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　木は、地球を守る生物資源です。使い勝手のよさから石油製品が多く使われ
るようになり、便利にはなりましたが、負の遺産を未来に残すこととなりました。
ダイオキシン、産業廃棄物、科学物質などが海を汚し、川を汚し、空気を汚し続
けています。過度な二酸化炭素の排出は、地球の温暖化をもたらしています。
　木は、生きて二酸化炭素を吸収し、水を蓄え、動物のすごしやすい環境を整
えます。材料としては、保温性にすぐれ、湿気を調節します。廃棄物としては、
腐って土に帰ります。焼却しても、自然や人体に影響が少なく、人類は木を燃
やして暖をとり、料理をし、生活をしてきました。また、植林などによる再生も可
能であります。
　木とのつき合い方を、もっともっと考えてはどうでしょうか。自分のこと、未来の
こと、地球のこととあわせて考えてもらえたらと思います。