ギッコン・バッタン・ギッコン・バッタン・ドッカ〜ン!?


2000.6.25 Sun.
パ・リーグ公式戦
Fs-Bu 15回戦[東京ドーム]
×10-14
W大塚1勝1敗10S L伊藤1勝2敗1S HR井出8 オバンドー18(2) 中村22(3) 


とある事情により、25日にして6月初観戦。
大阪遠征観戦以来なので、約ひと月ぶりだ。

この間、毎土曜の先発だったガンちゃんは日曜にシフトとなった。
阪神から来た竹内をはじめ、リリーフ陣も少し顔ぶれが変わった。
私が観に行かない間、チームは昇り調子。皮肉なモンだ…。
 

今季6試合目のガンちゃん登板日観戦。
これまでに4勝を挙げているが、私の観戦した日はひとつも勝っていない。
しかし、Fsは開幕以来日曜は11勝1敗1分けだ。
さぁ、どの流れで行くんだろう?
 

近鉄の先発はエルビラ。前回の登板では奇跡のノーヒット・ノーランを達成している。
が、Fs打線はさっそく捕まえた。
1回、1番・金子のヒットがいきなり飛び出す。

彼はすでに元のノーコン・エルビラに戻っていた。
カウントが悪くなると、ストライクを獲りに行って痛打される。2回0/3でKOとなった。
3回には二塁打3本が出るなど、7-2と大量リード。

定番ネタ・ガンちゃんのカーブの球速は100km/hひとケタ台。
今日こそは彼の勝ち試合に立ち会えると、そのときは確信したのに…。

5回、悪夢の展開。
突然・コントロールが悪くなったガンちゃん
ヒットも連ねられ、KO。2番手・竹内は2四球で1アウトも獲れない。
3番手・建山が不振のクラークにタイムリー三塁打を浴びるなど、あれやこれやでこの回6失点。
7-8と大逆転を喰らってしまった。

その裏、3番手・ウォルコットの代わりっぱなを井出がレフトへ叩き込んですぐ8-8の同点。
で、また直後の6回表・近鉄が1点で8-9で再勝ち越し。
さらにその裏・オバンドーが4番手・杉山から2ランで10-9と再逆転。
しかししかし、7回表・また1点を返され、10-10とまたタイスコアだ。
 

 いま話題になっている近鉄外野席のタオルを持ったチャンステーマのダンスが、1回から途切れることなく観られた。
 よく回るね。あの人たちは。
 しかし、曲がチャッチぃ。パチンコの大当りの曲みたい。チャンスの雰囲気がイマイチ演出できてないよなぁ。

 さいきんはダイエー応援団もノリのいい昔の藤本博史若井のテーマを引っぱり出してきて、
 チャンステーマにしている。
 オリックス高橋智で使っていた「イッパツマンのテーマ」だ。

 今年も新曲を使っている白タオルのロッテ、おととしの日本シリーズからやっている西武と合わせ、
 5チームの応援団がチャンステーマをやるようになった。
 と、いうことで、パで今チャンステーマがないのはFsだけになった。
 もし、昔ネタで無理矢理つくるんなら、デイエットのテーマが面白い。
 「Let’s GO! Let’s GO!」って言うだけだからかんたんでいいのだ。
 ちょっと緊迫感には欠けるかな?
 

さて、試合は10-10のまま9回に入った。
下柳のあと8回から投げていた5番手・伊藤が捕まった。
タイムリーで勝ち越された後、ショックの大きい中村ノリ様の素晴らしい3ランアーチ。
打った後、片ヒザをつくという素晴らしいフォロースルーだったようで御座います。

この試合、ここまで目立った活躍がなかったノリ様は、とっておきの場面で結果を出されました。

っつーことで、その裏、大塚に抑え込まれ、万事休す。

こんな試合展開だった。
Bu 0 0 2 0 6 1 1 0 4 14
Fs 2 2 3 0 1 2 0 0 0 10

ギッコン・バッタンの応酬。9回で4時間8分という壮絶な試合だった。
試合終了時、ノーヒッターエルビラが先発してたなんて、とうの昔に忘れてた。
5点差でも勝てなかったガンガンだが…。

日曜の勝率はよかったはずななだけど…。
私が観に行ったのが良くなかったのか…?
ハァ。
 

●●●今季観戦通算 5勝10敗 勝率.333●●●



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