カブト」が貴重な愛


2000.3.25 Sat.
Fs-D オープン戦[東京ドーム]
×3-11
W小山1勝 L関根1敗 HRゴメス2(2)・3(2)


きょうはふつうのオープン戦、月曜に当たった中日と再戦だ。

私の勤めてる会社は、一定の期間中に、土曜出勤をしなければならない。
で、きょうは3.5時間の出勤日だった。9時から12時半まで。
7時間(9時から17時)の時もある。ちなみに昼休み1時間は数えられていない。
だから土曜出なければいけないのだ。

会社は東京の八重洲なので、東京ドームはそう遠くはないが、
12時半ピッタリには終われなかったので、13時開始の試合を最初からは観戦できなかった。
ア〜ンド、悲しい試合展開のせいと、きのう終電まで働いたための眠たさとで
あまり詳しいことは書かない(爆)

Fsの先発は、鎌ヶ谷・横浜・東京ドームときて今週も東京ドームでみる岩本
スタートが悪かったので、投げるたんびに良くなってきた。
きょうは、私が来ないうちにゴメスに一発を浴びたらしい。
で、結局3回で降板。1週間後の開幕戦先発はほぼ決まっているが、
3回でっていうのは、ちょっと短いんでは?

4回1イニングはミキハウス出身の初のプロ選手・ルーキー吉崎が登板。
四球をひとつ出したものの、ディンゴをゲッツーに討ち取って無失点。
アナログチックな機械のような投球フォーム。球は力強いが、ご他聞に漏れず、コントロールが…。
ただ、左腕ということもあって、先発で使っても面白そう。
こういう即戦力タイプは使えるときに使わないと、2軍ですぐ死んでしまう。
1年目から一軍での結果を出したいところだ。
3番手は、このところ登板イニングが少なく感じられる先発3本目の柱・関根
ゴメスにきょう2本目の2ランを浴びて2失点。7回の途中で下柳と交代した。一発病は今年も治っていない。
で、下柳。観戦記をつけてきた試合、つまり私が観た試合では、4日の鎌ヶ谷以外は好投を続けてきた。
しかし、きょう、ついにボロが…。ちょっとならいいんだけど…。
1と2/3回を投げて5失点。守備がウリで打撃が大課題の中日大西にもまさかの一発を浴びる。
さらに、下柳の上をいって好調だったミラバルまでも2失点。井端大ベテラン・愛甲にタイムリーを浴びる。
ミラバルはボークもおかしてしまった。

開幕が近づくにつれ、好評価をされていたリリーフ陣がガタガタになってきた。
いったい、どうなるんだろうか。大敗が続き、非常に不安になってきた。
まぁ、シーズンが始まったら、気分も変わってよくなるかもしれないか…。

さて、中日の先発は山本昌。100数キロの遅い変化球が決まっていて、無安打。
かつて大エースだったが、ここ数年は平凡な成績。普段あたらない相手な分、Fs打線は太刀打ちできなかった感じだ。
近鉄から移籍の小池、若手の小山が2・3番手。例に漏れず、コントロールが課題。
味方が出塁するんだが、やっぱり四球は観ててイライラする。
オリックスから移籍の鈴木平は2回無失点の好投。
成績は悪くなかったが、ギャラがらみで中日に出されてしまった。さすがにいい投手だ。
最後に投げた岩瀬は不調で1失点。ソックスを出して履いているが、似合ってない(爆)。

打線の話はあんまりないかな(笑)。カタカナが1つしかない打線が、なにか物足りない。
オバンドーウィルソンがリタイア中で、2人とも開幕も怪しい。
また今日は小笠原もお休みだった。
片岡ユキオが帰ってきたのになぁ。全員揃ったら、結構な打線なんだけど…。

一方の中日ゴメスがいいところでしっかり結果を出している。対照的にディンゴがダメ。
きょうはずーっとレフトだったが、6回に浅いフライを捕った。
決して足が速いとはいえない3塁走者・片岡が余裕のランニングで帰ってくる。で、セーフ。
ドーム内があっけにとられたプレーだ。前回も書いたが、彼の肩は相当弱い。
3塁の猿渡コーチも、月曜のゲームでみた弱肩の印象があったからこそ、手を回したのだろう。
足もない。これで打てないとなると、ディンゴはお荷物必至である。

タイムりーを打った愛甲は、とっても貴重な選手…いやヘルメットなのだ(爆)。
左打者である彼の右耳に、耳当てはない。1980年のプロ入り当時、ヘルメットには耳当てがなくてもOKだった。
その後安全確保のために耳当てが義務づけられたが、それ以前からプレーしている選手は、耳ナシの継続使用が認められているのだ。
外国人選手には例外もあったようだが。
で、私の記憶の中では、愛甲が最後の1人のはずである。
同じ20年目としては、ダイエー秋山がいるが、彼は耳付きを使っている。
今となっては20年目であることもすごいが、それ以上に、あのヘルメットが愛甲の存在価値を高めているのだ。



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