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W松坂4勝3敗 S豊田2勝4S L岩本1勝4敗 HR片岡1 黒田1 松井7
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4月25日以来の観戦だ。
5月5日、こどもの日のこの試合は、岩本と松坂という人気者同士、そしてエースナンバー18同士の対決となった。
外野で一緒に観るおーけん氏には、混雑が予想されるので席を確保しておいてもらった。
前日にi-Fightersの試合に参加、昼間丸々、三試合をやったので、
疲れから早起きできないのを予想していたから(笑み)。
というわけで、球場に入るとほどなくスタメン発表になった。
西武は松井がDHで一番。なんでDHになってるのかは不明。
Fsはしばらくは左右関係なく金子を五番で起用していくようだ。打率は2割9分台だ。
田口は一軍昇格後、野口よりもスタメンの数が多い。やはりリード面を考えてなんだろう。
さて、試合は1回から動いた。
松井、柴田が連続ヒット、大成三振のあと迎えたのは恐ろしいカブレラ。
前日、8-8から打撃戦の終止符を打つバックスクリーンへの特大19号で締めくくっている。
なんとか一発は避けられたものの、レフトへヒットを打たれる。松井が二塁からホームを狙う。
弱肩・石本だが、いい返球が中継を介して戻ってくる…
しかし、刺せるタイミングにもかかわらず田口がしっかりはじいて(笑み)0-1。
さらに続く鈴木健はセンターへ大飛球。これを井出がカベ際でナイスキャッチするも、
あやしいタイミングでのタッチアップで柴田が生還。0-2とされる。
すぐにアピールプレイが行われたが、認められない。
大島監督が出てきて抗議を行ったが、覆らなかった。
変わって1回裏。井出がセンター前ヒットで出て、石本は四球。いきなりのチャンスを迎える。
オガサードゴロで一死一・三塁となるが、あとが続かない。
片岡、金子と内野フライでチェンジ。
松坂は直球主体の組み立て。直球の球速は148〜151km/hがほとんどだ。
2回裏、二死から田口四球、豊がライトへ落として一・二塁。
ここで井出は処理の難しいセカンドゴロ。
佐藤友の送球はFsファンなら「セーフ」と見えるタイミングでファーストミットに収まったが、
塁審・山本のジャッジは「アウト」。
山本というと、同じく一塁のアウト・セーフの判定でもめて、
上田前監督にドツキまわされて「刑事告訴も辞さない」とかなり問題になったことがある。
それを思い出したか出さないかの間に、ベースコーチ・嶋田信敏がつっかかった!
両肩をドツイて「退場」のコールを受けるも、その後さらに二・三度ドツく。
信敏コーチはベンチへ下がったものの、ふたたび大島監督の抗議が始まる。
ライトスタンドでは監督の現役時代のテーマが奏でられ後押しするが、もちろん覆らず…。
終息後、場内アナウンスで信敏コーチの退場処分が告げられた。
3回裏、片岡が彼の独特のアーチをライトスタンドのウィングデッキ(上層席)の端っこにブチこむ。
下からすくいあげた、滞空時間の長いホームランだ。1-2。
ちなみに一塁ベースコーチは五十嵐コーチが入っていた。
その裏、4回表。せっかく1点差にしてもらったのに、ガンは黒田に一発を浴びる。
今シーズン初出場初スタメン。レフトへライナーで飛び込む、プロ3本目の一発だった。
さらに5回には松井に3試合連続となるホームランをライトスタンドへブチこまれ1-4とされる。
松坂の球速はまったく衰えず、直球主体なのも変わらない。
追い込んでからの決め球に直球を持ってくる。それほどこの日は直球がいいのだ。
詰まらされて凡退となった打撃のリプレイがオーロラビジョンに出るが、どれを見ても
内角のストレートを無理矢理当てされられてる感じだ。とくに高めが多い。
4、5、6、7、8回をなんとパーフェクト。もうどうにもならない。
6、7、8回は毎回ヒットを浴びるがガンも踏ん張る。6回は中嶋を併殺に討ち取った。
8回裏の途中、トレーナーとコーチが松坂のところに来てなにやら相談。
抑えてるんだけど、どっか悪いらしい。
9回表、ついにガンも最終回まで来たが、一死二・三塁のピンチ。
バッターは柴田。元JRAの騎手・柴田政人の甥で、その血の絡みか、かなりの俊足がウリである。
しかし、前日聴いたNACK5の中継では「けっこうパンチ力もあって、打撃もいい」との情報だった。
次が、途中から守備固めで入っている上田浩明なので、満塁策でもいいかと思ったが、勝負。
見事センター前にタイムリーヒットを弾き返され、1-6とされる。
「中盤以降抑えてたのに、最終回にダメ押しをされる」という、コテコテの負け試合パターンだ。
9回裏、やっぱり松坂は上がらず、オガ・片岡なので橋本が出てきた。
これがなんと439試合連続リリーフ登板のプロ野球新記録だった。
それまでの保持者は広島・近鉄で左のワンポイントとして活躍した清川栄治。起用法は似ている。
橋本はダイエー時代の91年9月1日の近鉄戦で先発登板して以降、すべてリリーフ登板してきたという。
10年経った今でもバリバリの戦力。恐れ入ります。
で、その記念の登板だが、オガは遠慮なくセンター前ヒット。
つづく片岡はバットをヘシ折られてピッチャーゴロ。オガは二塁へ。五番・金子に回る。
ここで当然橋本はお役ご免。デニーが出てくるかと思ったら、昨年敗戦処理班だった青木勇人だった。
「ナメんじゃねぇ〜!」私のいるライトスタンドからは次々にそんなヤジが飛ぶ。
当人たちも燃えたのだろう。金子センター前のあと、ユキオがまたセンター前でこれがタイムリー。
2-6とする。青木は一死もとれずKO。
変わった土肥にウィルソンがデッドボールを喰らってこれで一死満塁となる。
バッターは野口(田口に代打・上田の起用があった)ってことで、また投手交代。
ついに抑えのエース・豊田を引き出した。
ここで一発が出ればたちまち同点となるが、今年は打率が2割を切っている野口。
空振りの三振に終わる。去年なら得点圏打率リーグトップだったんだが…。
続く中村豊はレフトへフラフラと上がるフライ。
清水が落下点を見誤るが、アクロバティックに捕球して試合終了。
フツーに捕れってんだ。期待させやがって…。
こどもの日に松坂登板・勝利。ちびっ子にはいいプレゼントになっただろう…。
結局、1〜3回で3安打。9回だけで3安打。なんだか打撃のバランスの悪い試合だった。
ガンは11安打2HR4四球。ボールが先行するパターンが未だ多い。
いつになったら安心して観られるようになってくれるのだろうか…。
立石と清水が相次いで登録抹消。高卒二年目の剛腕サウスポー・佐々木が昇格。
また、この日はこちらも剛腕のルーキー・中村隼人が鎌ヶ谷で8回を1安打無失点とかなりの好投をしたらしい。
不安定な先発陣のテコ入れとして、この若手たちに期待をしなければいけないようだ。
試合後うっぷん晴らしも兼ねて、おーけん氏とともに後楽園のボウリング場に行った。
ちょっと奮発して10ゲームほど(爆み)やってみた。
おーけん氏はゲームを重ねるごとに調子を上げていく。
私は5ゲーム目に172を出したが、後半グダグダでけっきょくアベレージ127.1。
対しておーけん氏は143.8。後半ストライクを連発して、気味が悪いくらいだった(爆み)。
あしたは右手が利かないだろうなぁ…。
【●●●今季観戦通算 2勝6敗 勝率.250●●●】