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【日付】令和6年3月3日(日) 【対戦項目】オープン戦(派遣審判) 【場所】浦安市運動公園野球場B面 【試合時間】9:00-11:00 【対戦相手】チバックスファイヤーズさん(通算対戦成績1試合1敗) |
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
| チバックスファイヤーズ | 1 | 0 | 0 | 5 | 2 | 0 | 8 | |||
| ワンダーウルフ | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 |
| 選手名 | 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 三振 | 盗塁 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | |
| 1 | E1佐久間 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 二ゴ | 一ゴ | 右フ | ||||
| 2 | C 廣谷 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 振逃 | 三ゴ | 四球 | ||||
| 3 | D6 清水 | 3 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 右三 | 右フ | 左二 | ||||
| 4 | A 天内 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 三振 | 三振 | 二ゴ | ||||
| 5 | B 中妻 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 三ゴ | 三振 | |||||
| 6 | H 西川 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 三振 | 死球 | |||||
| 7 | @5 高濱 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 四球 | 三ゴ | |||||
| 8 | F 宮川 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 二ゴ | 三ゴ | |||||
| 9 | G 寺川 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 二ゴ | 右安 | |||||
| 10 | DH 染谷 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 三振 | 投ゴ | |||||
| 11 | DH 林 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 遊安 | 投ゴ |
| 投 手 | 回数 | 打者 | 打数 | 投球 | 安打 | 三振 | 四死 | 失点 | 自責 |
| ●高濱 | 4 | 21 | 20 | 72 | 6 | 3 | 1 | 6 | 5 |
| 佐久間 | 2 | 10 | 8 | 38 | 3 | 1 | 0 | 2 | 1 |
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結果も内容も順風満帆な仕上がりの2024シーズン。月も替わり中旬にはいよいよ新リーグの初戦が控える中最終調整を兼ねた一戦は絶好の野球日和となった我が聖地・浦安市運動公園野球場で行われた。眩く輝く「舞浜スタジアム」を横目に今回はB面で行われた一戦はここまでの順調な仕上がりぶりに冷水を浴びせ掛け「勝負はそんなに甘くない」肝に銘じるゲームとなった…
御手合せ頂くのは勇名を馳せる強豪チーム・チバックスファイヤーズさん。ハイレベルなプレイヤーをズラリと揃え試合前のスピーディーなウォーミングアップを目の当たりし「今日は相当厳しい試合になる…」と独り言ちるかんとくの杞憂は図らずとも的中してしまう現実を思い知る事となる… 先発マウンドに送り出したのはエース高濱。肘の手術から完全復活!ここまで順調な調整を重ねており来るべき公式戦に向け更にギアを上げていきたい所。今シーズン初出場となる天内とのバッテリーで臨む。 打線はこの日参加の11名を吟味に吟味を重ねたラインナップを編成。リードオフマンには今シーズン新入団からセンセーショナルな活躍でチームに新風を吹き込んでいる佐久間。2番には業師・廣谷が中軸との潤滑油を務めるべくこの位置に。そしてクリーンアップは3番に今シーズンはオープニングゲームから絶好調の最強スラッガー清水。4番には今シーズン初出場となる主砲・天内。そして5番にはこちらも今シーズン初出場となる右の大砲・中妻。チームが誇る最強長距離砲のSTN砲が開幕3ゲーム目にして初めて揃い踏みとなる。6番には前戦で猛打賞を記録し勝負強いバッティングに磨きが掛かった西川。7番にはピッチングに専念しつつそろそろシーズン初ヒットが欲しいエース高濱が入る。8番にはユーティリティープレイヤーの宮川がこの試合で満を持してレフトで先発出場。9番にはシュアなバッティングでそろそろシーズン初ヒットが喉から手が出る程欲しいこちらも期待のルーキー寺川。10番には今シーズンは積極的なアピールを続けるファイター染谷がこの日はDHでラインナップに加われば最後方にはスコアをカキカキ写真をパシャパシャやりながらもしっかりと試合の指揮を執りつつ結果に拘りたい林が同じくDHで出場。2024シーズンは市民大会以外は「全員出場」にも拘り活動に深みを与えていきたい。 1回表。先頭打者が粘りに粘って7球目に弾き返したピッチャーゴロを高濱がファンブルし出塁を許すと次打者は強烈なサードライナー!しかし抜群の反応を魅せた清水が素早くキャッチすると一塁へレーザービーム!見事なダブルプレーを完成させる。ファインプレーで落ち着くかと思われた矢先3番打者が放った一撃はグングン伸びてセンターオーバーのツーベースヒットを被弾すると4番打者はライト前に弾き返し二塁走者が一気に生還。何とか後続を打ち取ったもののクリーンアップの破壊力に底知れぬ不気味さを感じる… 1回裏。一死から廣谷が振り逃げで出塁すると打席には清水。閃光一閃!完璧に打ち抜いた一撃は青空の舞浜の空へ吸い込まれて行く…!ライト頭上を大きく超える超絶なスリーベースヒット!廣谷が二塁から生還しすかさず同点に追い着く。 2回表。高濱は落ち着きを取り戻しキッチリ三者凡退。 2回裏。一死から高濱が四球で出塁するも後続が倒れ無得点。 3回表。二死からライト前ヒットを許すとすかさず盗塁。しかし天内がこちらも清水にマケズ劣らずのレーザービームを炸裂させ盗塁を阻止。守備の好プレーが随所に見られ緊迫の投手戦が続く…! 3回裏。一死から志願出場の林がしぶとくショート後方に弾き返すテキサスヒットで出塁するも後続が倒れ得点成らず。 4回表。先頭打者の放ったやや強烈な当たりのセカンドゴロを廣谷がファンブル。一巡し牙を研いでいたチバックス打線がここから大爆発!2・3・4番打者に長短織り交ぜ3連打を食らい一気に3失点。次打者をセカンドゴロに仕留め一息付いたのも束の間6番打者に完璧に捉えられるとレフトのホームランラインを超える一発を被弾。この回合計で悪夢の5失点…一気に試合の流れを持って行かれてしまう。 4回裏。クリーンアップからの攻撃でなんとか難局を打開したい所だが清水は大飛球を放つも前打席の超特大弾で警戒していたライトがガッチリキャッチ。天内・中妻は連続三振に倒れ無得点。 5回表。予定投球回数を完了の高濱からマウンドを引き継いだのは今シーズン絶好調のサブマリン佐久間。強力打線に一矢報いたい所だったが…先頭打者に四球を与えると次打者にレフト前ヒットを許す。更に次打者に四球を与え無死満塁の大ピンチを迎える。しかしここで崩れないのが佐久間の真骨頂!次打者をピッチャーゴロに打ち取ると本塁転送。天内から中妻へ!1→2→3の理想的なダブルプレーと思いきや…スタートを切っていた二塁走者が一瞬の虚を突き生還を許すと3番打者にはこの試合猛打賞となるセンター前ヒットを被弾し二塁走者が生還。抜目の無いチバックス打線に翻弄されこの回合計で2点を失う。 5回裏。先頭の西川が死球で出塁すると高濱のサードゴロで走者が入れ替わる。宮川のサードゴロで高濱が二進すると続く寺川が前夜の猛特訓で掴んだ感触を体現すべくジャストミート!打球はセンターへ抜けようかという猛烈な当たりで結果的にはショート強襲の内野安打。この後ワイルドピッチが発生し高濱が生還。何とか1点を還し反撃ムードが徐々に盛り上がる。 6回表。一死からセンター前ヒットを許すと盗塁で二進。この後ライトへ大飛球を許すも西川が絶妙のポジショニングでナイスキャッチ!更に次打者もピッチャーゴロに封じピンチを凌ぐ。 6回裏。あっさり二死となりこのまま屈辱の試合終了‥と思いきや廣谷がしぶとく四球を選ぶ。ここで打席にはこの試合絶好調の清水。抜群の対応力で流し打つと打球は虚を突かれた野手陣の誰も届かないポイントへ打ち返す絶妙のミートがレフト線へのツーベースヒットとなり廣谷が生還。一矢報いるが反撃もここまで。天内がセカンドゴロに倒れ攻撃終了となった時点で試合終了時間が到来。終わってみれば5点差のワンサイドゲームで昨年から続いた連勝記録もストップ。2024シーズン初黒星は攻守に課題を残した一戦となった… |
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純粋な力負けではあるがダブルプレーの間に生還を許す抜目の無い走塁や正確無比なフィールディングも含め「高い意識」を持つ事の重要性を再認識させられた一戦でもあった。 野球は「間のスポーツ」である事は常々申し上げているが一瞬一瞬で最高の判断と最良のプレーを同時に求められる…ベストな結果をもたらすには1に準備で2に準備。3.4も準備で5に準備。心身共に次に備える事でプレーにもゆとりが生まれ対処もし易くなる事を肝に銘じて緊張度もギアが上がる公式戦をベストな状態で臨む事が出来る様今一度手綱を引き締めひとつひとつのプレーの精度を上げていきたい。 |
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◇清水…迷いなく振り抜く豪快なバッティングは正に瞠目の一言!初回に放った圧巻のスリーベースヒットを含め長打2本で2打点。守備でも軽快なフィールディングでホットコーナーをしっかり守り攻守で存在感を魅せ付けた。 ◇寺川…弛まぬ努力が実を結び放った嬉しい入団後の初ヒット!完璧に捉えた嬉しい一撃は今後のブレイクを確信させる素晴らしい一打だった。 ◇廣谷…2番の仕事は「繋ぐ」事。正に体現出来た初回の諦めない姿勢と3打席目のじっくり選ぶ四球。結果的に生還し2得点と打線の潤滑油としてしっかり「繋ぎ」を果たした。 |
| 林 健紀・宮川 広士・中妻 朋広・高濱 雄一・佐久間 雅俊・染谷 敏和・廣谷 総彦・清水 大地・天内 凌将・西川 健幸・寺川 直希/以上11名 |