2006.4.23
鼻汁

前回にひきつづき、ためこんだ画像ネタ。


【新聞広告】
勤務先は日経新聞をとっていて、時間があるときはタバコをふかしながら目を通す。
もともと新聞読みではないので、テキトーにかいつまんで読むだけだ。

そのテキトーなかんじで紙面をめくっていて、ムム、と手が止まるのが広告。

鼻洗浄器の広告。
使い方の説明を兼ねたものだが… この写真いらなかったんじゃねぇの?(笑み)
スポック船長のような前髪の外国人女性が前屈み・上目遣いのカメラ目線で「洗浄液」を左鼻から排出…
効きそうな気もするが、「お鼻スッキリ!」のコピーの爽快感は感じられない。

半笑いだ。

同じ日の広告ページにこんなのもあった。

メイ牛山… 六本木ヒルズに「ハリウッドビューティープラザ」を構える、美容業界ではものすごい人物。
詳しくは各自で調べてほしい。
要はハリウッドでメイクさんをやってたわけだが… このコピーにこの写真はどうなんだ?
下に見切れてるとおり、熟年雑誌の広告。「ふくふく」だったかな?



プロ野球選手は引退後、新たなる仕事を見つけなければならない。
監督やコーチとしてプロ野球界に残れるのはひと握りだ。
阪急・オリックス-阪神-ダイエーでプレーした松永浩美氏は、打率2位になること数度。
1位はいろんな人間が立ったが、その間も高打率を安定しつづけ、ベストナイン・ゴールデングラブの常連だった選手。
実績からすればコーチには確実になれるはずなのだが、女性関係でスキャンダラスなイメージがあったり、失踪したりと、
引退後はマスターズリーグ出場以外の露出がない。

まぁ、この仕事は自ら申し込んでやったことじゃないのは明らかだが… 要は隣のおばちゃんと同じ役なわけで。
どことなく悲しさがある。

そして、見逃してはいけないもう一枚。

松永と同じく黒Tシャツで現れたこの男。
「元北海道日本ハム」と書いてあるが、実際は東京の、しかもオレンジのユニフォームの時代の捕手。
一軍でも控え捕手が精一杯で、出番はほとんどなかった。
顔は松永よりカッコイイが… どうってことはない(笑み)

二人共通しているのは、ネックレスをつけて何がどうなったかという語りがまったくなされていないところ。
ま、コピー自体本人が言ってることじゃないのはわかってることだ。
松永もちょっと前のパを知っている人間ならわかるが、こういうのを買う人にはネームバリューがなく、元●○の表記だけがよりどころだ。


【屋上広告】

22日、多摩の西菅公園でのiFsの試合に参加するため首都高で西を目指した。
土曜の朝8時すぎ、7号小松川線の集約料金所である錦糸町料金所の手前から渋滞。
ノロノロ運転の中、高速脇のビルの屋上広告を撮った。

渋滞じゃないと何だかわからん広告。
マンガも中途半端、ダジャレも中途半端。
でもオレはその中途半端さが気になってこうして記録してしまった。

ハメられては、いる。


【食い物パッケージ】

シンプルなふりかけを探して買ったのがこの「磯みどりふりかけ」。
正直、パッケージなんてそんなにジロジロ見ないものだが、こうして眺めてみると「体言止め」だらけのこの袋、舌っ足らずで面白い。
「チャック」ってなぁ(笑み)
「旨味たっぷり 味付のり」も、矛盾してる感がある。

ここに載せたのは右の絵があったから。
左の写真の反対面にちっちゃく書き添えてある。
左のトーストのようにこういうトッピングで楽しむ食べ物はパスタとかいろいろあると思うのだが、もう一つが長芋ときた。
長芋… かんたんに思い浮かぶおかずじゃないことは確かだ。


【秀らーめん】

去年の9月にコンビニでなんとなく買ったとんこつラーメン。
黒Tシャツで腕組みした自信ありげな店主の写真が入った、ありがちなパッケージ。
ちょうど光っちゃってるところに書いてあるが「秀らーめん」は【ひでらーめん】と読むようだ。
オレが買ったのも「あぁ、自信ありげだから喰ってみるか」と、見事にハメられてるからなんだが。

よく見ると、「名古屋麺屋横丁」と書いてある。シリーズのくくりなのか?
寿がきやの商品だったかな… とにかく、博多なのか名古屋なのかハッキリしない、と思ったのも束の間、
開けて出てきたスープの袋には「十勝」の文字。

十勝のスープで作った名古屋の博多ラーメン店の擬似商品を千葉のコンビニで売ってるわけだ。
わけわかんないね。ウマけりゃ何でもいいんだけどさ。

味、覚えてない。


今回の画像ネタは一軍半というところか。

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