10.8 東北一泊二日でツーリング 

※10月7日(土)10月8日(日) 天候 快晴  総走行距離1、000キロ位

 その日10月6日、午後からの仕事が無く、このまま何処かへ失踪してしまいたい気分の時だった
何気なく、先輩同業者のM氏に電話を入れてみる。。。留守電。。。嫌な予感。。。
予感的中!走ってやがる!しかも岩手にいるとの事、お前も来るか〜〜、などと挑発的な言動に
絶えられる程の心の広さは、持ち合わせちゃいない!仕事なんてしてられっか!
明日の午後再会を約束、すぐさま旅の支度にかかる。

 

  

 朝7時起床、寝坊した。全く朝は辛い、早起きはいや。
一路、東北自動車道館林インター目指し出発、待ち合わせ場所は
岩手の一関インター出口、11時に電話する事になってる。
ずいぶん遅れをとってしまった、しかも上も込み始めている時だった、
その後、11時の連絡時間前に国見SAに寄って連絡待ちをする
約束の時間になっても、おっさんに連絡が付かない、どうやら峠を走ってるようだ。
12時頃やっと連絡が付き、一関での再開を確認し再び走り始める。
すでに一時近くなってたが無事再開、だが相手がおっさんと言うのはいかがなものか。
合流後は、昼食を取りに一路気仙沼へ向けて出発。

 

   

 場所は、すでにおっさんが調べの付けていたすし屋で昼るめし、
私はどうも疲れで食欲がない。気仙沼港の近く、さすがに美味かったね
おっさんの食べてた、大名ちらしが迫力あった。

  

 港でコーヒーブレイクして午後3時半、今夜の宿探しに南に走る事にした。
リアス式海岸沿いの398号線を南下、左手にはすばらしい景色が続く、
がっ!おっさんは見向きもせずスピードを上げる、
写真も撮れなきゃ、景色もみれねぇ、やだねぇ〜野蛮人は。
この海岸沿い景色は最高でした、ゆっくりとまた、ここら辺に来ようと思う。
右手に灯台が有り、水平線の見える場所、ここが良かった、でも画像無し!

 

  

 この日宿泊したのは、ユースホステル、パイラ松島
おっさんも走りつかれたらしい。この日600キロちょっとの走行だった。

 

 翌日、私は一足お先に出発、それとゆうのも仙台に住む友人に会うためである。
朝露に濡れる我、愛機。
 松島から45号で塩竃へ、朝焼けの中の松島とても気持ちのいい朝でした。
気分は芭蕉!そう、僕は詩人である。

 

 

 七ヶ浜の堤防で友人とコーヒーブレイク。
不細工なくせに、かわいい奥さんとかしこい子供二人、とても幸せいっぱいの家族だ。
ここであいつに、「バイクなんか乗ってねぇで、早く結婚して所帯持て!」などと
説教喰らうかと思ってたら、期待はずれな言葉が返ってきた、
まぁ、何時か一緒に走れたらいいな・・・
 約一時間のブレイク後、友人とその家族とも別れ、いざ合流場所へ
 友人の忠告で、仙台市内は昼過ぎから込む、と言うのでさっさと上に載って、
つぎを目指すことにした、おっさんとは北陸道の載り口で再会し、福島に向かう事にした。
  インターまでの物凄い渋滞を抜け、何とかたどり着いたのが昼過ぎ、
仙台南インターから、福島県猪苗代目指しゴー。

 

 

  たどり着いたは、猪苗代湖、スキーではこの辺に来たことはあるが、湖を見るのは初めてだ
周りは、観光バスの一行や、カップルでにぎわっていた。
地元のライダーであろう、カスタムバイク乗りの兄さんが挨拶してくれた、
バリバリのカスタムゼファーだった、おっさんもうらやましそう。
とりあえず、そばでも食ってさっさと帰ることにする、
疲れも溜まってきたのか、道が込んできたのかゆっくりと流れに乗って走る、
途中、給油のためと休憩で2回休む、その時話したYZFの兄さんは
岩手の温泉に行ってたそうだ、さすがにこの低いポジションでのロングツーリングは
つらいと言っていた、練馬まで帰るそうだ。佐野藤岡で最後のコーヒーブレイク、
私は、その後、館林インターで降り約一時間の下道を走り、家路につく。
途中友人の経営する居酒屋に、顔だけ出しに立ち寄る、彼も昔はバイク乗り
物欲しそうな目で、バイクを眺めてた・・・
 あの頃はいつも、みんな一緒だったね、昔走ってた顔ぶれでは私一人になってしまった。

 

 翌日、遅く起きた朝、少し街を走ってからバイクの洗車をした。
お疲れ!

もう一度行きたいな、東北、今度はゆっくりと時間をかけて。

 

※ この旅での、ピースサイン・・・2人