簡単にいうと、コンピューターで印刷物をつくっていく仕事。
業界ではキントッシュ(Mac)が標準。ドウズ(Win)を使うところもあるが、希少。
私ももちろんキントッシュで仕事をしている。
このHPだって、キントッシュが面白くて家にも欲しくなって買って、
それから1年してネットを始めて、
それから1年半してHPを持った…という経緯なのだ。
さて、前フリが長すぎたが、きょう仕事中にふと思ったこと。
日本語には「同音対義語」がある
仕事でやってる広報誌の中に
「こうてんのばあいはよくじつにじゅんえん」
という文が出た。
漢字を当てれば
「荒天の場合は翌日に順延」
だ。
ある屋外でやるイベントの告知である。当然、天気が悪けりゃ次の日にやるよ、ということ。
しかし、ひと文字変えると、意味は逆さになる。
「好天の場合は翌日に順延」
晴れちゃったら次の日にずらすよ、という意味になってしまう。
「みごとにぜんかいした」
煩っていた病気が治って
「見事に全快した」
とってもおめでたいことである。
災害で家が潰され
「見事に全壊した」
とっても悲しいできごとである。
ハーモニカを小学校の低学年で習う。奏で方は「ふく」と「すう」である。
「吹奏楽」
吹いて奏でる楽器で演奏するから「吹く・奏でる・(音)楽」だ。
でも「吹」の音読みは「すい」だから「ふくのかすいながらなのかどっちやねん!」なんて気もする(笑)
言いようによっちゃぁ「同字対義語」なんて感じもする。
じっさいはぜんぜん「義」じゃないけどね。
あと、ひと文字の中の読み(いってみればルビ)が逆転してしまう(ような)例。
鹿児島県の「出水」という地名。
「でみず」ではなく「いずみ」だ。
え? 「いみず」ではなく「いずみ」なの?
小学校高学年くらいで生まれて初めてその地名を見たときはそう思った。
しかし、「出」を「いず(づ)」と読ませるとわかれば、「水」を「み」と読むのは自然だ。
「出」を「い」で済ませてしまう当時の私も私だ(笑)。