かんたん記


archives 2000.4

メジャーがやってきた。そしてレオン。

at 2000 04/08 22:41

やっと書く時間ができたので、書いてみる(笑)
当日すぐ書いているわけでないので、どっか間違いがあるかもしれないが、
ただの「日記」なので、気にしないのだ。

3月29日・日本で初のメジャーリーグ公式戦Mets-Cubs戦が東京ドーム行われた。
なんとか、チケットを確保できたが、平日のナイター。
19時開始だが、試合前の練習も見たい。
また、仕事をしてると、18時の定時ですっきり上がれるわけではない。
と、いうわけで、休暇をとって観に行くことにした。

16時前頃、東京ドームに着く。
さっそくグッズを購入。試合後では混雑するのが間違いないので、早めに買っておくのだ。
けっきょく、記念ドラムバッグ・記念Tシャツ・記念キャップ・Vメガホン・オフィシャルガイドを買う。
こういうの結構好きなので、イベントがあると、なにかと買ってしまうのだ。
Vメガホンはメッツカブスの両チームのロゴがついているもの。
日本のプロ野球の応援に使われている、あの2つ割れのメガホンだ。
もちろん、これもMLB公認グッズ。本場では手に入らないこのメガホン、何年もすると、価値が上がるか?

チケットはすでに完売・平日ということもあって、開場待ちの列もそう長くない。
川崎みたいに、入り口がひとつなんてこともないし(笑)。
入場前のチェックはいちおう厳しく、女性係員によるボディーチェックまであった。
バッグの中はいつものFsの試合でも見られるが、
ボディーチェックはひさしぶりだ(いつだかもやってた)。
しかし、係員もバイトなので、口を開けさえすれば、中は大して見ない。
じっさい、奥にピストルのおもちゃを入れていても気づかないだろう。あんまり意味ないな。

中に入ると、この日の主催チーム・メッツが練習をしている。
ホームである意味の白ではなく、練習用の黒い上着・「プラクティスジャージ」を着ている。
MLBでは練習と試合とでユニフォームを使い分けるのが常識。
でも、プラクティスジャージもデザインが違うだけで、試合でも使えるしっかりしたものだ。

また、全チームではないが、MLBには「オルタネイト・ユニフォーム」を持っているチームが多い。
何かの記念ゲームとか、曜日やデーゲームかナイトゲームかの違いなど、
いろいろな条件で、基本のホーム・ビジターの他にも試合で使うユニフォームのバリエーションがあるのだ。
メッツも黒の上着で試合を行うことがある。
マーリンズはノースリーブとか緑の上着とか、
キャップの種類もいろいろあって、バリエーションはかなりのものだ。
また、昔使っていたダボダボの復刻ユニフォームでやったりもする。

バッティング・ケージでは、ピアザがフリーバッティングを始めた。
さすが、もの凄い当たりを連発。ストレートばっかりだから当然だが、飛距離や打球の速さがちがう。
レフトの広告看板に2発当てた。

さて、チームが変わってカブスの練習。

両チームには日本でプレーした選手がいる。
アラン・ジンターブライアン・ウィリアムスパット・マホームズだ。
ジンターは昨年西武に、ウィリアムスはおととしダイエーマホームズは97・98年横浜にそれぞれ在籍した。

カブスの練習で私が目撃できたのが、ジンター
西武が昨年6人在籍した外国人のうち5人が結果を残せずクビになった。その中のひとりである。
途中入団・初登場の試合で本塁打を放ったが、結局話題になったのはそれだけだった。
カブスではもちろん控え。本職は捕手だが、サードでノックを受けていた。
出番を増やすためだろうが…。はたして、出番は?

カブスのフリーで目立ったのが、グレースソーサの3・4番コンビ。
とくにソーサピアザよりさらに高い所にぶつけていた。
こちらも、ストレートならいくらでも打てる、といった感じ。生で見た迫力はものすごかった。

記念の試合。試合前のセレモニーもいろんな人が出てきた。
ダンスパフォーマンスのバックバンドはスカパラ。日米国歌斉唱はドリカムの吉田美和。
始球式はMLB歴代本塁打王・ハンク・アーロンだ。
このアーロン。めちゃくちゃふつうの恰好。黄色いビルに馬券買いに来たオヤジみたいな服装。
しかも、マウンドまで行かず、大分手前で立ち止まって、いきなり投球。
紹介のアナウンスが終わるか終わらないかのうちに、始球式が終わってしまった。
試合中の「Take me out to the ballpark」の合唱では往年の名プレーヤー、アーニー・バンクスが登場した。

また、皇太子ご夫妻も観戦。東京ドームのロイヤルボックスが使用されたのを初めてナマで見た。
皇族をナマで見たのも初めて。まぁ、席が内野の奥のほうだったので、米粒程度にしかみえなかったが(笑)。



なんだかんだで試合開始。カブスが先攻。
一番・盗塁王もとったヤングが四球で出塁後、すぐ盗塁。
二番・ビュフォードがすぐにライトへタイムリー。
あっという間にカブス1点を先取した。

あっさり点をとられたメッツの先発投手がハンプトン。昨年22勝の最多勝投手だ。
しかしこの後、なかなか点をとられないものの、5回で10四死球と大乱調。客が冷めはじめる。
5回はついに押し出しで2失点目。この回で降板となった。
いっぽうのカブスの先発・リーバーは7回1失点と好投だった。

東京ドームは、空気で屋根を膨らませている。そのため、気圧が高く、中にいるとホンワカした感じだ。
照明の位置も目線に入るところにあり、心なしまぶたが重くなる。
あまりに退屈な試合になると自然とアクビが出るのが、この球場の特徴なのだ。

日本のチームの試合では、トランペットやメガホンの音が響きわたる。
そのぶん、冷めた試合でも、耳がさみしくなることはない。
まぁ、アレがうるさいという人が世の中にたくさんいるようだが、
私はアレがあってこそ、今の日本のプロ野球だと思っている。
ま、この話は始まったらつきないので、ここではあまり語らない。

MLBの試合では、当然リーダーに統率された「応援団」なんてものはない。
だから、この日の東京ドームは、試合前の華やかさはどこへやら。
あまりに四球の多い展開に、試合中はSEが入るくらいで、「シーン」と静まってしまった。
外国人の男性が「GO! GO! Mets!」と叫びながら同じ文句の書かれた大きな紙を持ってスタンドを歩き回る。
1回からずーっとやってたが、賛同する客が少ない。かえって、むなしさが起きる。

7回、待望のホームランが出る。カブスアンドリュースだ。ヤキモキしていた客が、やっと盛り上がる。
8回には、グレースピアザが立て続けに本塁打。
8回から登板した元ダイエーウィリアムスは、
スター・ピアザの一発を待っていた日本の客に「恩返し」をした恰好になった。

この前後、レフトの外国人団体客から起きたウェーブがドームを3周。
ほんとに、ちょっとのことがきっかけで大騒ぎになる。
ピアザの本塁打の2人あと、6番・ダブダブのユニフォームを着たベルのゴロを、野手がファンブル。
おそい追い上げとなったメッツに有利になるプレーなわけだが、
このちょっとのファンブルでも割れんばかりの大歓声。
これまで客がどれだけ展開のつまらなさに飽き飽きしていたかがわかる瞬間だった。
「GO! GO! Mets!」の音頭にも、まわりの客が手拍子でノリ始め、ドーム全体に広まった。

終盤・メッツジョン・フランコカブスアギレラと、両抑えのエースが登板。さすがにゲームが締まった。

最終回・守備固めでカブスブロックという選手が入った。
これを見たメッツバレンタイン監督アギレラが登板第一球を投げる寸前に出てきて抗議。
なんとも、変なタイミングだったが、どうやら試合前に交換したメンバー表にブロックが入ってなかったようだ。
結局、交代もなく抗議は終わったが、あと1球で試合終了というところで、またバレンタイン登場。
抗議内容はともかくとして、相手のアギレラをかく乱するためもあるんだろう。
そのアギレラ、あまりにしつこい抗議に、ホームに向かって歩いて行き、バレンタインをにらみ飛ばす。
日本では相手の監督にガンを飛ばすなんて考えられないことだ。

抗議終了後、1球で試合終了。5-3カブスが勝った。時刻は22時半になっていた。
ソーサは一発が出ないまま終わったが、二塁打を含む2安打と、一応力は見せた。
また、ジンターマホームズは出番ナシだった。


あ、もうひとり忘れてならない日本でプレーした男を目撃した。
元・ロッテ大洋ヤクルトでプレーしたレオン・リーだ。
今はスカウトとして、アジア方面を担当しているようだが、しっかり、背番号とユニフォームも持っている。
試合前になんとバッティングピッチャーとして働いていた。
おなかが出ていたものの、すぐにわかった。全然変わってなかった。

本場の選手のプレーを東京で見られたわけで、いい経験だった。
しかし、選手サイドの評判はあまりよくないようで、来年以降も日本でのMLB開催は続行するものの、
今回の両球団の来日はないだろうとの話だ。

プロ野球は、野球をする選手と、それを観る観客が一緒になったエンターテイメントだ。
やっぱりMLBをホントに楽しむには、アメリカへ渡るしかないということがよくわかった。

ああ、ガンちゃん…

at 2000 04/03 01:14

2000.4.1 Sat.
パ・リーグ公式戦

L-Fs 1回戦[西武ドーム]
×5-6
W
1勝 Lミラバル1敗 HR高木大1(3) ウィルソン1


さぁ、待ちに待った公式戦の開幕! 幸先のいいスタートを切りたいところだ。

昨年の春先以来の西武ドームでの観戦。内野席は初めてだ。
11時過ぎに到着。やはり開場前で行列ができている。プレイボールは13時半だ。
川崎・MLB(東京ドーム)で慣れたので、行列はなんともない。

西武ドームは外周通路がスタンドの一番上にある。ホームの後ろが一番高所。
外野の裏が入り口なので、内野へ向かって指定された縦通路の番号を探し、徐々に坂を上がっていく。
トイレなどはその外周通路の外なので、ホームベースに近い席ほど、長い距離を歩く羽目になる。

内野席指定席は薄手のクッションがついていて、座っていて疲れない。
東京ドームのS席もモケットが張ってあるが、ないところとそう変わらない。
ここのほうがいくらかラクだった。

試合前の練習。プロ野球ニュースの新キャスター・大橋マキが取材に来ていた。メチャメチャかわいい。
じつは、3/4の鎌ヶ谷でも間近で見たのだが、そのときよりかわいかった。
あとで考えると、鎌ヶ谷ではカメラ前に立つ仕事ではなかったので、普段着メイクだったんだろう。
この日は撮影をしていたので、しっかりした髪型とメイクだったのだ。


始球式は伊達公子。読みようによっちゃぁ、「ハム子」だから、西武よりもFs側の人選っぽい(笑)。
でも、どういう経緯でハム子が選ばれたのか? 謎のままである。

 ちなみに、Fsの本拠地開幕戦・4/4のオリックス戦では
 涙もろいピンポン女(爆)・福原愛が始球式を行う。
 ドームのスタンドに、「泣け」プラカードが何枚出るか、たのしみだ…。
 こいつの所属するミキハウスから初めてのプロ選手吉崎Fsに入った縁での人選らしい。


試合は松坂岩本の両エースが先発投手。

岩本は3年連続開幕戦完封勝利の新記録がかかっている。
が、1回・エラーなどもからみ、いきなり二死満塁のピンチ。
しかしここで高木大を145km/hのストレートで三振に討ち取る。
その後、6回まではゴロの山を築き上げ、いいペースに。

いっぽうの松坂は、4回にウィルソンのタイムリー、
6回はサード・フェルナンデスが真上に上がったフライを取り損ねる信じられないエラーで2失点。
7回は石本のタイムリー二塁打で3失点。この回で降板となった。

ことし西武に来た新外国人野手・フェルナンデスジェファーソンは二人とも大物。
とくに、フェルナンデスはMLBで2000本安打を達成している。昨年はオールスター・ゲームにも出場した。
中日ディンゴも同じく昨年出場。ひとり来てもすごいのに、二人も来ちゃったんだから。もっとすごい年だ。

そのフェルナンデス。帽子の被りが浅い。ポリシーなんだろう。
プロだから、アタマが大きいだけなら、それなりのサイズのものを用意するのが当然だ。
ほとんど乗っけてるだけ、という感じ。守備機会があるたんびに帽子が落ちる。
3アウト目を自分が裁くと、落ちた帽子には目もくれずベンチへ帰る。
それを松井が拾って持っていってやるのだ(笑)。

6回の大チョンボ。マウンド上に上がったフライを余裕の顔で捕るつもりだったのに、ポロっ。
だれも持ってきてくれない自分の帽子を、とぼとぼと三塁ベース前に拾いに行く。
37歳・バリバリのメジャーリーガーのプライドが音を立てて崩れた瞬間だった。


3点のリードをもらった7回裏、岩本ジェファーソンにひさびさのヒットを浴びる。
続く鈴木健の当たりは右中間への飛球。俊足右中間・井出石本が追いかける。
ここでこの2人が交錯! 井出は額を打った挙げ句、足も痛めて退場となった。
石本は交錯後すぐに起きあがって送球。意外にもランナーは2・3塁にとどまって、失点は防がれた。
「やはり、これも開幕戦連続完封投手の運か」、そう思われた直後、
1回のピンチに抑えた高木大に甘い変化球を狙われ、同点3ランを浴びる。

8回表、二番手・左腕の竹下の替わりっぱなをウィルソンがホームラン。
昨年開幕から6試合でヒザ痛でリタイアした頼もしい助っ人が帰ってきた。1年半ぶりの一発だ。
これで4-3と再リード。

これで気をよくした岩本は8回を簡単に切り抜けガッツポーズ。
勝ちが見えてきたと思っていると、9回表の攻撃中、
さっきまでブルペンにいたミラバルがベンチ前でキャッチボール。
どうやら岩本を完投させず、ミラバルに試合を託したようだ。

が! この投入が大裏目になった。コントロールが悪い。ヒットも打たれる。
またもや高木大に打たれ、同点に追いつかれてしまう。
ついに、岩本の3年連続開幕戦勝利すらも消えてしまった。

同点で抑えた直後、延長10回表・野口のタイムリースリーベースが出る。
派手なヘッドスライディングとガッツポーズ。こんどこそ勝利だ。…のムードだったんだが。

10回裏・なぜか続投となったミラバルはまったく良くならず、満塁に。
清水の代打、ルーキー・貝塚に押し出し四球を与え、また同点。
もう、勝てる予感は消えた。今さらながらピッチャーは下柳に交代。
鈴木健にあっさりセンターに打たれ、万事休す。
想像もしなかった、サヨナラ負けとなってしまった。

試合後、岩本は交代が不満だったことを漏らした。
大島監督もスタートしたばかり。采配もまだまだこれから、といったところだ。


さて、この日印象に残ったのが、フランクリン
2回、頭を越えそうな左飛を背中方向にダイビングキャッチ。そのまま外野フェンスを駆け上がった。
強肩以外は常に不安視されているその守備だが、やるときはやるんだというところをアピールした。
それでも、終盤は守備固めを出され交代。10回裏前、レフト中村のキャッチボール相手をしに出てきた。
助っ人がこの「相手」をしにくるのは異例だ。
おもしろいのは帽子を被っていないこと。スキンヘッドが丸見えだ。
キャッチボールが終わり、どうもボールをスタンドに投げそうだったんで、
3塁側内野席にいた私は早めに立ち上がって、両手をふってアピールした。
すると、こっちにちゃんと投げてくれた。
エサをまかれた池のコイのように、まわりの客も手を伸ばすが、私が両手でしっかりキャッチした。
なかなかのコントロールだ。まぁ、私に向かって投げたかどうかは知らないが(笑)。


あるく

at 2000 04/02 23:35

このところ、土曜は野球観戦後、歩くことが多い。
観戦ばかりで、草野球をやってないので、運動不足の解消のためのお散歩が恒例行事になった。

3/11
横浜戦の後は、ラーメン屋をさがしに4人で関内を歩き回る。
結局、新横浜に移動してラーメン博物館に。


3/19(これは日曜)
広島戦のあとは、九段下から東西線で素直に帰ろうとしたが、
なにかこのまま帰るのは嫌だったので、日本橋で銀座線に乗り換え、表参道へ。
スウォッチ屋に行く。すでにオモチャみたいなスウォッチが3本・ふつうのも1本持っている。
この日は5・6本目を買った。一度に2本買うのは初めて。
1本は文字盤の数字が貼り付いていないやつ。つまり、傾けると数字が全部そっちに寄るのだ。
針のある部分の上にさらに層があって、そのなかでゴロゴロしている。
ビンゴの抽選器みたいな感じかな。

その後、竹下通りのタバスコ屋に行こうとするが、みつからない。
タバスコブランドのグッズを扱っている店なんだが…。あったと思われるところにない。
見過ごしただけだろうか。そこに寄って帰ろうと思ったが、みつからないので帰れない(笑)。
結局、わからないまま原宿駅に着く。しょうがないので(バカ)新宿まで歩いた。
適当に大通りをはずれて裏道を歩いていると楽しい。何があるってわけでもないが。
あのあたりは交通に困らないので、どこへ行っても不安はないのだ。


3/25
中日戦観戦後は、3月分の日記にある『あるくあるくあるく』参照。
この日がいちばん歩いた。


4/1
開幕戦観戦後は、西武線で池袋へ出て、観戦仲間と呑んだ。
店を出て解散後、地下鉄に乗るべく地下に入る。しかし、酔いもあって暑い。
ホントに暑かったので、「早稲田まで歩いて帰ろう」と思わず外へ出て。店の方向に戻る。

2月にも、東西線の早稲田から都電の早稲田まで歩いて、そこから鬼子母神前まで乗り、池袋まで歩いた。
この間、大した距離じゃないので、酔い覚ましも兼ねて今回は歩いてみることにしたのだ。

が、パチンコの誘惑。飲み屋の近くにあったパチンコ屋の前で足が止まってしまった。
むかしハマっていたパチンコも、1〜2ヶ月に1回やるのがいいとこになった。
仕事ではパチンコ屋のチラシをつくっているので、パチンコに接してはいるのだが。

最近金遣いが荒く、預金が減る一方なので「ひさびさにやってみるか」と勝負を駆けてみる。
といっても、少しでも儲けが出れば…程度の勝負だが。

CRドルフィンリングという台をやる。5000円のカードを買って、さぁ! 勝負。
2000円分使ったところで、1回目の当たり。が、1回交換の絵柄だったので、すぐ交換。
まだ3000円分余ってるので、とりあえず使い切る事にする。このカードでまた当たれば、儲けになる。
5000円目までいって、なんと2度目の当たりが来る。カードが余らなくて、いいタイミング。
また1回交換の絵柄だった。自力で2ハコ。調子がよい。

これで1万円は確実なので、3000円のカードを買って、さらに続投。
儲けがなくなるのが嫌なので、5000円ではなく3000円に抑えた。
が、さすがに8000円で自力3回は無理か。8000円目の玉もほとんどなくなってきた。
ここで、予兆3回のあとの全回転スーパーリーチ! 確変絵柄で3度目の大当りだ!
しかもカードのあまらない、効率のいい当たり方だ。

結局、ここから5連チャン。全部で8パコも出してしまった。集金43500円だから、35500円の儲け!

2時間半ほど座り続けて疲れたが、気分がいいので、お散歩決行。夜の22時半だが(笑)。
明治通りを南下して、新目白通りを東へ曲がって早稲田へ。
早大の前は、入学式の日とあって、サークル勧誘のチラシが山のように落ちていた。
だれか、掃除しろよな。ホント。

池袋から早稲田。もう、なんともない距離だった。


これからは歩くことそのものより、その距離を延ばすことが目的になっていきそうだ。

邪魔をする者は、邪魔者だ。

at 2000 04/05 01:53

2000.4.4 Tue.
パ・リーグ公式戦

Fs-BW 1回戦[東京ドーム]
×3-9
W
川越1勝 L建山1敗 HRイチロー1 日高1 ウィルソン2(2)


本拠地東京ドームでの2000年初の公式戦。
会社を6時で上がり、なんとか2回から観戦できた。
特別サービスで、内野指定席は2000円だ。

始球式の涙もろい女は、もちろん見られなかった。

先発は建山川越だ。

ともに2年目。今年どうなるかで、今後を占うことができるだろう。
川越は昨年2ケタ勝利。開幕投手も予想されたが、3番手となった。

2回に入場すると、すでに1回に1点獲られているではないか。4番・イチローのタイムリーだ。
そのイチロー、3回には2000年第1号HRをレフトに叩き込んだ。
どこのチーム相手でもよく打ってるんだけど、ことにFs戦ではよく打っているイメージだ。

ま、どこのファンでも、そう思うんだろうが…。

建山は4回に日高に軽々と1発を浴びる。球が上ずっている。
凡打はほとんどフライ。上ずっているぶん、ボールの下をたたいているのだろう。
しかし、ちょっとでも下がると、まさに棒ダマ。簡単にスタンドへ持ってかれてしまうのだ。

結局、4イニングで降板となった。
後続の生駒原田黒木櫻井が、みんなピリッとしない。
全員初登板。肩慣らしの為とは言え…。オープン戦終盤からのリリーフの不調は、まったく解消されない。

いっぽうの川越。140km/h台の直球とカーブ・スライダーというローテーション投手の典型のようなタイプだ。
今日何度かみられたのが、Fsのバッターが140台の直球を見逃して三振を獲られる場面。
カーブ・スライダーが早いうちにきて、直球で勝負。
捕手・日高のリードだろうが、あまりにも似たパターンが多かった。
次回当たるとき、なんとかしてほしいところだ。ま、プロだから、そんなこと知ってらぁ、ってとこか(笑)。

さて、その日高。きょうは4打数4安打・1ホームランと大当たり。
3試合目だが、打率は.714となった。
高卒5年目・ことし23歳。メチャクチャ童顔。しかし、今年はBWの正捕手として活躍するだろう。
昨年も打率こそ低かったが、ポイントポイントでのしぶとい打撃が目立った。
あとは、リードが課題だろう。ただ、捕手としての威厳が顔にない。そこは変えようもないんだが…。

Fsは5回に野口のタイムリー二塁打で1点獲った以外は沈黙。最終回を迎える。
ランナーをひとり置いて、ウィルソンが2号ホームラン。
すでにこの時点で3-9。試合は決まっていたが、ドーム内は随分沸いた。
1塁側内野席のポール際に、日本ハムの社員が団体でメガホン持って応援に来ていたので、
いつもより歓声が多かったのだ。
ちょっと、リズム感がない奴ら(外野席とメガホンの叩き方がズレている)が多かったのが気になるが、
とりあえずは、応援がたくさんあったほうが盛り上がるのには違いない。
いつも、来て欲しいもんだ。

この回、悲しい出来事があった。
片岡が右飛を打った。ライトはイチロー。普通にキャッチしてアウトになった。
この直後、イチローにライトスタンドから投げ込まれたメガホンが当たった!
グラウンドに落ちたメガホンをボールボーイが片づける間、イチローは飛んできた方向を睨み続けた。
絶対にやってはいけない。とうぜん、グラウンド内に物を投げることが、まず許されない。
また、試合の流れに影響が出たとき、すべてが台無しになってしまう。
無走者だったからまだよかったものの、走者がいた場合、どういう結果になっていたか…。
そんな奴は二度と球場に来て欲しくない。


明日は新戦力オーミーが先発だ。
私の観戦したオープン戦のときのような投球をみせてくれればいいのだが…。
リリーフ投手陣が総崩れの今、先発が頑張らなくては、いくら打線が良くてもダメなのだ。

オーミーよ! たのむぞ!
オーメンにはならないでくれ!(バカ)

松崎真は座布団を…

at 2000 04/07 01:26

4/5はけっきょくオーミーが踏ん張って勝ち投手になった。
じつはわけあって、この日のゲームは文化放送でラジオ観戦した。
っていうか、ダルかったので会社休んだだけ(笑)。

放送予定だったM-Lが雨で流れたため、予備カードのFs戦の中継となったのだ。

この中継の解説松原誠オーミーの投球について私が観戦記で書いたことと同じところを挙げていた。

3/19の観戦記より
>フォームは右足がインステップしてくることもあり、体に隠れて腕がなかなか見えてこない。
>このフォームが遅い球速を補っているのだろう。じっさいの球速より早くみえていたようだ。

…これとおんなじことを言っていた。ちょっとうれしかった。

オーミーの攻略法としては、右打者はライトへ、左打者はレフトへ流すということだそうだ。
じっさい、BW打線が中盤以降、それをやって1点差まで追いつめたのだ。

けっきょく、8回の中村のスーパープレイ(見てないので、何をしたかはわからない)で逆転は防がれた。

なにはともあれ、5〜6イニングなら オーミーは先発としてじゅうぶん使えることが実証された。

今後各球団に当たると、その次からは前述のやり方も含め、いろいろやられるだろう。
それをきりぬけられれば、2ケタも夢ではないかもしれない。


ちなみに松原誠巨人コーチ時代、好調だった呂明賜の打撃フォームをいじって、
2度と快音を出させなくしたことで有名だ。

ちがう人だったら、ごめんなさい(爆)。

しかし、ホントに思う。好調なのに、なんでフォームをいじるのか。
阪神新庄も一軍デビュー当時、物怖じしない、ビュンビュン振り回すフォームで結果を残した。
翌年のキャンプ、コーチに「スイングをコンパクトにしろ」といわれ、フォーム改造するも大失敗。
一時は引退騒動まで起こしたことは有名だ。
私には、未だ、新庄はウソのフォームで打ってるように見えてならない。

Fsにもそんな選手がいる。
西浦克拓だ。

おととし20本のアーチを放った大砲。
しかし、昨年は開幕四番を勤めながら、66試合で2本しか打てなかった。

じつは、昨年の春のキャンプでフォームを小さくした。
挙げていた左足をすり足に変えて、スイングも小振りになってしまった。
けっきょく数字は残らず、後半は二軍に居座った。
それらを踏まえた今年、「また元に戻した」そうだが、そうは見えない。
たまたまさきほどの中継のなかで松原誠西浦について言っていた。

「この選手はなにかこぢんまりとしてしまった。こんなに小さくは見えなかったが…
 とにかく印象が薄い。欠場していても『あ、あいつがいない』といわれない。
 もっとアピールがないと、ファンにも首脳陣にも印象が残らない」

ほんとに、私もそう思う。

(私自身がプロ野球選手でないことを大前提に、意見…)
結果が出てるんだから、そのまんまで行けばいいじゃないの?
なんで、余計なことをするんだろう。
フォームってのは、変えるというより、「変わる」ものだと思う。
試合を積み重ねていくうちに、ああしようこうしようと改善・改造すればいい。
キャンプの段階で変えると、それがしっくりこなかったときに、元のフォームに戻れない。
戻そうと思えば思うほど戻らないのだ。
なにしろ一年のはじめから違う打ち方をしてるんだから。

何年も続けて数字を残した人間が、さらなる向上を求めてやるのはいいと思う。
しかし、新庄西浦みたいに、一シーズンよかっただけなのに、多くを求めてしまい、
その結果、はじめよりも打てなくなってしまうのは悲しい。

3人に共通するのは、大振りを小振りに抑えたこと。
確実に当てることを目的にしたと思われるが…。
思いっきり振って当たった結果がホームランになってたんじゃないの?

じっさい、現場の人たちはどういう考えなんだろう。
聞いてみたいが、そんなこと、シロウトには教えてくれないだろうなぁ…。

豪快極まりない(笑)スイングで有名な近鉄中村紀洋は言っていた。
「今のスイングでホームランが打てなくなったときが、引退するときだ」と。

みんな、そうあってほしいなぁ。
自分が何をするべきか、自分がどんな奴なのか、
はっきりとわきまえてほしい。

もう、来んな!

at 2000 04/23 21:53

2000.4.21 Fri.
パ・リーグ公式戦

Fs-L 3回戦[東京ドーム]
×1-5
W
竹下1勝1敗 Lオーミー1勝1敗 HR赤田1(2) 


仕事が忙しく、終電にも間に合わない日が続いた。
東京ドームでナイターがあっても、なかなか仕事を終えて観に行くことができなかった。

この日は、やっと仕事に間ができてきたので、思い切って18時の定時にあがって観に行くことにした。
ホントだったら疲れてるので帰って寝たいところだが、松坂が予告先発とあっては、行かないわけにはいかない(笑)。

ことしの東京ドームのFs戦は金曜のゲームは「フライデー・ナイト・フィーバー」ということで、C席が1000円になる。
去年は、毎月4日が1000円だったが、日程の構成上、いつも4日が東京ドームとは限らないので、
こういう形に替えたのだろう。週末の夜を選んだのは、いい選択かもしれない。
松坂がらみが大きく、売れ行きは好調だっただろう。
観衆は33000人。平日のFs戦としては異例中の異例だ。

1回の裏に入場できた。
と、いうことは、Fsがチャンスを迎えていた。
ランナーを2人おいてウィルソン。しかし、三飛でチェンジ。
どうも松坂の調子はよくないようだ。
2回、ユキオがもうすこしでホームランの三塁打を放つ。
上田のタイムリーですぐに得点。
このところ、やっとこさ出番を得た上田が当たっている。
井出が戻ってくるまでは、ガチガチのスタメンだろう。

この後、例のアクシデントが起きた。
1番石本上田を3塁においた場面で浅い左飛。
タッチアップに備えてホームのベースカバーに入った松坂が右足首を捻挫してしまった。
外野の返球に客の目が行っていたころ、松坂はすでにうずくまっていた。
結局、そのまま降板。先発もこなせる竹下が急遽リリーフに上がった。

平日のナイターの2回裏。会社帰りの客がまだ増え続けている時点で松坂がいなくなってしまった。
松坂目当ての客には、なんとも、もったいなかった。

さて、Fsの先発は、この観戦記でも私が期待しているオーミー
スピードがないので、コントロールが勝負の投手と言ったが、そのコントロールがこの日は全然ない。
0-3というカウントを何回見たか…。
2失点ながら、5回途中で降板。イマイチ信頼されてないようだ。

4/1の開幕戦で変わりっぱなにウィルソンに一発を浴びた竹下は突然の出番ながら、3回1/3で無安打・三振5と好投。
緩いカーブはファールにするのが精一杯。その後にくるストレートに威力があって、まったく歯がたたない。
その後のディアス-橋本-の3投手からもFs打線は無安打。

1-2の膠着状態のまま、8回。
ことしいい扱いをされてない、途中から代走で出場していた小関に替わって、代打・赤田
小関も落ちたもんだ」と思っていたのも束の間、下柳の初球を軽々レフト上段へ一発。
プロ入り初アーチが、貴重なダメ押しとなった。
9回にも西武は1点を加え、ジ・エンドだ。

松坂の急な降板後にヒットが出なかったのは、まことに悲しい。


この日の観戦席は一塁側のベンチのすぐ後ろのS席。このあたりはコアなファンが多いのだが、ヤジも多い。
5〜6列ほど後ろで観ていたオヤジが、何かと大声でボヤく。
Fsが攻撃中は、「カタオカ、気合い入れろ」とか、「オガサワラ、今年は大振りすんな」とか。
守備中は、ピッチャーがボールをとられると、「ノグチ、こわがんな、勝負しろ」とか、
「ヤマモト(主審)、どこみてんだ」とか…。
なんか言うのは別に構わない。ヤジだってプロ野球の付き物だから、おもしろければよい。
ただ、読んでわかるとおり、ヒネリもクソもなんにもない。しかも、結果をみたまんまのことばっかり。
話によると、結構観に来てるらしい。
毎試合、観に来るたんびにああいうつまんないヤジをとばしてると思うと、ホントに腹が立つ。
まわりの客も終盤になると、試合展開もあって、オヤジがなんか言うたんびにニラんでいた。

考えろって言っても、わかんないんだろうな。周りが見えてないし、自分がみてることも理解できてない。
中村ダイレクトのバックホームで小関を刺したときも、「カットがよかったよなぁ」なんてヌカしてる。

あいつのおかげで、つまんない試合が、なおさらつまんなかった。
もう来んな!

ところで、今季3試合目の観戦で3連敗。
この私も「もう、来んな!」なのかもしれない(自爆)。

勘違いの話

at 2000 04/25 00:44

なんとなく話したくなったので、話そう。
ほんとになんとなく(笑)…。

いままでいろいろな言葉の勘違いをしてきた。

最近では「げっ歯類」。
「げっぱるい」だとばっかり思ってたら、「げっしるい」だった。
漢字で書くと「齧歯類」。
ネズミなんかがそうなんだけど、私の語感では「ゲッパ」というのがネズミ類らしくてしっくりくるのだ。

よく聞くのは「薬剤師」を「ヤクザ医師」だと思ってた、とか、
「ルー大柴」を「ノレー大柴」だと思ってた、などなどだ。


「独壇場(どくだんじょう)」という言葉がある。
ほんとは「独擅場(どくせんじょう)」が正しいのだ。
いつからか「擅」の字を「壇」と勘違いされるようになって、今は正しい表現とされてしまっている。

「どくせんじょう」の意味の言葉が、『独壇場』の「独擅場」になってしまったわけだ。

コロンブスはインドに行ったつもりが、新大陸アメリカを発見してしまった。
ぜんぜん違うじゃん。そこ。
勘違いは社会にも影響を与えた。

名前の勘違いもある。西武広島で一塁コーチを勤めるトマシノ兄弟。
トマの字はくさかんむりの「苫」ではなく、たけかんむりが付く。
パソコンの世界には当然ない漢字だ。
話では、先祖が戸籍を登録するときに間違えて「たけかんむり」を書いてしまったらしい。
だいたい、漢和辞典なんかにものってないんじゃないだろうか。
彼らの家系だけが使ってる文字かもしれない。


あ、思い出した。
小5のとき、国語の授業で劇みたいなやつをグループごとに読むのがあった。
配役は父・母・きょうだい…みたいなのだったか。

私は父親役をやらされ、「父」のところだけ声を出して読んでいった。

で、最後に子どもを叱るセリフがある。

「この、横着者め!」

私は、よこぎものめぇ」と父親らしく大声で読んだ。
直後、教室が爆笑の渦になったのはいうまでもない。

この私こそが「おうちゃくもの」だったのだ。

はた・はた・はた・はた・はたしんじ!

at 2000 04/29 09:43

2000.4.27 Thu.
パ・リーグ公式戦

Fs-M 5回戦[東京ドーム]
○6-2
W
関根2勝2敗 L川井1敗


平日…ということは、またしても無理に18時に会社を出ての観戦だ。
まぁ、忙しかった仕事も落ち着いてきたからいいのだ。

先発は関根川井

3勝15敗という「初の前頭上位で横綱大関に全敗した力士」みたいな成績のロッテ
前日、眠れるエース・黒木がまたもやKOを喰らうなど、投手事情がかなりお寒い。
2年目の川井は今季初先発。昨年は開幕ベンチ入りも、7試合8イニングで自責点13。防御率14.63に終わった左腕だ。


2回表に入場。すでに何点か獲ってるかと思いきや、0-0。ヒットもない。
先につかまったのは関根。好調サブローにライト前へ運ばれる。2死だったのでボーリックが二塁から生還した。

1点もらった川井は、多少球が上ずっているものの、Fs打線に芯に当てさせない。
フォームは中日今中を思い起こさせる、右足があまり前へ出ず、肩が張ったような投げ方。
今年新調された黒のシックなビジターユニフォームと相まって、エース級の風貌だ。
4回まで被安打0の好投をみせる。

ユニフォームといえば、片岡。どうも、ユニフォームの上着が大きくなったようだ。
前からだったろうか? あまりそういう印象がなかった。
上着のソデが、ヒジまできている。あんまり似合ってない(笑)。打撃成績がイマイチなので、気分転換だろうか?
両腕にはめた白のリストバンドも、これまた似合ってなかった。

さて、4回から急にコントロールが悪くなった川井。5回にド高目の直球をユキオにチーム初安打されると、
金子のレフトへのタイムリーなど、あれよあれよのうちに4失点。
ひとまわりしたら、あっさり打ち込まれた。ここにも、コントロールで苦しむ投手がいた。
スピードはそれほどない。そのうえ、球が上ずっているので、ストライクを獲りにいくと簡単に打たれる。
5回は2アウトをとるのが精一杯で4安打を浴び、ノックアウト。

打率.210台に低迷していた金子は6回にもお得意のセンター前でタイムリー。3打点を稼いだ。
8回にはライナーをジャンピングキャッチだ。
直後、守備固めで入っていたセンター・中村も、負けじとジャンピングキャッチを魅せた。

負けグセがついているチーム相手に、まったく遠慮ないプレー。
逆にいえば、勝てないときは、いい当たりも野手の守備範囲に飛んでしまっているのだろう。


7回・ロッテは代打・石井浩郎が登場した。期待の四番も打率1割台・2日前のケガでスタメンから外れていた。
しかし、14000人発表の東京ドームがいちばん沸いたのは、この男が出たときだった。
この打席が巨人からの移籍後、東京ドーム初見参でもある。

最近「叫び」「手拍子」がメインになってきたロッテの応援。
数年前からロッテファンが急増したもっとも大きな要因だ。
声の量が多い。っていうか、外野スタンドのファンの絶対数が明らかにFsを上回っている。
新しく作曲された石井のテーマはトランペットと叫びが融合した勇壮なもの。
おととしからやっている「チャンステーマ」にも似ている。いかにも大物のイメージだ。

ちなみに、ことしFsから移籍した秦真司の応援は「はた・はた・はた・はた・はたしんじ!」だ。
これだけ(爆)。

このロッテの応援、ファンをつくるきっかけとなったが、
古くからのファンが今のスタイルになって、ロッテファンを辞めた、なんて話もよく聞く。
そんな簡単に辞められるのは、ホントのファンではないとも言えるが…。
ま、応援活動そのものが好きで野球場に来る人もいるわけで、そういう気持ちを否定できなくもない。
私だって、トランペットが流れる日本のプロ野球が好きだ。
トロンボーン(とくにバストロ)もある時はもっと好き(笑)。

東京ドームの試合中、Fsのマスコット・ファイティーがスタンドに出没することがある。
これに、若い男が声をかけていた。
「ファイティーさん。オレはロッテファンだけどさぁ、
 あの応援は嫌いなの。あんなのJリーグでしょ! 野球の応援じゃないよ!」
ロッテファンと聞いて一度は腕組みをしたファイティーも、そのあと頷いていた(笑)。

私は別に構わないと思う。あれ結構、選手の士気が高まるらしい。ただ、負けが込んでると、ちょっとむなしいかな…。
たしかに、出どころがJリーグだというのは否定できない。まさにそのものだから。
が、いいものは吸収したってべつにいい。球場の雰囲気はとってもいいし、ショーアップに貢献しているから。


試合に目をもどすと、もう9回だ(笑)。
関根が6と1/3回。そのあと、生駒-下柳-黒木とつないで、最後はミラバルの無失点リレー。
3月に私がオープン戦でさんざん見てきたリレーともいえる。下柳はホント、私が行くたんびに出る。
開幕戦、いきなり不安を募らせたミラバルも現在は好調。やっぱり投手がいいと、チームは上昇するということだ。

これで今季2度目の4連勝だ。ただ、上には上がいて阪神が9連勝してしまった。
試合後のヒーローインタビューで金子
「ホームランとか派手なことはできませんが、これからも私の地味なプレーを見に来てください」
と、言っていた。
でも、キミだけじゃなくって、チームそのものが地味なんだよねぇ。
快進撃してても、絶対ほかに話題を獲られちゃう。外野のファンだって、敵のほうが多いし(笑)。

私はそんな地味なところがFsらしくて大好きなのだ。
ま、たまには世間を騒がす成績を上げてもほしいんだけど…。