2005.8.6
おもったとおりだ

日テレの深夜番組に安達祐実が出ていた。

大人になったいま、テレビで見かけるセクシーな衣装を着たその姿は、未だ子役時代の印象が強く残っていて、
いつ見ても背伸びしたガキのように見えてならない。
顔の形が子ども調なんだよな。丸っこいの。
あと、乳の膨らみの位置が低く見えるのはMEGUMIと一緒だ(笑み)

それが、この日はそうでなかった。
なんだかカラダがスッキリ細くなって、顔もこどもっぽさが消えて大人の表情。

ダイエットでもしたのか? と思った次の瞬間、発した声が違う!

っていうか、遠山景織子だった(爆み) マジ勘違い話。
くりんくりんした髪の毛で顔の輪郭が隠れたその姿、冒頭に書いた安達祐実のすっきりしない部分が改善された姿そのものだった。

思えばデビュー当時ガリガリで気持ち悪かった遠山だけど、『笑う犬』に出ていた頃のコミカルな姿は可愛らしく、すんごく好きだった。
あの番組は元光GENJIの山本淳一との間に子供ができて引退しちゃったんだよなぁ。
しかもわりと早く離婚。子どもは遠山が連れてったんだっけ。
薄幸の美少女的なウリでデビューした当時のイメージそのままになっちまった。

でも、いまはまた明るくテレビでも活躍する姿が見られるようになった。
頑張れ!

最近の遠山景織子は安達祐実に似ている。注意しろ!


ここんとこ暑い(この話題転換の脈絡のなさ、中田カウスや大木こだまばりだね)。
いまひとりで住んでいる2DKにはエアコンもクーラーもない。
就寝時はふとんにはシーツの上にバスタオルを敷いて、扇風機(リモコン・タイマー付)と窓開けで対処。
でもやはり暑さで目が覚めてしまうことが多い。

カラダは汗まみれ。
汗を落とすためと涼を求め、真夜中に水風呂に入る。
ちょっとだけお湯足したり、追い炊きして完全な水ではないんだけどね。
気づくと30分くらいボーっとしてたり、顔面チャプンで寝込んでいることに気づいたりする。
ちょっと危険では、ある。

4日の木曜。早起きしちゃったので、水風呂でもうひと寝入り。
目が覚めたところで、浴槽を出てアタマを洗う。

ふだんモッズヘアーのシャンプーとトリートメントを使っているのだが、
この暑い盛りは、7月に髪を切ったときにかったクールシャンプーとヘアパックを使っている。
んが、寝過ぎでボーっとしていたのか、それではなくシーブリーズのスースーするボディシャンプーでアタマを洗ってしまった。

液体洗浄料は“ボディシャンプー”とか、“全身シャンプー”とかいろんな表現があるが、このときあることに気づいた。

クールボディシャンプーでアタマを洗うと、目の浸みは尋常じゃない。注意しろ!



さて、タイトルの話題。

8.2のコラム「たいふうのひがいにあう」のはじめのほうで触れた、高校野球栃木代表の宇都宮南高。
6日朝、荷物がとどくため早めに起きたまたまテレビをつけたら、甲子園の開会式が終わったところ。
そしてマウンドに上がってきたのは、宇都宮南の菅間投手だった。
>疲れもあるんだろうが、甲子園では苦しいんじゃないなぁ
というのが、8.2のコラムに残した、栃木の決勝での投球を見たオレの感想だ。

試合開始。相手は徳島の鳴門工業高。
菅間の第一球は低めにはずれる120km/h台のストレート。
栃木の決勝のときと変わらない、やさしすぎる球だ。

昨年も2年生ながら背番号1を背負い甲子園で投げた菅間。そのときは1回戦敗退だったそうだ。
鳴門の1・2番は様子見がてら、追い込まれた形になったところで手を出して内野ゴロ、ファウルフライと凡退。
得意というカーブ、こちらは栃木の決勝で見た、とんでもなく抜ける球はないものの、この日は曲がりきらずにミットに収まる。
「見た目ではわからんが、コンビネーションとかなのか?」とポンポンとアウトを獲った菅間を不思議に思った。

しかし、3番が初球のストレートを強振すると、あっさりセンターへ二塁打。
4番は初球の甘いカーブをタイムリー三塁打であっさり先制。
5番にはストライクが入らず四球で、迎えたのは鳴門工6番・ファーストの藤(ふじ)。右打者。

174cm・80kgというガッチリした体格は、「なんでコイツが6番打ってんだ?」と目を疑うほど。
いや、身長体重は試合後半に知ったんだけど、174cmとは思えないカラダのデカさ、そしてオーラがある。
ガキーンと打った打球はレフトの前へ鋭いライナー。解説者曰く「力でショートのアタマを超えた」と。
これが2点目のタイムリー。
朝っぱらからひらのさんとメールをしていたのだが、「コイツはスゴイ打者になるかも」と大胆予想を伝える。
さらに7・8番もタイムリーで一挙5点。打者10人。いきなり試合が決まってしまった感じだ。

菅間はやはり打ち込まれた。おもったとおりだ


鳴門工は2回と4回に1点ずつ追加。
注目の藤の第2打席は2回。ライトへおっつけたライナーだったが、伸びが足りずライトがキャッチ。
4回の第3打席はレフトへタイムリー二塁打とパワー発揮。

5回、藤はこんどはライトへタイムリー三塁打。なんと一発が出ればサイクルヒットという状況になった。
おもったとおりだ
鳴門工はこの5回に5点追加で12-0。
キレがないまんまの投球の菅間はいいところが見られないまま、この回を投げ終えてKOとなった。
おもったとおりだ

6回表、菅間の後を継いだのは同じく3年生の菊地。ストレートが110km/h台のアンダーハンド投手。
スライダーはキレがあるが、甲子園では球威不足。
立ち上がりのキレは解説者も評価していたが、菅間の投球がひどかったこととの比較の上での話だった。
先頭の9番にいきなり二塁打されると、送りで進んだランナーは2番のタイムリーであっさり生還。

7回、一死からサイクルにリーチがかかった藤に回る。
菊地のアンダーからの遅い球をすくいあげた打球は、レフトポール際のホームランスポットめがけ飛んで行く!
やっちまうかと思ったが、レフトがフェンス間際で追いついた。しかし、これをキャッチできず落球。
これがふたたびの二塁打と記録された。
甲子園のレフトポール際といえば、阪神戦でよく聞く「浜風に乗って打球が飛び込む」ホームランが出やすい場所。
打球はそこへ向かったものの、惜しむらくは投手・菊地の球威があまりになかったことだ。
もうちょっと速い球をそこに打っていれば、まちがいなくサイクル達成、となっただろう。

試合はすすみ、最終回は5番から。藤はその次だ。
宇都宮南のマウンドには8回から3番をつけた2年生一塁手・猪瀬がマウンドに上がっている。
前に投げた2人の3年生・菅間と菊地より速い、130km/h台のストレートを投げる本格派。
こんどこそ、藤の一発があるか? と大きな期待を抱くなか、5番は四球。

藤はサインをじーっと見つめて打席へ。
?? 得点は14-3だよ? まさか…

! 送りバント! 藤はきっちり決めたんだけど…。
11点差の9回にリードしたチーム(の監督)がやる行為ではない。相手に対して失礼だ。
藤のサイクルも幻に終わった。
…うーん、6番にいることも、なにか藤の人生の巡り合わせの中途半端さの象徴なのかもしれないなぁ。

でも、プロでやってほしい逸材。
顔はホワイトソックス井口を濃くしたようなコテコテ顔で、キャラも立っている。
問題は守備面かな?
この日は5打数4安打3打点。その数字はおもったとおりだ


試合後のインタビューでおそらくそうであろうと思っていたことが発覚した。
宇都宮南の監督が「菅間は栃木の準決勝で肩を痛め、50-60%の力しか出ない状態になっていた」と語ったのだ。
オレが見たのはその肩を壊したあとの2試合。
昨年も甲子園に行ったほどの投手が、あんなヘロヘロなのはあり得ない。
おもったとおりだ

万全な菅間の投球を見てみたかった。残念。
次戦の藤の打撃は要チェックだ。

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