邪魔をする者は、邪魔だ!


2000.4.4 Tue.
パ・リーグ公式戦
Fs-BW 1回戦[東京ドーム]
×3-9
W川越1勝 L建山1敗 HRイチロー1 日高1 ウィルソン2(2)


本拠地東京ドームでの2000年初の公式戦。
会社を6時で上がり、なんとか2回から観戦できた。
特別サービスで、内野指定席は2000円だ。

始球式の涙もろい女は、もちろん見られなかった。

先発は建山川越だ。

ともに2年目。今年どうなるかで、今後を占うことができるだろう。
川越は昨年2ケタ勝利。開幕投手も予想されたが、3番手となった。

2回に入場すると、すでに1回に1点獲られているではないか。4番・イチローのタイムリーだ。
そのイチロー、3回には2000年第1号HRをレフトに叩き込んだ。
どこのチーム相手でもよく打ってるんだけど、ことにFs戦ではよく打っているイメージだ。

ま、どこのファンでも、そう思うんだろうが…。

建山は4回に日高に軽々と1発を浴びる。球が上ずっている。
凡打はほとんどフライ。上ずっているぶん、ボールの下をたたいているのだろう。
しかし、ちょっとでも下がると、まさに棒ダマ。簡単にスタンドへ持ってかれてしまうのだ。

結局、4イニングで降板となった。
後続の生駒原田黒木櫻井が、みんなピリッとしない。
全員初登板。肩慣らしの為とは言え…。オープン戦終盤からのリリーフの不調は、まったく解消されない。

いっぽうの川越。140km/h台の直球とカーブ・スライダーというローテーション投手の典型のようなタイプだ。
今日何度かみられたのが、Fsのバッターが140台の直球を見逃して三振を獲られる場面。
カーブ・スライダーが早いうちにきて、直球で勝負。
捕手・日高のリードだろうが、あまりにも似たパターンが多かった。
次回当たるとき、なんとかしてほしいところだ。ま、プロだから、そんなこと知ってらぁ、ってとこか(笑)。

さて、その日高。きょうは4打数4安打・1ホームランと大当たり。
3試合目だが、打率は.714となった。
高卒5年目・ことし23歳。メチャクチャ童顔。しかし、今年はBWの正捕手として活躍するだろう。
昨年も打率こそ低かったが、ポイントポイントでのしぶとい打撃が目立った。
あとは、リードが課題だろう。ただ、捕手としての威厳が顔にない。そこは変えようもないんだが…。

Fsは5回に野口のタイムリー二塁打で1点獲った以外は沈黙。最終回を迎える。
ランナーをひとり置いて、ウィルソンが2号ホームラン。
すでにこの時点で3-9。試合は決まっていたが、ドーム内は随分沸いた。
1塁側内野席のポール際に、日本ハムの社員が団体でメガホン持って応援に来ていたので、いつもより歓声が多かったのだ。
ちょっと、リズム感がない奴ら(外野席とメガホンの叩き方がズレている)が多かったのが気になるが、
とりあえずは、応援がたくさんあったほうが盛り上がるのには違いない。
いつも、来て欲しいもんだ。

この回、悲しい出来事があった。
片岡が右飛を打った。ライトはイチロー。普通にキャッチしてアウトになった。
この直後、イチローにライトスタンドから投げ込まれたメガホンが当たった!
グラウンドに落ちたメガホンをボールボーイが片づける間、イチローは飛んできた方向を睨み続けた。
絶対にやってはいけない。とうぜん、グラウンド内に物を投げることが、まず許されない。
また、試合の流れに影響が出たとき、すべてが台無しになってしまう。
無走者だったからまだよかったものの、走者がいた場合、どういう結果になっていたか…。
そんな奴は二度と球場に来て欲しくない。
 

明日は新戦力オーミーが先発だ。
私の観戦したオープン戦のときのような投球をみせてくれればいいのだが…。
リリーフ投手陣が総崩れの今、先発が頑張らなくては、いくら打線が良くてもダメなのだ。

オーミーよ! たのむぞ!
オーメンにはならないでくれ!(バカ)



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