特殊アークホーン
今回紹介する画像は京浜線3.4Lの4導体用アークホーンです。
初めての4導体送電線で試験も行われた場所である為、
アークホーンも他では見られない複雑で変わった形になっています。
この区間は残念ながら鉄塔建て替えや、電線交換により、
2導体へ変更されており、もう見る事は出来ません。
撮影は04年6月です。
アークホーンは碍子先端部分だけでなく、電線との接続部分にも取り付けられています。
京浜線3.4L18号鉄塔です。
他の2導体鉄塔と違い、強固な構造になっており
迫力のある鉄塔です。
京浜線3.4L17号鉄塔です
4導体 懸垂I吊鉄塔です。
この後、建設された4導体鉄塔(東京南線、房総線、河北線、鹿島線、春日部線等)は
V字吊になり、I吊は採用されなくなりました。
昭和50年代の鉄塔(新岡部線、新秦野線、新多摩線等)より再開されています。
文部科学省の科学技術白書に記載されています。