高山植物、高原・湿原の花

尾瀬ヶ原・谷川岳・湯沢高原アルプの里 栂池自然園・八方尾根 八島湿原・中央アルプス千畳敷・乗鞍畳平
立山美女平・弥陀ヶ原・室堂平・黒部平 伊 吹 山 五竜アルプス山野草園・白馬山麓植物園
月山弥陀ヶ原・八幡平 六甲高山植物園・六甲山 咲くやこの花館(高山植物室)

八島湿原 (7月下旬) ・ 中央アルプス千畳敷・乗鞍畳平 (8月上旬)

湿原(標高1630m)の周囲の草原は亜高山性の植物が豊富で、花の宝庫となっている。 イタドリ(虎杖)は「疼取(いたみをとる)」で、地下茎に痛み止めの薬効があるとされての名。平地から高山まで見られる。 蝦夷河原撫子。夏に淡紅色のかれんな花が咲く。花弁は5個あり、細かく糸状に切れ込む。 唐松草。葉ではなく、糸のような白い雄しべがカラマツの葉に似る。
 撮影地:八島湿原→  イタドリ(タデ科)  エゾカワラナデシコ(ナデシコ科)  カラマツソウ(キンポウゲ科)
小葉擬宝珠。ギボウシのなかでは葉が小形なのでこの名がある。ギボウシはつぼみを橋の欄干の擬宝珠にたとえたもの。 立風露。径3cmほどの淡い紅紫色の花を開く。花弁には濃い紫色のすじが数本ある。 釣鐘人参。秋のハイキングでお馴染み。可愛らしい薄紫の高原の花。名は花が釣鐘形で朝鮮人参に似た根を持つことから。 山蛍袋。花は紅紫色で斑点があり、下向きに咲く。母種のホタルブクロによく似ているが、萼片の間はまるくふくらむ。
 コバギボウシ(ユリ科)  タチフウロ(フウロソウ科)  ツリガネニンジン(キキョウ科)  ヤマホタルブクロ(キキョウ科)
標高2600m、中央アルプス駒ケ岳の懐、約2万年前に氷河の侵食によってできたカール。夏は高山植物が咲き乱れる雲上の楽園。右に宝剣岳を望む。 青の栂桜。葉が針葉樹のツガに似て、花が青っぽいクリーム色で壷形、先が浅く5裂する。 岩爪草。高山の礫地に生える多年草。花は白色で直径約1.5cm。花弁が2つに深く切れ込んでいて、10弁の花のように見える。 梅鉢草。まるい花弁が5個ある花を梅鉢の紋に見立てた名前。花は白色の5弁花で、雄しべ5本の他に糸状に15〜22裂する仮雄しべをもつ。
 撮影地:中央アルプス・千畳敷→  アオノツガザクラ(ツツジ科)  イワツメクサ(ナデシコ科)  ウメバチソウ(ユキノシタ科)
高嶺郡内風露。本州中部の高山に生える。花は濃紅紫色で直径2.5〜3cm。花弁は倒卵形で基部近くに白い軟毛がある。 白山防風。葉は羽状複葉で裂片は比較的幅が広い。和名の防風は、風邪薬に用いられたことに因む。 深山金梅。中部以北の高山の草地にはえる。根出葉は3小葉の複葉。花は濃黄色の5弁で、花弁の先はへこむ。 四葉塩竈。葉が美しいので「葉まで美し」を「浜で美し」にかけて、塩釜の名がある。本種は葉が4枚輪生。花は紅紫色の唇形。
 タカネグンナイフウロ (フウロソウ科)  ハクサンボウフウ(セリ科)  ミヤマキンバイ(バラ科)  ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科)
乗鞍畳平は標高2702m、高山植物のお花畑を一周する木道がある。剣ヶ峰(3026m)へは、往復3時間ほど。 岩桔梗。岩の多い場所に生えるキキョウの意味。岩肌をなでる風にその可憐な姿を震わせる、高山植物の人気者。 黒百合。色も臭いも不気味だが、恋の花とする伝説もある、山の花。ユリのような形の黒っぽい花が咲くことによる名。 小岩鏡。高山型のイワカガミ。6〜7月、淡紅色〜紅紫色の鐘形・5(多)裂の花が下向きに咲く。10円玉位の小さな葉。
 撮影地:乗鞍畳平→  イワギキョウ(キキョウ科)  クロユリ(ユリ科)  コイワカガミ(イワウメ科)
稚児車。7〜8月、径2.5cmほどの白い梅に似た5弁花を、たくさん咲かせる。一見、草のような高山性の樹木。 白山一華。しべの黄を中央に配した白い花。しばしば大きな群落をつくる。根生葉も花茎に輪生する4個の葉も、深く切れ込む。 深山大根草。日当たりのよい岩場に生える。葉は腎円形で深い鋸歯があり互生。夏に、径約2cmの黄花が咲く。  八島湿原
  クガイソウ(ゴマノハグサ科)
  コウゾリナ(キク科)
  コオニユリ(ユリ科)
  シシウド(セリ科)
  ノアザミ(キク科)

 中央アルプス千畳敷
  キバナノコマノツメ(スミレ科)
  ハクサンイチゲ(キンポウゲ科)
 チングルマ(バラ科)  ハクサンイチゲ(キンポウゲ科)  ミヤマダイコンソウ(バラ科)  上の写真の他に咲いていた花


           − Photo:Yasuda −

(Mozart:Piano Sonata No.15(1) K.545)