2006.1.4
ゲームセット

番組決定時ここの掲示板に話を書いた、イチローがhimselfで出演する古畑任三郎を観た。
このコラムの書き始めは22:52で、まさに観たてホヤホヤで書いている。

裏ではTBSで芸人シャッフルのガチンコネタ番組「ザ・ドリームマッチ」が組まれた。
23:24分までなので、まだ終わってない。当然録画中。
ウチはDVDレコーダーはないので、VHSで「ザ・ドリームマッチ」を録りながら古畑は生で観る、
もしくはその逆でしか自分だけで双方を観る手だてはない。
「ザ・ドリームマッチ」は昨年の第一回も録ってあって、同じテープに今年のを続けて録画中。
ともに2時間半前後なので3倍録画だ。

さて古畑。
最後のツメの前に古畑が視聴者へ向けて語るシーンで、当初はイチロー自身でなく「ハチロー」という人間の設定だったことが明かされた。
イチローが古畑フリークということでダメもとで出演依頼したら、本人が快諾したという話。
イチローは名前を変えずにイチローのままでいかせてほしいと求めたという。ま、これも予め話題になっていたことなんだが。

ストーリーに関しては、古畑だけにとどまらず、刑事モノ、そしてテレビドラマの王道である「都合のいい展開」だ。
こればっかりは尺の都合もあるのでしようがないし、オレ自身脚本や演出のプロじゃないので、くだらないツッコミはやめておこう。

イチローはCFでもわかるように、顔映りがいいし、表情を作れる。
セリフ(CFでは大して長くないが)のメリハリなどは、演技が一向に垢抜けない松井ゴとは大違いである。
制作側がイチローでGoを出したのは、そういうセンスを買った部分があるからだろう。

実際どうだったかというと、普段の稽古もない上でセリフのあるドラマ演技は初めてという条件からすれば、
それはそれはクォリティの高い演技ができていたと思う。
ただ、残念ながらひと言で終わるセリフで聴き取れないのが何度かあった。
古畑は舞台出身の俳優がたくさん出ているし、そうでなくても俳優というものはボイストレーニングをしているので、
バイプレーヤーでも発声・発語はきっちりしている。
そこはプロとの違いがハッキリ出ていたところだった。
あとは、最後に警察に向かうときの歩き方。あれはないわ(笑み)

でも、またイチローの演技を観てみたいというのは素直な感想。
アメリカでは4大プロスポーツの選手がオフに映画やドラマに出るのはしょちゅうなようなので、日本でももっとやってほしいな、と。
もちろん選手生活に支障のないようにだけどね。
イチローなら向こうのやつに出たって面白いかもな。

そういえば、夕方に毎年恒例のナゴヤドームでやるプロ野球の運動会をやってた。
コンタが50m走でV2を達成、恒例の最終競技・2人3脚→5人6脚では毎年Fsが強く、1位ゴールで総合トップの巨人を抜いて優勝。
とまぁ、Fsにとっては幸先いいスタートとなった。録ったのは去年のうちだけどね。
この大会は半分はファーム中心の若手だったりするんだけど、まぁ最近の若手選手はイケメン揃いで。
50m走でコンタの隣りにいた楽天・森谷や、ソフト・城所、阪神・高橋勇丞(ゆうすけ)など、
「おまえら何人(なにじん)やねん?」と訊きたくなるくらいシャープな顔をした奴らが結構いた。
西武の栗山もそうだけど、こいつら一流になったら女性ファンすごそうだなぁ、という感じだ。
元中日の山崎賢太のようにモデルに転身した人もいるし。

昔はプロ野球選手というと角刈り(とくにONや柳田真宏とか…)かパンチパーマ(とくに今井雄太郎や金村義明とか…)だったんだけどね。
いま若い世代でナナメ分け目の「NEWSの山下みたいな髪型」… ココリコ遠藤とか、陣内智則もやってるアレが急造している。
運動会に出ていた選手たちにも多く見られたのだが、その中に建山が… ヤツだけヅラみたいだった(笑み)


ちなみにタイトルの「ゲームセット」とは、イチローが観念した瞬間に自ら発したセリフから。
そんなこと絶対言わねぇ…

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