30)
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第28回 洗剤ゼロコース(2001.10.30)
第29回 野村氏は名監督(2001.11.15)
第30回 優勝するには先ず打撃力(2001.11.30)
第31回 不良債権処理を急ごう(2001.12.15)
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第51回 道路関係四公団民営化推進委員会中間整理を読んで(2002.10.15)
第52回 何故新品同様主義が採用され続けたのか(2002.10.30)
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第54回 道路四公団の民営化に関する根本的な問題(2002.11.30)
第55回 バス再放流禁止に反対するタレント(2002.12.15)
第56回 道路関係四公団民営化推進委員会の最終結論(2002.12.30)
第57回 年の初めに思うこと(2003.01.15)
第58回 逆は必ずしも真ならず(2003.01.30)
第59回 バスの駆除問題についてはもっと科学的に論じよう(2003.02.15)
第60回 デフレはまったく悪だろうか(2003.02.28)
第61回 ナベツネ氏は何が言いたいのか(2003.03.15)
第62回 創造的破壊は少数意見でよいのだろうか(2003.03.30)
第63回 普通の国か番犬(ポチ)か(2003.04.15)
第64回 植村哲学は仏教を取り入れるべきである(2003.04.30)
第65回 軍事大国を支えるテクノロジーの専制は認めざるを得ないが(2003.05.15)
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第67回 対立軸は存在するのだろうか(2003.06.15)
第68回 株主の責任とは(2003.06.30)
第69回 バカの壁を読んで思うこと(2003.07.15)
第70回 国家の経営感覚が求められるならば(2003.07.30)
第71回 最近気になる話し言葉(2003.08.15)
第72回 小泉自民党と民主党の間に対立軸は存在するのだろうか(2003.08.30)
第73回 日本道路公団のバランスシートの債務超過問題(2003.09.15)
第74回 民営化推進委員は道路公団内の改革派と話し合うべきである(2003.09.30)
第75回 Uターンした長野市の印象(2003.10.15)
第76回 慎みのないりそなグループの経営改革案(2003.10.30)
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第78回 今回の衆議院議員選挙についての私なりの総括(2003.11.30)
第79回 「親切政府重税」か「冷酷政府軽税」か(2003.12.15)
第80回 無視された道路関係4公団民営化推進委員会の意見書(2003.12.30)
第81回 塩川元財務相の言を信ずれば(2004.01.15)
第82回 エコノミストは信用できるか(2004.01.30)
第83回 資本回収係数と償還期間(2004.02.15)
第84回 青色LEDの対価支払い200億円判決(2004.02.29)
第85回 病的科学は排するが仏智の不思議は疑わず(2004.03.15)
第86回 邦楽CDの国内還流禁止を目的とした著作権の改正(2004.03.30)
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第89回 青色LED控訴審の行方(2004.05.15)
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第91回 再び病的科学は排するが仏智の不思議は疑わず(2004.06.15)
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第96回 プロ野球の再編成・改革(2004.08.30)
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第100回 宗教と科学のあいだ(2004.10.30)
第101回 浅川の治水対策について(2004.11.15)
第102回 ”世紀の悪者にも言わせてくれ”を読んで(2004.11.30)
第103回 再び浅川の治水対策について(2004.12.15)
第104回 何で今頃二宮金次郎(2004.12.30)
第105回 千の風になってを巡って(2005.01.10)
第106回 青色LEDの東京高裁和解について(2005.01.30)
第107回 田中県政について(2005.02.15)
第108回 般若心経についての小論(2005.02.28)
第109回 ビジネス倫理学は必要なのか(2005.03.15)
第110回 浅川治水対策に関するジレンマ(2005.03.30)
第111回 統計学的な基本高水の計算(2005.04.15)
第112回 統計学的な基本高水の計算(続)(2005.04.30)
第113回 統計学的な基本高水の計算(続・続)(2005.05.15)
第114回 中野不二男氏の閾値の意味するところは(2005.05.30)
第115回 基本高水の選択(2005.06.15)
第116回 降雨波形からの複数のピーク流量の最大値を基本高水とする根拠(2005.06.30)
第117回 合理的な基本高水の決定法が見えて来た(2005.07.15)
第118回 流量確率グラフおよびデータの見方について(2005.07.30)
第119回 武庫川流域委員会奥西委員の意見書を読んで(2005.08.15)
第120回 改めて治水安全度と基本高水を超える洪水の発生確率(2005.08.30)
第121回 年金制度の見直しについて(2005.09.15)
第122回 梅原 猛氏の『二種廻向と親鸞』論文について(2005.09.30)
第123回 国交省河川局の基本高水決定方針における矛盾(2005.10.15)
第124回 基本高水決定に関しての雑感(2005.10.30)
第125回 吉野川可動堰(第十堰)の問題について(2005.11.15)
第126回 河川工学者の諸説への批判(2005.11.30)
第127回 国交省も平均値から基本高水を決定(2005.12.15)
第128回 基本高水に関する誤解(2005.12.30)
第129回 1/60確率と1/100確率(2006.01.15)
第130回 基本高水の決定は合理的になされているか(2006.01.30)
第131回 国交省が認めた平均値を利用する手法その2(2006.02.15)
第132回 小泉路線か積極財政か(2006.03.01)
第133回 長野教区河西組連続研修会に参加して(2006.03.15)
第134回 基本高水検討の展開と国交省の基本高水新説(2006.03.30)
第135回 改めて治水安全度と基本高水の早期見直し(2006.04.15)
第136回 球磨川の基本高水問題(2006.04.27)
第137回 流出解析シミュレータを使って(2006.05.15)
第138回 基本高水の決定と流量確率による検証(2006.05.30)
第139回 降雨量と降雨波形は独立事象である(2006.06.15)
第140回 降雨量と降雨波形が独立事象であるとの議論は不毛だった(2006.06.30)
第141回 長野県高水協議会の中間報告(2006.07.15)
第142回 武庫川流域委員会の最終結論に思う(2006.07.30)
第143回 必ずしも1:1に対応しないの意味するところ(2006.08.15)
第144回 実測流量確率の確率流量平均値とピーク流量群平均値(2006.08.30)
第145回 球磨川の過去5洪水の特性についての検討(2006.09.15)
第146回 国交省の球磨川の基本高水検証例について(2006.09.30)
第147回 浅川のピーク流量と治水安全度(2006.10.15)
第148回 武庫川甲武橋における治水安全度1/100におけるピーク流量の推定(2006.10.30)
第149回 改めて浅川の1/100確率、450m3/sについて(2006.11.15)
第150回 村井知事との住民懇談会に出席して(2006.11.30)
第151回 基本高水決定に関する国交省の更なる誤謬について(2006.12.15)
第152回 村井知事の本音が聞こえてくる(2006.12.30)
第153回 ダムと内水災害(2007.01.15)
第154回 引き伸ばし率と理論的サンプリング(2007.01.30)
第155回 残念ながら予想通りと1/100確率は(2007.02.15)
第156回 村井知事の確率認識 (2007.02.28)
第157回 高水協議会の提言書(2007.03.15)
第158回 広報ながのけんNo.63について(2007.03.30)
第159回 月刊誌世界読者談話室での取り上げについて(2007.04.15)
第160回 穴あきダムについての考察(2007.04.30)
第161回 雨量確率と再現流量の治水安全度(2007.05.15)
第162回 第16会浅川流域懇談会での発言(2007.05.30)
第163回 浅川河川整備計画に関する公聴会での発言(2007.06.15)
第164回 北信漁業協同組合長は水文学の学識経験者か(2007.06.30)
第165回 国交省も統計的な取り扱いを無視し得ない(2007.07.15)
第166回 河川砂防技術基準にしたがっても(2007.07.30)
第167回 たとえ話による基本高水が過大となる原因の説明(2007.08.15)
第168回 確率分布を適用しなくとも(2007.08.30)
第169回 飽和雨量の適正値(2007.09.15)
第170回 洪水確率式と総合確率法は同じ手法である(2007.09.30)
第171回 雨量確率と治水安全度が必ずしも1:1に対応しない本当の意味(2007.10.15)
第172回 流量確率による検証の際の流出解析のパラメータの選択に関する問題(2007.10.30)
第173回 武庫川流域委員会にも同じ悩みがある(2007.11.15)
第174回 モデル降雨による基本高水の決定(2007.11.30)
第175回 治水安全度は条件付密度関数によるか周辺密度関数によるか(2007.12.15)
第176回 長野県土木部も基本高水450m3/sの治水安全度は1/1000であること認めざるを得ない(2007.12.25)
第177回 更なる確証が見つかった(2008.01.15)
第178回 過大な基本高水についてA4版 1枚での説明(2008.01.29)
第179回 まさのあつこ氏の誤解はどこから入手した情報によるのか(2008.02.15)
第180回 淀川流域委員会の活動に思う(2008.02.29)
第181回 基本高水についてunlearn (学び直し)が必要である(2008.03.15)
第182回 基本高水流量決定法に関する一つの見解(2008.03.30)
第183回 流量確率を更に活用しよう(2008.04.15)
第184回 利根川 八斗島における基本高水について(2008.04.30)
第185回 武庫川の河川整備基本方針について(2008.05.15)
第186回 淀川水系流域委員会の意見書と近畿地方整備局の反論(2008.05.30)
第187回 利根川の治水安全度1/200における基本高水(2008.06.12)
第188回 信濃川水系整備基本方針について(2008.06.30)
第189回 流量確率による確率流量の選択(2008.07.15)
第190回 八ツ場ダム訴訟についての技術的な一見解(2008.07.30)
第191回 利根川31洪水のピーク流量からの基本高水(2008.08.15)
第192回 雨量と流量の相関関係から見た淀川と宇治川の基本高水(2008.08.30)
第193回 吉野川の雨量確率は1/150でなく1/100である(2008.09.15)
第194回 岩手・宮城内陸地震の教訓の講演を聞いて(2008.09.30)
第195回 流量確率に関する一つの経験則(2008.10.15)
第196回 合理的な基本高水の決定法(2008.10.30)
第197回 利根川訴訟における原告・被告の証言に思う(2008.11.15)
第198回 浅川の飽和雨量は75mm程度である(2008.11.30)
第199回 浅川ダムの設計基準について(2008.12.15)
第200回 利根川の基本高水に関する関東地方整備局の反論(2008.12.30)
第201回 浅川ダムのサーチャージ水位について(2009.1.15)
第202回 Yahoo!知恵袋のベストアンサーについて(2009.1.30)
第203回 確率年式を使わない浅川の基本高水の計算(2009.2.15)
第204回 八ツ場ダム訴訟最終準備書面(2009.2.28)
第205回 雨量と流量との相関関係(2009.3.15)
第206回 改訂雨量強度式も信頼できない(2009.3.30)
第207回 利根川の基本高水は?(2009.04.15)
第208回 浅川費用対効果検討書について(2009.04.30)
第209回 八ツ場ダム住民訴訟の判決について(2009.05.15)
第210回 浅川ダムの詳細設計についての問題点(2009.05.30)
第211回 浅川ダムの詳細設計についての問題点2(2009.06.15)
第212回 LPプロジェクトにおける治水安全度の評価について(2009.06.30)
第213回 引き伸ばし操作について(2009.07.15)
第214回 浅川の基本高水流量の過大さ(2009.07.30)
第215回 浅川の雨量を二次元確率変数として取り扱う(2009.08.15)
第216回 設計洪水位の計算に農業土木からの情報を参考にする(2009.08.30)
第217回 八ツ場ダムは本当に必要か(2009.9.15)
第218回 地域別比流量図についての問題点(2009.09.30)
第219回 三度浅川の治水対策について(2009.10.15)
第220回 誤解を招きやすい表現(2009.10.30)
第221回 八ツ場ダム問題に対する中立的な見解(2009.11.15)
第222回 訴訟資料に見られる淺川の基本高水流量(2009.11.30)
第223回 訴訟資料に見られる正規分布の取り扱い(2009.12.15)
第224回 超過確率について(2009.12.30)
第225回 総合確率法による利根川の基本高水流量の計算(2010.01.15)
第226回 有識者会議と浅川ダムの建設問題(2010.01.30)
第227回 公金支出差止請求についての東京高裁への訴状について(2010.02.15)
第228回 確率年の計算式に思うこと(1)(2010.02.28)
第229回 確率年の計算式に思うこと(2)(2010.03.15)
第230回 浅川ダムについての住民訴訟(2010.03.30)
第231回 確率年の計算式に思うこと(3)(2010.04.15)
第232回 有識者会議第4回議事録を読んで(2010.04.30)
第233回 利根川の整備計画における目標流量(2010.05.15)
第234回 東京高裁への控訴人の準備書面治水(1)について(2010.05.30)
第235回 長野モデルと淀川モデル(2010.06.15)
第236回 何故平均値でなく(平均値−標準偏差)なのか(2010.06.30)
第237回 辰巳ダム訴訟の原告の主張(基本高水流量算定法)について(2020.07.15)
第238回 ゲリラ豪雨への対策とは(2010.07.30)
第239回 有識者会議における基準(中間とりまとめ(案)について(2010.08.15)
第240回 水文量に関するSLSCへのあるコメント(2010.08.30)
第241回 浅川の治水安全度1/100における適切な基本高水流量の計算(2010.09.15)
第242回 確率年の計算式に対する間違った理解(2010.09.30)
第243回 飽和雨量100mmの計算結果は信じられるか(2010.10.15)
第244回 予算委員会での河野議員の質問について(2010.10.30)
第245回 急展開を見せる利根川の基本高水流量(2010.11.15)
第246回 国会議員の利根川に関する質問主意書(2010.11.30)
第247回 論点再確認意見書の重大な瑕疵(2010.12.15)
第248回 河道を取り込んだ流出モデルについて(2010.12.30)
第249回 ゲリラ豪雨対策のために浅川ダムが必要か(2011.01.15)
第250回 利根川の基本高水流量についての中間報告(2011.01.30)
第251回 北郷での飽和雨量(2011.02.15)
第252回 茨城・千葉上告の控訴理由書(2011.02.28)
第253回 飽和雨量について(2011.03.15)
第254回 カバー率についての確率論2011.03.30)
第255回 利根川の基本高水流量と二次元確率変数(2011.04.15)
第256回 基本高水流量にかかわる誤解(2011.05.15)
第257回 PUB目的のための流出解析(2011.05.30)
第258回 日本学術会議分科会での結論が見えてきたが(2011.06.15)
第259回 日本学術会議分科会の結論(2011.06.30)
第260回 日本学術会議分科会における1/200確率流量(2011.07.15)
第261回 日本学術会議は確率年の計算式を認めない(2011.07.30)
第262回 基本高水流量をめぐる混乱(2011.08.15)
第263回 基本高水流量の検証(2011.08.30)
第264回 総合確率法について更に考える(2011.09.15)
第265回 公開説明会での総合確率法の説明について(2011.09.30)
第266回 社会資本整備審議会河川分科会における利根川の基本高水流量(2011.10.15)
第267回 カスリーン台風洪水の21100m2/sには納得がいかない(2011.10.30)
第268回 分科会の総合確率法は回帰式を求めている(2011.11.15)
第269回 一定流量における雨量群を対象にするのは不適切である(2011.11.30)
第270回 世界10月号関論文について(2011.12.15)
第271回 一定流量の積和法に問題があった(2012.12.30)
第272回 貯留関数法への誤解(2012.01.15)
第273回 落ち着いて総合確率法について考える(2012.01.30)
第274回 活断層の議論(2012.02.15)
第275回 二つのピーク流量(2012.02.29)
第276回 掘込河道の余裕高について(2012.03.15)
第277回 総合確率法における一定流量と一定雨量の比較(2012.03.30)
第278回 八ツ場ダムの洪水調節効果量について(2012.04.15)
第279回 総合確率法と雨量と流量の相関関係について(2012.04.30)
第280回 条件付確率と超過確率は同じになる(2012.05.15)
第281回 三川の河川整備計画について(2012.05.30)
第282回 安威川の基本高水流量について(2012.06.15)
第283回 総説総合確率法(2012.06.30)
第284回 利根川の雨量確率と流量確率(2012.07.15)
第285回 一定流量における雨量群の超過確率を検討する不適切さ(2012.07.30)
第286回 反証可能性とトランスサイエンス的問題(2012.8.15)
第287回 雨量確率手法を採用せざるを得ない(2012.08.30)
第288回 回帰式による説明(2012.09.15)
第289回 同時確率における片側確率と両側確率(2012.09.30)
第290回 分科会による総合確率の説明の矛盾(2012.10.15)
第291回 総合確率法での二つの方法の相違(2012.10.30)
第292回 森林の保水力は流量の減少に結びついている(2012.11.15)
第293回 P(Qp) = ΣPM(Ri)/n では雨量確率と流量確率が1:1に対応する仮定を置いている(2012.11.30)
第294回 一定雨量における計算は八ツ場ダムの洪水調節量にも適用すべきである(2012.12.15)
第295回 計画雨量以下の雨量によるピーク流量の発生確率(2012.12.30)
第296回 思えば遠くに来たもんだ(2013.01.15)
第297回 総合確率法を雨量-流量の散布図から考える(2013.01.30)
第298回 利根川・江戸川有識者会議は中断しているが(2013.02.15)
第299回 国交省と学術会議分科会の総合確率法の誤りを正す(2012.02.28)
第300回 久しぶりにベイズの定理(2013.03.15)
第301回 追加洪水を加えても(2013.03.30)
第302回 新しい河川砂防技術基準 調査編で気がついたこと(2013.04.15)
第303回 長野県の浅川の流出計算に誤りがある(2013.04.30)
第304回 基本高水流量を巡る対立(2013.05.15)
第305回 貯留関数法のKの次元は(2013.05.30)
第306回 統計でうそをつく法(2013.06.15)
第307回 総合確率法の数学的解釈(2013.06.30)
第308回 基本は雨量-流量回帰式である(2013.07.15)
第309回 SLSC過信への反省とJackknife法へのコメント(2013.07.30)
第310回 雨量確率分布にかかわる現実の問題(2013.08.15)
第311回 逆関数と逆推定(2013.08.30)
第312回 平均値の計算で生起確率が等確率である必要があるか(2013.09.15)
第313回 十分条件と必要条件(2013.09.30)
第314回 貯留関数法の魔術(その後)を読んで(2013.10.15)
第315回 総合確率法は学術的なチェックを受けていた(2013.10.30)
第316回 総合確率法と確率楕円の関係(2013.11.15)
第317回 平均値について考える(2013.11.30)
第318回 総合確率法の数学的解釈(その後)(2013.12.15)
第319回 千葉八ツ場ダム訴訟の東京高裁判決について(2013.12.30)
第320回 思えば遠くに来たもんだ(続)(2014.01.15)
第321回 グンベルの極値統計学の拾い読み(2014.01.30)
第322回 流量確率の決定とベイズの定理(2014.02.15)
第323回 最上小国川の基本高水流量について(2014.02.28)
第324回 熊本路木ダム訴訟判決に思う(2014.03.15)
第325回 ベイズの定理の交換可能性について(2014.03.30)
第326回 ラプラスの『確率の哲学的試論』を読む(2014.04.15)
第327回 統計入門(岩波全書)より(2014.04.30)
第328回 改めて確率年と周辺確率の問題(2014.05.15)
第329回 黒沢川の河川整備計画について思う(2014.05.30)
第330回 浅川と薄川は二重のハンデを背負っていた(2014.06.15)
第331回 捏造ではないが不作為である(2014.06.30)
第332回 条件付確率と二次元確率変数とのラフな関係(2014.07.15)
第333回 国土技術政策総合研究所の報文より(2014.07.30)
第334回 浅川の河川としての特徴(2014.0.8.15)
第335回 身長と体重は次元が異なるが相関係数は求められる(2014.08.30)
第336回 利根川の基本高水流量についての中立的見解(2014.09.15)
第337回 茨城訴訟原告団の最高裁最高裁への上告理由書に思う(2014.09.30)
第338回 利根川の流量確率について(2014.10.15)
第339回 遅滞時間の扱いについて(2014.10.30)
第340回 浅川の飽和雨量(20140.11.15)
第341回 治水安全度とは(2014.11.30)
第342回 平均値採用の理由(2014.12.15)
第343回 総合確率法の数学的解釈(その後2)(2014.12.30)
第344回 戦後河川行政とダム開発を読んで(2015.01.15)
第345回 既往最大流量を基本高水流量にできるか(2015.01.30)
第346回 過去の基本高水流量計算法に関する総括(2015.02.15)
第347回 岩波 科学の梶原氏論文について(2015.02.28)
第348回 Jackknife推定誤差の意味するもの(2015.03.15)
第349回 再現期間について品質管理手法から考える(2015.03.30)
第350回 改めてカバー率の意味するもの(2015.04.15)
第351回 SLSC(99%)を過信してはならない(2015.04.30)
第352回 信頼区間の確率(2015.05.15)
第353回 想定最大外力とは(2015.05.30)
第354回 複合確率法も同じ間違いをしている(2015.06.15)
第355回 流出の遅れを考慮した計算(2015.06.30)
第356回 経験式からの流速(2015.07.15)
第357回 理論的に時間差流量法を論じる(2015.07.30)
第358回 やっとピーク流量群に対する統計的な扱い(2015.08.15)
第359回 洪水被害額のリスクカーブ(2015.08.30)
第360回 実世界の確率は何らかの条件付確率である(2015.09.15)
第361回 鬼怒川の氾濫について素朴な疑問(201.09.30)
第362回 飽和雨量0mmの流出計算(2015.10.15)
第363回 再び鬼怒川の洪水について(2015.10.30)
第364回 サンプル数の計算(2015.11.15)
第365回 改良総合確率法(2015.11.30
第366回 分科会の基本高水流量決定法(2015.12.15)
第367回 Xに対するYの回帰式とYに対するXの回帰式の違い(2015.12.30)
第368回 河川管理施設等構造令と治水経済調査マニュアル(案)(2016.0105)
第369回 総合確率法ではどの回帰式を採用すべきか(2016.01.30)
第370回 浅川の再現流量による流量年超過確率0.01のピーク流量(2016.02.15)
第371回 条件付確率と二次元確率変数の関係(2016.02.29)
第372回 流量・雨量回帰式は雨量・流量回帰式の逆関数ではない(2016.03.15)
第373回 那珂川河川整備計画案パブコメへの回答は出ていた(2016.03.30)
第374回 オッカムの剃刀と浅川の合理式による基本高水流量(2016.04.15)
第375回 向う100年間に発生の確率が50%の洪水の治水安全度は(2016.04.30)
第376回 三変数確率系より見た雨量、降雨波形、流量の関係(2016.05.15)
第377回 河道の貯留関数法と河道の遅れ時間法における Tl の関係(2016.05.30)
第378回 総合確率法と改良総合確率法(2016.06.15).
第379回 河道の貯留関数法と河道の遅れ時間法との関係(201606.30)
第380回 関東地整の総合確率法の理論的根拠の曖昧さ(2016.07.15)
第381回 河道の遅れ時間法の誘導について(2016.07.30)
第382回 河道の貯留関数法のTlの意味するところ(2016.08.15)
第383回 Ql = Q(t + Tl) と Q = Ql(t + Tl) の違い(2016.08.30)
第384回 貯留関数法の思想について(2016.09.15)
第385回 貯留関数法で遅滞時間を考慮する意味(2016.09.30)
第386回 学者の見た総合確率法(2016.10.15)
第387回 貯留関数法の遅滞時間Tlと遅れ時間法の遅滞時間Tlzの違い(2016.10.30)
第388回 鬼怒川の基本高水流量の計算(2016.11.15)
第389回 やはり流量確率手法か(2016.11.30)
第390回 二次元確率変数としての扱い(2016.12.15)
第391回 基本高水流量の決定法について(2016.12.30)
第392回 同時確率は基本高水流量の決定法に役に立たない(2017.01.15)
第393回 回帰式から見た総合確率法と改良総合確率法の違い(2017.01.30)
第394回 雨量の平均値と雨量の年超過確率の平均値(2017.02.15)
第395回 利根川の場合の雨量の平均値と雨量の年超過確率の平均値(2017.02.28)
第396回 Ql:遅滞時間を考慮した河道区間下流端流量の意味は(2017.03.15)
第397回 水防法の改正における想定最大外力の設定について(2017.3.31)
第398回 長野地方の降雨強度式に関する疑問(2017.04.15)
第399回 合理式は河道モデルによる基本高水流量の検証にはならない(2017.05.01)
第400回 合理式でも河道モデルが存在する(2017.05.15)
第401回 穴あきダムの設計基準は存在するのか(2017.05.30)
第402回 再び浅川穴あきダムの洪水調節容量の計算(2017.06.15)
第403回 信頼性のある雨量確率手法を確立することが必要である(2017.06.30)
第404回 回帰式と逆問題(2017.07.15)
第405回 100年に一度の雨量で生起するピーク流量群の平均値の流量確率について(2017.07.30)
第406回 改めてカバー率の統計学的意味(2017.08.15)
第407回 2017年8月11日の豪雨について(2017.08.30)
第408回 流量の年超過確率の計算法について2017.09.15)
第409回 ある新進河川工学者の主張(2017.11.15)
第410回 総合確率法に関する独立変数と従属変数(2017.11.30)
第411回 吉見先生と陸先生の主張は同じである(2017.12.15)
第412回 総合確率法についての整理(2017.12.30)
第413回 総合確率法についてのグラフによる説明(2018.01.15)
第414回 確率年についての学び直し(2018.01.30)
第415回 P(Qp) = ΣPM(Ri)/nと確率楕円の関係の学び直し(2018.02.15)
第416回 荒川の総合確率法による基本高水流量について(2018.02.28)
第417回 利根川八ツ場ダム訴訟団の主張について(2018.03.15)
第418回 関東地整の総合確率法の更なる誤謬について(2018.03.30)
第419回 浅川ダム訴訟上告に関する状況(2018.04.15)
第420回 浅川ダム訴訟上告の理由について(2018.04.30)
第421回 河川砂防技術基準についての実質的改定について(2018.05.15)
第422回 国交省も経験式の遅滞時間を採用していない(2018.05.30)
第423回 気候変動を考慮した洪水の発生確率について(2018.06.15)
第424回 浅川ダムへの流入量が公表されている(2018.07.15)
第425回 改定された八ッ場ダムの洪水調節量について(2018.07.30)

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