JR異電圧送電線



   JRの送電線は電力会社に匹敵する広域な電力ネットワークを持っています。
   上は275KVから下は66KVまで送電線も多種多様です。
   その中でもこの送電線は154KVの1回線と66KVの1回線と
   平行して架線されています。
   JRの送電線で154KVは数が少なく、まして66KVとの異電圧送電は
   本当に珍しいと思います。


   

   JR蒲須坂矢板線43号です。

   右がJR矢板線(154KV)で東電の片岡開閉所から給電されています。
   左がJR蒲須坂矢板線(66KV)です。



   

   JR蒲須坂矢板線42号です。
   ジャンパー線の大きさが違うのがわかります。
   鉄塔は当時の建設としては275KV級の大きさです。


   

   この送電線は東北本線(宇都宮線)の電化に際して建設された様です。
   鉄道の電柱も昭和33年でした。

   ここから私の勝手な想像ですが、WEBRING鉄塔のバーナーは
   蒲須坂変電所引き込み線の鉄塔ではないかと思います。
   回りの景色といい、建っている鉄塔といい、よく似ています。
   また、R4の近くに建っています。





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