かんたん記


archives 2000.3

バリー、カゼひくぞ!

at 2000 03/12 23:23

日記のコーナーを利用して、野球観戦記でもつけてみよう。

では、さっそく今年初めてとなるプロ野球観戦初戦。
当然、日本ハムファイターズの試合である。
(読まれる方の野球・プロ野球・ファイターズに関しての知識度は気にしないで書いてます・笑)

2000.3.4 Sat.
Fs-M オープン戦[鎌ヶ谷ファイターズスタジアム]
×7-8 8回裏終了時点・日没コールドゲーム
W
戸部1勝 S竹清1S L岩本1敗 HRボーリック2号 立川2号(2)


前々からの予報どおり、試合開始直前から雨がパラパラ…。
途中からは傘をさしての観戦。まったく、観づらかった。

先発はガンちゃん(岩本ツトム)とルーキー戸部
投手だけ見ると、きょうは勝てるかと思うところだが、結果は反対。
ガンちゃんボーリックにタイムリー、ホームランといいようにやられる。

ボーリックのタイムリーで生還したロッテの新外国人・バリーは半ソデ。さすがに寒そうだった(笑)。
ただ、観ていて、ヤツは今年そこそこやる。そんな気がした。

Fs打線はパッとせず、終盤マリーンズ大ボケ投手に四球サービスをしてもらい、1点差にするのがやっと。
ちなみに、このボケ投手は赤っ恥のイニング途中降板となった。

雨が徐々に強まる中、試合成立の5回が限度とみられた試合は8回で終了。
Fsの抑え候補、ミラバルが9回表マウンドに向かうも、審判のコールでゲームセット。
ヤル気満々でブルペンから出てきたミラバルはかなり悔しそうだった。

雨も強かったが、結局は日没コールドだったようだ。
鎌ヶ谷はファーム球場で、照明設備がないのだ。

ちなみに、両チームの投手リレーはなかなかの顔ぶれ。
Fs:岩本(Fsココロのエース)-金村(一昨年パ防御率王)-下柳(壊れない鉄腕・Fsファン内に「壊れてくれ」と願う輩多し)-ミラバル(出ずじまい)
M:戸部(新人)-河野(巨人をクビでロッテに入団・元Fs・かくれんぼ好き)-(巨人をクビで古巣にテスト復帰・おまえもか)-成本(元抑えのエース・今は先発候補の候補)-寺本(こいつがノーコンの「大ボケ投手」)-竹清(とくになし・爆)

試合前後、西武からハムに来た新谷、ロッテの立川と握手できたのがうれしかった。
ロッテの福浦が若ハゲだということもわかったし(笑)。帽子脱いで私服だとマジでだれだかわからなかった。
鎌ヶ谷は選手との距離が近いのがグー。

でも、球場周辺の道が少ない&狭いで、渋滞がすごい。家路が遠いのがノーッグーッ!

(来週は週末のハマスタ&東京ドーム予定)

ラッキー

at 2000 03/09 23:00

なんと、4月1日のパ・リーグ開幕戦、
西武ライオンズvs日本ハムファイターズ」の内野席チケットを手に入れた!
世の中いろいろあるもんだ。

先発は松坂岩本でマチガイなし!
かたや言わずとしれた平成の怪物
そして我らがガンちゃん3年連続開幕戦完封勝利の新記録を目指す!
熱い戦いになることマチガイなし!

これから観戦記も含めて、野球のはなしばっかりになりそうだ。マチガイなし!(こればっか)






で、席が。

at 2000 03/08 01:03

4/1のチケットは電話予約のものを、たのんでいた友人から譲り受けたのだ。
3席というのは予定外だったが(笑)
と、いうことで、さっそくぴあで入手してきた。

で、席がなんと、前から6列目!
開幕戦をこんなに間近な席で観られるとは!
こりゃ、ほんとにたのしみだ。

しかも、同日別でチケット購入したネット仲間が2列前に当たったことが判明。
世の中狭いなぁ(笑)

メローニ、もったいないぞ!

at 2000 03/15 01:03

2000.3.11 Sat.
YB-Fs オープン戦・サントリーカップ[横浜スタジアム]
×2-4
W
野村1勝 S矢野1S L岩本2敗


自身初の訪問となったハマスタ。
3塁側ベンチ後ろあたりの内野特別席の前の方だったが、角度的に打席が観づらかった。
前の方はスタンドの傾斜がないため、前の人のアタマが邪魔。
あと、最前列の前に通路があり、売り子が頻繁に止まる。これが邪魔だった。

さて、試合はというと、1回ウラ、ベイ がスリーベースとツーベースを2本ずつ放つ。
オバンドーの人工芝バウンド後ろそらしをはじめ、外野のまずいプレーが重なってのもの。
Fsファンからすると、今日の左:オバンドー・中:中村・右:フランクリンは非常に不安。
そして、試合開始早々モロに出た感じ。

当然、打たれてる岩本の調子の悪さも気にかかる。打球がバンバン内野のアタマを越えていく。
3回から立ち直ったものの、立ち上がりが悪い。
4/1の開幕戦の先発は濃厚だが、とても不安である。

いっぽう、ベイの先発・今季に復帰をかける野村はそこそこの出来。
その後に出てきた、木塚中野渡の両ルーキーと2年目・矢野は好投。
とくに木塚はかなりの気合。変則サイドスローで、4月5月あたりは確実に1軍で活躍しそうだ。

オバンドーが、第三打席のあと顔をゆがめて帰ってきた。足を痛めたらしい。
(注・後日、脇腹肉離れであったことが判明しました)
そのまま上田に交代。手も死球でケガしており、このさき心配。
チームは、ランナーをためてからタイムリーが出ない、いつものお決まりパターンだった。

投手は岩本が5回を投げたあと、下柳が2回、黒木が1回を投げた。2人ともほぼ完璧な内容。
ホント、この2人がシーズン中もマトモに行けば、先発が頑張りさえすれば勝ちが転がってくるパターンになる。
今日の調子を1年中維持してほしい(笑)。

ベイの8番・DHのメローニは今日2本のツーベース。
が、セなので、公式戦ではスタメン落ちしてしまう。
ここんとこ、外国人野手は内野手ばかりを獲る ベイだが、
ポゾセルビーなど、結局進藤を抜けず、代打に成り下がっていた。
メローニもせっかく獲ったのに、こんなんじゃもったいないのだ。

試合後、あちこち行って、最後はラーメン博物館に行った。(笑)

田辺、なにしに来たんだ?

at 2000 03/15 00:53

2000.3.12 Sun.
G-Fs オープン戦・サントリーカップ[東京ドーム]
○6-1
W
金村1勝 L桑田1敗 HR野口1 フランクリン1 江藤1


本拠を共有する両チーム、読売ジャイアンツ日本ハムファイターズの試合。
今回は巨人主催なので、我らがファイターズはビジターのグレーのユニフォームだ。

 石原慎太郎が都知事に就任して
 「東京ドームに競輪開催の施設ができているのに、やらないのは勿体ない」
 なんてことを言ったそうである。東京ドームの建設時から、競輪用の設備は仕込んであるらしい。
 88年の開場以来、未だやっていないが。
 ここで、もし競輪がはじまると、まず追い出されるのがFsなのだ。

 もはや説明の必要なく、巨人の公式戦は毎日55000人の超満員。
 (じっさいは44000人くらいしか入らない。
  このサバ読みは防災上の都合がなんたらかんたららしい。他球団も同じ)
 いっぽう、客入りの悪いFsは、昨年から階上席の使用をやめた。
 最初は「土日はいつもどおり開放」で、階上席も使っていたことがあったが、
 途中からは土日の開放もなくなった。
 スタンド使用料や、各通路に立つ係員や売り子・売店店員の人件費削減のためだろう。
 清掃もバカにならない。
 昨年唯一平日に開放となったのが、西武・松坂のプロ初登板試合。さすがにあの日だけは一杯入ってた。

 マスコミでも、Fs東京ドーム追い出しの話が後を絶たず、
 昨年などは「札幌移転」なんてウワサもあった。
 が、札幌は西武が来年から準本拠としてかなりの試合数をやるらしいので、しばらくはない。

 一部では、老朽化による神宮球場取り壊しで追い出されるヤクルトとともに、
 「どこへ行くのか」と変な話題になっている(笑)。
 来年、球団名が変わることになっているFsに、なんらかのアクションがあるかもしれない。

…という境遇の中での対決(長いって!)
私はFsファンであるのだが、当然プロ野球全体のファンでもある。
だから今年の巨人のような、金で捕まえる「欲しがり補強」はあまりスッキリしないが、
やっぱり、あのチームで出てくる人出てくる人、みんなウキウキして観てしまう。
なにしろ、投手リレーは凄まじかった! 桑田3回-工藤2回-斎藤雅2回-上原2回だ。
公式戦では絶対にみられないこのリレー。今日はこれだけでも価値があった。
今年は、斎藤雅がもはや先発候補にも挙がらないほどの強力投手陣である。

で、この豪華絢爛贅沢リレーをFs打線が13安打・6得点と打ち込んだ。
とくに、斎藤雅の調子が悪く、ひとりで4失点となった。
桑田工藤はランナーをためた場面では失点がなかったものの、
それぞれ野口フランクリンが一発お見舞いした。
上原は2安打も無失点。昨年の実績通り、格の違いを見せた。

さて、きょうの好調Fs打線。ヒットは球に逆らわずセンター返ししたものが多かった。
金子はセンター中心に4安打。
本拠地初登場初スタメン・9番・ショートのルーキー田中賢介は、
満塁からのタイムリーを含む2安打。やはり2本ともセンター返しだった。
きょう出場のなかった本来のショート・田中幸雄も、うかうかできなくなった。
ユキオはこのところ、守備についておらず、DHでの出場ばかり。
きのうのオバンドーのケガで、ウィルソンがDHでスタメンとなったこともあり、
スタメンから外れた。しかも、そのまま出場ナシ。オバンドーとともに、気にかかるところだ。
昨年のヒザのケガの長期離脱から復帰の'97'98の本塁打王ウィルソンは3三振。
落ちる球について行けない。今ひとつ元気がない。開幕の外国人野手2人はどういう組み合わせか?

かわって、Fs投手陣。今までみたことないような好調ぶり!
チーム内でのコントロールのよさ1・2を争う、先発金村・2番手関根が継投。
いつもボールが多いイメージのFs投手陣にあって、この2人だけは安心して観られる。
結局金村は5回2安打1四球の完璧な内容。この試合のMVPを獲得。
関根は、江藤に移籍後初ソロを浴び、きょう一番の盛り上がり場面をつくってしまった(笑)。
しかし、そのあと小刻みに登板の黒木原田ミラバルの3人は、6打者から4三振と安定した内容。
黒木は連投のテストも兼ねていたようだ。きのうの下柳も含め、後ろが安定しているはとてもうれしい。

両チームの投手陣が金村斎藤雅の各1個の四球で終わったのが凄かった。
試合進行もよく、心地良い試合。そして、なにより新鮮だったのは、「音響機器の故障」。
場内アナウンス、「ジャイアンツファイヤー」や「闘魂こめて」を含めた効果音のすべてが
試合途中からなくなった。まるで草野球を観ている感じ。
もちろん、曲が流れないと最悪(ふだんも客がのらない)のジャイアンツファイヤーは中止になった(笑)。
攻守交代の後、川相がこっそりショートに入ってたりして面白かった。

しかし、元木後藤が控えの今、堀田川中西武から来た田辺らが
まったく働き甲斐のないポジションにいる。きのう本塁打の2年目・高野も出番ナシ。
今の巨人で1軍にいるよりは、彼らは2軍で使ってもらった方が幸せのような気がしてならない。

ちなみにきょうの観衆23500人。日曜の巨人戦デーゲームの割に、内野に空席が目立った。
趣味的には、公式戦にも劣らない楽しい内容だったのだが…。


どうでもいいけど、長ぇなぁ。今日(爆)。

ボケボケ

at 2000 03/15 22:45

11・12の両日はひさびさにカメラを持参しての観戦だった。
きょう、その一部が上がった。
カメラは京セラの「SAMURAI」。シリーズのさいしょのやつだ。
CFは坂本龍一が出ていた。12〜3年くらい前かな?

いちおう70mmまでズームできる。しかし、野球場で、プレーしている選手を撮るのはつらい距離だ。
なので、試合前にへんてこなカッコでストレッチをしているFsの選手の写真を撮ってみた。
内野席のネットにへばりついて撮ったんだけど、ほとんどの写真に網目が入っている。
10年くらい前は、結構同じ撮り方でうまく撮れてたんだけどなぁ…。
あの頃はまだ中学生だったのだが、社会人になった今、なんでヘタになっちゃんたんだろう?

ウィルソンフランクリンに声をかけてカメラ目線もらったのに、ウィルソンはネットにピント。
フランクリンのはプリントすらされてなかった(笑)。

まことに残念だ。
まぁ、いろいろな悪い条件もあるんだけど。
フィルムが1〜2年前に買ったフジカラーのリアラ(ISO100)。
しかも室内の東京ドーム。(ハマスタはあんまり撮ってない)
あと、11日の朝、フィルムを入れたときに、フックが悪く、一度空回りしてふたを開け、入れ直している。
でも、撮れてるから、入れ直しは不調の原因ではないか…。

ちなみにSAMURAIはハーフといって、通常のフィルムの1コマを2コマにして撮るカメラだ。
だから、36枚撮りなら倍の72枚と、なぜか2〜3枚余計に撮れてしまう。
今回、こんなに撮ったのに、きれいに映ってる写真が少なく、打率が低かったのでとても悲しい。

じつは、試合中に撮りきったので、ドームでISO400のフィルムを買った。もちろん36枚の。
こっちはまだカメラに入ってるので、週末またドームで挑戦だ。

広澤、このままではマズイぞ!

at 2000 03/19 01:48

2000.3.18 Sat.
Fs-T オープン戦・サントリーカップ[東京ドーム]
○7-3
W
岩本1勝2敗 L星野伸1勝1敗 Sミラバル1敗3S HR中村2 小笠原2(2) 矢野1 田中幸2(2)


阪神を迎えてのオープン戦。
試合前、Fsの新入団選手・コーチの紹介があったらしい。
らしい、というのも、最近草野球をできてなかったので、
試合前に神宮外苑のバッティングドームに行って、バッティング&ピッチングをやってたのだ。
待ち合わせに遅刻(さいきんこればっか・笑)したので、出るのが遅くなった。
ドームに入ったのは、プレイボール数十秒前だったので、紹介は見られなかったのだ。
今年は正田田中賢など期待の新人も入ったが、監督・コーチも懐かしい顔が帰ってきた。
監督の大島康徳白井一幸・田村藤夫・嶋田信敏の3コーチだ。
この4人は私がFsファンになりたてのころ旬だったので、時の流れを感じさせる。

さて、試合。
3週連続の観戦となった土曜日。きょうも、やはりFsガンちゃんこと岩本ツトムが先発投手。
いっぽうの阪神は昨年までパのオリックスにいた星野伸之Fsはこの投手が大苦手で、毎年数勝を挙げられていた。
なにも、リーグがかわった後も対戦しなくてもいいのになぁ。

前2戦の反省は「立ち上がりをなんとかする」だったガンちゃんだが、1番・坪井にいきなりライト前に打たれる。
しかし後続を抑えて、4番の新外国人・タラスコは三振に討ち取った。
その後も一死満塁からゲッツーをとったりして、決して無難とは言えなかったが、
なんとか矢野のソロホーマー1本の1点だけに抑えた。やっと、調子が出てきた。
後続の投手も、毎週同じ(笑)。下柳-黒木-原田-沼田-ミラバルの順。ここに初めて加わったのが、沼田
たしか、今年の1軍オープン戦は初登板で教育リーグ(2軍)にいたはずだ。
7-1でリードした9回1イニングを任されたのに、2死まではとったものの、カツノリに二塁打。
その後、四球2つで満塁になって、坪井。きょう3本目のヒットを打たれ、失点。毎年、コントロールに苦しんでいる。
結局、抑えきれずにミラバルに交代。その後、和田があっさり倒れて試合終了。
果たして沼田の次の登板はあるのかどうか?
下柳黒木は今日も無失点。これはみんなホントの力とみていいのか?
毎週書くが、この2人が安定してると、試合の後半がひじょうに安心なのだ。

打撃陣は、2年前の「ビッグバン打線」を思い起こさせる3本塁打。
ヒットと四死球の数がともに阪神を下回ってるのに、相手の3点に対して7得点。
阪神広澤をはじめとする内野陣がエラーを連発したのも痛かった。
途中出場で一塁についた広澤は球が手につかず、草野球守備。打も空振り三振でレギュラーは遠のいた感じ。
1回裏、先頭の中村がいきなり一発。弱い飛球かと思われたが、スタンドイン。
続く第2打席もレフトにヒットを放ち、見事MVPを獲得した。
常にこの打撃が維持できれば、井出が戻るまでは、左投手相手の試合はスタメンになるだろう。
小笠原ユキオも完璧な一発を放つ。音も良かった。
前回の観戦記でポジションが危惧されたユキオは、4番・ショートで出場。まだまだ若手には譲れない。

対する阪神。先発・星野伸のあとも伊藤-吉田豊とパ・リーグ出身の投手が登場。
セは生観戦しない今、とても懐かしかった。阪神は移籍選手が割と長生きするチームだ。
打撃陣にも大豊広澤佐々木といったスタープレーヤーや、カツノリなんかがいる。
そのカツノリ。今日は俊足・石本の盗塁を刺したり、打撃でも2安打。
1本目は一瞬柵越えかとも思われた当たり。強すぎるライナーでシングルヒット。
中村の一発とは正反対だった。中途半端でカツノリらしくてよい(笑)。

外野スタンドの入りは、予想通り阪神のほうが上。
応援も、個人別応援歌の歌詞を歌う声がトランペットとともに聞こえてくる。
まったく、どっちがホームだか素人目にはわからないだろう。
ま、この3連休東京ドームで3連戦するFsだから、ファンは「いつでも観られる」という姿勢なのだ。
もっとも、根本的なファン数の違いもあるが…。

ちなみに、私は3連休3連戦だ(笑)。広島中日戦と続く。
あすの広島戦は金村が先発でまちがいない。好投期待。

ネムい。ネムいぞ。

at 2000 03/19 23:50

2000.3.19 Sun.
Fs-C オープン戦・サントリーカップ[東京ドーム]
×0-12
W
河内1勝 L金村1勝1敗 HR新井2(2)・3(2)


3連休観戦3連戦の2戦目。きょうもサントリーカップ(セ・パ交流戦)なので、相手はセの広島
昨日の阪神中日とウエスタンテリトリーの3チームが東京ドームにやってくるわけだ。

やはり、似たような話題にしても世の中の認知度が違う。
今日の広島の先発はルーキー河内。140km/h台の速球を投げる左の本格派だ。
試合前の先発投手発表で河内の名が出ると、ドーム内が大歓声。
じつは、私自身、この投手のことをほとんど知らなかった。勉強不足。名前は何となく耳に入っていたが…。

対して、試合最終の場面で出てきたFs田中賢にはパラパラの拍手。
まぁ、Fsでも正田が出るときは、大歓声マチガイなしだろうが。

そういえば、先発投手発表の前、フリーバッティングをしていたのが新井
鋭い当たりを左右に飛ばしていた。テレビのキャンプニュースでも各局「今年のイチ押し」で扱っていた。

さて、Fsの先発は、きのうの観戦記で「好投期待」と締めた金村
が! 何が起きたか。3回8安打7失点。早々の降板となった。
ふつうの大量点というと、エラー・四死球がからんだところにドカンと長打、というのが多い。
しかし、金村が投げた3イニングは、エラーも四死球もナシ。つまり、すべて素(す)に打たれた失点なのだ。
微妙なコントロールが効かず、スライダーでストライクがとれない。リードも悪かったのか?
女房役のバリバリの正捕手・野口金村降板後の打席ですぐに代打を送られた。
ココロのエースが岩本なら、実力のエースが金村
そのエースが、前2週の好投がウソのような惨劇となってしまった。
逆に前2週ボロボロだった岩本と入れ替わってしまった。
2人とも調子がいいのが当然理想なのだが…。

1回に金村が一発を浴びたのが例の新井だ。右中間スタンドへ運んだ。3回にはライトへ二塁打。
新井は5回にFsの二番手・高橋憲からもやはり右中間へ一発。きょう6打点。
右打者だが、ヒットがすべて右方向。しかも、強い当たりだ。清原のいい頃に似ている。
 試合前の練習のイメージから「こいつはこわいぞ」と私が言った瞬間に1回の一発が出た。
 じつは、きのうの矢野の一発の寸前にも「こわいぞ」と私は言ってるのだ。
 ああ、結果が見えてしまう私が怖い…(爆)。
新井は話では、守備がどうしようもないらしい。きょうもDH。開幕スタメンはあるのだろうか?
広島前田が2本の二塁打。チームも15安打を放った。
また、木村拓也森笠福地といった控えクラスもヒットを重ねた。
木村拓はもともとFsにキャッチャーとして入った選手。
今は内外野をこなすユーティリティープレイヤーとなった。
今季新人で木村一喜が入ったので、「キムラタクヤ」とコールされるようになった。

投手。高橋憲は4回は3人で片づけたものの、5回だけで5失点。
今季大量補強された左投手陣の中で、1軍に生き残ることができるのだろうか?
つづいて3番手・生駒は7回に満塁のピンチ。これを三振で切り抜けて、なんとか3回を無失点で抑えた。
最後はま〜た原田。このところ観るたんびに出るので、見飽きてしまった(笑)。こちらも無失点。

広島の投手リレーはなかなか豪華。
二番手・黒田、高卒ドラフト6位ながら今注目株の苫米地
新外国人のセットアッパーウルソー小山田、抑えの小林幹とつないだ。
投手6人でFs打線を5安打完封。河内小林幹以外は無安打。

きょうのFs打線は片岡田中幸のいない飛車角落ち。
途中でその他の主力も引っ込んだこともあって、中盤以降アクビのとまらない試合となってしまった。

まぁ、こういう日もあっていいか。世の中釣り合いがあるものだ。明日の中日戦に期待しよう。

びっくり

at 2000 03/20 00:54

観戦記を結構書き綴ってるけど、タグをたくさんつけているので、新規一発ではうまくいかない。
ぜったい、間違えているところがあるのだ。

で、直すときに「編集」から入ればいいんだけど、3/18の観戦記はブラウザの「戻る」ボタンで、
「新規作成」を何度も修正してしまった。

と、いうことで、「新着日記」に『広澤…』のタイトルがズラ〜。
おまけに、日記そのものも、修正回数分全文が載る始末。
きょう指摘されて、やっと直した。

間違った場所が徐々に直っていく課程が丸見えになってたのだ。恥ずかしや…。

まだまだ、慣れてないなぁ。

み〜つけた!

at 2000 03/21 02:00

2000.3.20 Mon.
Fs-D オープン戦・サントリーカップ[東京ドーム]
○10-0
W
オーミー1勝 L野口1敗 HRフランクリン3(3)


3連休観戦3連戦の3戦目、中日戦。

おとといの阪神・きのうの広島戦もそれぞれのひいき客が多かったが、きょうが一番多かった。やはり優勝翌年だ。

きょうの注目は、中日が昨年成績の悪かった李鍾範を2軍へ回し、
新しく加入させたディンゴ(デビッド=ニルソン)だ。
昨年まで在籍した大リーグ・ブリュワーズでは、主に捕手として活躍した。
今年タイガースに移籍した野茂ともバッテリーを組んだ。
もちろん、中日としては、打撃を期待して獲ったので、主に守るのはレフトが多くなりそうだ。
しかし、バリバリのメジャーで張っていた捕手。それを生かす手も十分考えられるわけだ。
打線を強化したいときディンゴを捕手として使えば、攻撃的なオーダーを組める。
おととい18日のロッテ戦でテストで初めてマスクをつけた。
バッテリーを組んだ山本昌は、言葉の壁や、日本の選手を知らないことをさしひいても
「投げやすかった」と言ったそうだ。

きのう19日はマスクはナシ。こんどはいつあるのか?
と、いうことで、日本ではあまり見られない外国人捕手・ディンゴの登場を楽しみにした。


先発投手はオーミー野口の両左腕。
野口は昨年19勝7敗という言わずと知れた中日の大エース様。
Fs星野伸河内と続けて、3連戦すべて左投手をぶつけられたことになる。

対する我が新戦力オーミーは、今まで中継ぎが多かった投手。
Fsでの起用法ははっきりしてなかったが、登板を重ねるにつれて良くなってきた。
きょうの先発で好投すれば、貴重な左腕としてローテーションにしっかり入るだろう。

試合はきのうの反対の展開になった。
大エース様・野口は1回にフランクリンの3ランを含む6安打を浴びるなど3イニング8失点。
きのうのうっぷんを晴らすかのようにFsが打ちまくる。
 ちなみにこのフランクリンの3ラン、またも寸前に予言してしまった。
 ここまでくるとホンモノ?(笑)
中日の先発捕手・吉原は記録には残らないまずいプレーが目立ち、悪印象。
けっきょく3回裏に早くも捕手・ディンゴが登場となった。
不調の野口がこの回も続投。キャッチャーが先に替えられてしまったわけだ。

ディンゴは特注した防具が届いておらず、誰かのを借りてやっているらしい。ココロなしか防具が小さい。
まるで「少年野球で、太ってるだけでキャッチャーをやらされている子ども」といった感じ(笑)。
投球練習の最終球を二塁へ送球。あれ? 強肩かと思いきや、ワンバウンド…。
プレー中の投手への返球もヘロヘロだ。聞いた話では、やってはいたものの、捕手としての評価は低かったらしい。
それを補って余りある打撃力があったので、レギュラーを張っていたようである。
盗塁も、18日は刺したようだが、きょうは許してしまった。打撃は無安打だった。

4回はディンゴが入団時に推薦して入団となったカールソンが登板。
前日先発したバンチ・台湾プロ野球から来た曹竣揚と一軍枠を争う投手だ。
ただ、3人の中ではいちばんアピール度が低く、あまり一軍は期待できない。
そのカールソンディンゴがバッテリーを組んだ。
きょうはネット裏観戦だったが、サードにはゴメス・先頭打者はフランクリンと、4回裏のアタマは本場の雰囲気だ。
結局カールソンは1イニングで無失点も2四球。他の2人が好調なので、1軍は微妙か。
続く三番手は、入団以来ケガばかりしている鶴田。8年目。
ルーキーの年に先発で活躍し「KANに似ている」と言われていた(爆)。それが悪かったのか、2年目以降ケガ続きだ。
2回を投げて2失点。先発の枠を狙うが、こちらも苦しくなった。
4番手はルーキー左腕山北。前回悪かったものの、きょうは好投。昨年の岩瀬のような活躍が期待される。
さいご5番手はその岩瀬が1イニング。先頭・小牧に内野安打されたものの、3者三振で切り抜けた。

さて、オーミーはというと、球速はないものの、カーブのキレが良い。6回を2安打2四球でかなりの好投。
フォームは右足がインステップしてくることもあり、体に隠れて腕がなかなか見えてこない。
このフォームが遅い球速を補っているのだろう。じっさいの球速より早くみえていたようだ。
気になったのは、6回あたりのコントロールが悪くなったこと。例のカーブが外角へ外れる。
やはり中継ぎが多かったせいか、スタミナが課題のようだ。
何はともあれ、現ロッテ河野以来の左投手のローテーション入りは確実になった。
ちなみに今、ファームにいる左腕・オレラーノは、昨年数度先発したものの、長続きはしなかった。

オーミーのあとは毎度毎度の黒木-下柳-ミラバルのリレー。
3人が1回ずつ。今日もそろって無失点だった。シーズンまでとっておいたほうがいいんじゃないのぉ?
中でも目立ったのはミラバル。151km/hを出した。三振も2つ。安定感抜群だ。
オーミーミラバル。今のところ、外国人投手補強は大成功といえる。

Fs打線に目を移す。オーダーが変わった。
一番に井出が帰ってきた。オープン戦初出場である。キャンプ中にケガで出遅れていた。
不調のウィルソンが欠場。5番DHに2軍・鎌ヶ谷のスター・小牧が入った。
また、ルーキー田中賢もきょうはスタメン。
井出は4打数3安打。盗塁も決めて復活・レギュラー入りをアピールした。
対して、オープン戦の少ない出番の中、結果の出ていない小牧が最終テストのような形になった。
昨年好調ながら一軍にお呼びがかからなかったので、監督が代わった今年、最後のチャンスといえる。
結果、センター前とショート内野安打の5打数2安打。なんとか首をつなげたというところか。
ちなみにこの男、アンダーシャツが半袖ながら襟がハイネックである(笑)。

そのほか目立ったのは金子。4打数3安打4打点ときょうのMVPに選ばれた。

中日の打線は特に印象ナシ(笑)。
筒井井端など内野と外野を兼ねられる選手が多いのには感心した。それくらい。

試合後、東京ドーム敷地内にあるウェディングドレスを扱うガラス張りの店に、中村がいるのを見つけた。
ここのところ好調できょうも2安打1盗塁。開幕ベンチ入りは間違いないだろう。
きれいな女性を連れて打ち合わせをしており、どうやら結婚するみたいだ。
成績もからんでか、すんごく幸せそうな顔だった。っていうかニヤニヤしてた(笑)。
この男も、今年やっと世に出そうな予感だ。

ニエベスよ…。

at 2000 03/22 01:43

きのう中村豊を見かけたという話をした。

実は、私は試合後、観戦仲間と一緒にそのウエディング店の並びにある「ベースボールカフェ」に寄っていたのだ。
店員の半分がMLBのユニフォームを着た外人さん。
実際にシカゴで使っていた観客席のベンチがあったり、サインボールがあったり。
まぁ、説明すると長くなるので省くが(笑)とにかく雰囲気のいいところだ。

ちなみに、デーゲーム観戦後なので、夕方。
夜ならアメリカンな料理を食べるのだが、この日は「とりあえずのぞいてみよう来店」なので、
コーヒーと甘い物をたのんだ。
甘い物はバナナスプリットという、バナナとアイスクリームとホイップクリームの固まりだ。
ほんとに甘かった。しかも、なぜかストロベリーアイスが隠れていてビックリした。

店内には常にMLBのビデオが流れている。
29日に東京ドームで行われるMLBの開幕戦を観に行くこともあって、
甘い物を食べながら、MLBの話をダラダラと語った。

で、思い出した。ベースボールカードを東京ドームに観戦にくるたびにひと袋ずつ買っていた時期があった。
きのうは疲れて寝たので、きょう引っ張り出してみた。

コレクターが持っているほどの数はない。自身、トレーディングカードの予備知識はないので、
どういうカードが珍しいのかとかもわからない。

いろいろ見ていると、なんか「役付き」のようなカードがちょくちょくある。
1枚だけ持っている野茂のカードも、ノーマルじゃないカードだ。
「スクラップブック」とか書いてあった。

すべて、最低でも買ったときには一度目を通しているわけで、ただ眺めてもつまらない。

そこで、日本に来た助っ人外国人のカードを探してみた。
まぁ、いい人悪い人、出てくる出てくる。結局、以下のような陣容が、私の部屋に眠っていた。

(順番はメモった順。とくに意味ナシ。末尾はカードのチームと年号)
スコット=クーパー 西武96 ボストン95
ヨーキス=ペレス 巨人92 フロリダ95
ドミンゴ=マルティネス 西武97〜98・巨人99〜 トロント93
マーク=キャリオン ロッテ97〜98 サンフランシスコ93
ジェラルド=クラーク ヤクルト94 コロラド93
フリオ=フランコ ロッテ95・98 テキサス93
フリオ=フランコ ロッテ95・98 クリーブランド97
スコット=ライディ ダイエー96 オークランド94
メルビン=ニエベス ダイエー99〜 サンディエゴ95
メルビン=ニエベス ダイエー99〜 デトロイト97 トリプり!
マイク=ブロワーズ 阪神99 シアトル95
オランド=マルセド オリックス00〜 ピッツバーグ96
オランド=マルセド オリックス00〜 トロント97
アルキメデス=ポゾ 横浜99 シアトル96(ルーキーカード)
アルキメデス=ポゾ 横浜99 シアトル96
ケビン=ジャービス 中日98 シンシナティ96
ライアン=トンプソン ダイエー98 メッツ96
セシル=フィルダー 阪神89 デトロイト96
ライル=ムートン ヤクルト98 ホワイトソックス97
ケビン=ミッチェル ダイエー95 クリーブランド97


マルティネスニエベスマルセドの3人は、今年球場でサインを書いてもらえるわけだ。
それにしても、なんでニエベスが4枚もあったんだろう。
去年の後半戦、こっぴどくやられたんだよなぁ。ヤツには。

ちなみに、MLBは基本的に都市で呼ぶが、ニューヨークとシカゴは2チームずつなので、
ヤンキース・メッツ・ホワイトソックス・カブスは愛称で呼ぶ。
決して、メッツだけ知らないからチーム名が入っているわけではないのだ(笑)。

しかし、巨人戦は、オープン戦のうちに行かないとダメだよなぁ…。買ってらんないし。
12日にマルちゃんのカード持ってけばよかった。
マルセドも関東でプレーするかわからないけどね。

黒木と黒木

at 2000 03/24 00:59

23日のM-F戦でついに黒木が打たれた。
しかも2イニング投げて8失点!

 ちなみに平日なので、生観戦は当然してない(笑)。あしからず。

何度も書いた「このままなら終盤安心」の観戦記。うーむ、やっぱり黒木黒木か…。
毎年いい展開の試合をブッ壊してきた投手。他の1軍半のチームメイトと同じく、コントロールが課題なのだ。
球はめっぽう速い。だが、球質が軽く、ストライクをとりに行くと長打をよく浴びるのだ。
23日は二塁打3本・三塁打1本・本塁打1本の5長打と、1四球1暴投。昔の黒木に戻ってしまった。


一方、この試合で敵方の先発投手・オープン戦初登板の黒木は1回だけの顔見せ登板。
4人を1安打3三振と、バリバリの開幕投手がその実力を見せつけた。

この黒木黒木、じつは高校時代はバッテリーを組んでいた。
このときは黒木が捕手。
その後、強肩を買われて黒木は投手に転向、プロ入りとなった。

この2人、不思議と登板日が重なる。
もっとも、黒木のほうはリリーバーなので、登板が多いから重なってもおかしくはないのだが…。

2人とも本名は「くろぎ」。読んでもらえないのと、発音しにくいので、登録名は「くろき」になっている。

黒木も早く黒木級の活躍をしてほしいもんだ。

いったい、いつになるのやら…。

げんしじん

at 2000 03/25 22:45

自サーバがなくても、ちょっとだけ画像が貼れるようになった。
と、いうわけで、貼ってみた。
掲示板に。みてね(笑)。

ちなみにこの画像は、私の仕事の中で生まれた「原始人」だ。
オカッパ頭がチャームポイント。
…「原始人」と「どっかの実在する原住民」がいっしょになっちゃってるのだ。

某全国チェーン店のパチンコ店のチラシのバックとして、98年に世に出た。

私の仕事はDTPだ。DTPを知らない人は、どっかで調べてみよう(笑)。

これから徐々に画像を出していこうと思う。
ただ、いっぺんにたくさんは出せないので、
1つか2つがいいとこだろうな。

アタマが貴重な愛甲

at 2000 03/26 00:15

2000.3.25 Sat.
Fs-D オープン戦[東京ドーム]
×3-11
W
小山1勝 L関根1敗 HRゴメス2(2)・3(2)


きょうはふつうのオープン戦、月曜に当たった中日と再戦だ。

私の勤めてる会社は、一定の期間中に、土曜出勤をしなければならない。
で、きょうは3.5時間の出勤日だった。9時から12時半まで。
7時間(9時から17時)の時もある。ちなみに昼休み1時間は数えられていない。
だから土曜出なければいけないのだ。

会社は東京の八重洲なので、東京ドームはそう遠くはないが、
12時半ピッタリには終われなかったので、13時開始の試合を最初からは観戦できなかった。
ア〜ンド、悲しい試合展開のせいと、きのう終電まで働いたための眠たさとで
あまり詳しいことは書かない(爆)

Fsの先発は、鎌ヶ谷・横浜・東京ドームときて今週も東京ドームでみる岩本
スタートが悪かったので、投げるたんびに良くなってきた。
きょうは、私が来ないうちにゴメスに一発を浴びたらしい。
で、結局3回で降板。1週間後の開幕戦先発はほぼ決まっているが、
3回でっていうのは、ちょっと短いんでは?

4回1イニングはミキハウス出身の初のプロ選手・ルーキー吉崎が登板。
四球をひとつ出したものの、ディンゴをゲッツーに討ち取って無失点。
アナログチックな機械のような投球フォーム。球は力強いが、ご他聞に漏れず、コントロールが…。
ただ、左腕ということもあって、先発で使っても面白そう。
こういう即戦力タイプは使えるときに使わないと、2軍ですぐ死んでしまう。
1年目から一軍での結果を出したいところだ。
3番手は、このところ登板イニングが少なく感じられる先発3本目の柱・関根
ゴメスにきょう2本目の2ランを浴びて2失点。7回の途中で下柳と交代した。一発病は今年も治っていない。
で、下柳。観戦記をつけてきた試合、つまり私が観た試合では、4日の鎌ヶ谷以外は好投を続けてきた。
しかし、きょう、ついにボロが…。ちょっとならいいんだけど…。
1と2/3回を投げて5失点。守備がウリで打撃が大課題の中日大西にもまさかの一発を浴びる。
さらに、下柳の上をいって好調だったミラバルまでも2失点。井端大ベテラン・愛甲にタイムリーを浴びる。
ミラバルはボークもおかしてしまった。

開幕が近づくにつれ、好評価をされていたリリーフ陣がガタガタになってきた。
いったい、どうなるんだろうか。大敗が続き、非常に不安になってきた。
まぁ、シーズンが始まったら、気分も変わってよくなるかもしれないか…。

さて、中日の先発は山本昌。100数キロの遅い変化球が決まっていて、無安打。
かつて大エースだったが、ここ数年は平凡な成績。普段あたらない相手な分、Fs打線は太刀打ちできなかった感じだ。
近鉄から移籍の小池、若手の小山が2・3番手。例に漏れず、コントロールが課題。
味方が出塁するんだが、やっぱり四球は観ててイライラする。
オリックスから移籍の鈴木平は2回無失点の好投。
成績は悪くなかったが、ギャラがらみで中日に出されてしまった。さすがにいい投手だ。
最後に投げた岩瀬は不調で1失点。ソックスを出して履いているが、似合ってない(爆)。

打線の話はあんまりないかな(笑)。カタカナが1つしかない打線が、なにか物足りない。
オバンドーウィルソンがリタイア中で、2人とも開幕も怪しい。
また今日は小笠原もお休みだった。
片岡ユキオが帰ってきたのになぁ。全員揃ったら、結構な打線なんだけど…。

一方の中日ゴメスがいいところでしっかり結果を出している。対照的にディンゴがダメ。
きょうはずーっとレフトだったが、6回に浅いフライを捕った。
決して足が速いとはいえない3塁走者・片岡が余裕のランニングで帰ってくる。で、セーフ。
ドーム内があっけにとられたプレーだ。前回も書いたが、彼の肩は相当弱い。
3塁の猿渡コーチも、月曜のゲームでみた弱肩の印象があったからこそ、手を回したのだろう。
足もない。これで打てないとなると、ディンゴはお荷物必至である。

タイムりーを打った愛甲は、とっても貴重な選手…いやヘルメットなのだ(爆)。
左打者である彼の右耳に、耳当てはない。1980年のプロ入り当時、ヘルメットには耳当てがなくてもOKだった。
その後安全確保のために耳当てが義務づけられたが、
それ以前からプレーしている選手は、耳ナシの継続使用が認められているのだ。
で、私の記憶の中では、愛甲が最後の1人のはずである。
同じ20年目としては、ダイエー秋山がいるが、彼は耳付きを使っている。
今となっては20年目であることもすごいが、それ以上に、あのヘルメットが愛甲の存在価値を高めているのだ。

あるくあるくあるく

at 2000 03/26 01:55

東京ドームでの観戦後、神宮のバッティングドームを再訪。
なんか、体を動かしたかったので。
18日に行ったときのバッティングカードの余り度数を使い切る。

ふだん、地元のバッティングセンターに行くときはバッティンググローブとマイバットを持っていく。
きょうはふと思い立って行ったので、そのどちらもない。

その環境に慣れてるせいか、打ちづらい。

カードを買い足す気分でもないが体はまだ動かし足りないので、とりあえず表参道へ向かって歩く。

ラーメンを食べたくなった。そこで、うまそうなラーメン屋を探しつつ、気ままに歩くことにした。

表参道まで来て、うまそうなのは1軒あったが、大通りの反対側なのでやめる。
青学の手前で曲がって、南へ。

昔、オウムが入っていたビル(村井秀夫が刺殺されたところ・字あってるかなぁ…)の前をとおり、恵比寿へ向かう。

恵比寿には「香月(これも字不確かだ)」というマスコミによく出る店が駅前にある。
そこもやはり道の反対側だったし、混んでいたのでパス。

さらに中目黒へ直進せず、南へ進路をとる。ただの目黒方面に向かう。

さすがに道がマイナーな道になったので、あるにはあるが、これといった決め手のない店ばかり。
みんな、看板に「中華」って書いてあって、入口に「ラーメン」って赤いのれんがあるって店。よくあるでしょ。

で、目黒の駅に出る。目黒通りを西へ進むことにする。ここまでくると、帰る気がしない。
腹は減っているが、行けるところまで歩きたくなる。

ここから、なぜかペースアップする。腕を振り、モモを上げ…大げさかな。
目黒通りは目黒の西側、上りが続く。それにも負けじとハイペース。

だんだんラーメン屋はどうでも良くなってくる(笑)。そそるラーメン屋も多いが、客入りがどこも悪い。
土曜の夜(19時頃)って、ラーメン屋なんかは意外と空いてるもんだ。
だからこそ、そこそこ埋まっている店を探したが、そんな都合のいいとこはなかった。

この辺だと、東急線があちこちを走ってるはずだ。駅が近づいたら、そこで終わりにしよう。

「元競馬場前」とか「碑文谷」「鷹番」といった、聞いたことがあるけど位置どりがよくわからないところを通っていく。

だんだん飲食店自体、減ってくる。
靴も長歩きには適さないやつなので、足がかなり疲れてきた。

ついに、環七に出た。環七といえばラーメンだ。右へ曲がるか、左へ曲がるか。
そう迷ってたとき、正面にある高架に電車がとおる。

「ここで曲がるとまたゴールが遠のく」ということで、
車で来たときに見た記憶のある風景であるその高架へ向かって直進する。

「たしか、高架の先を左に出れば東横線の学芸大学駅だ」と思い、ゴール目指してすすむ。
ラーメンのことはすっかりどっかへ行ってしまった(笑)。

思った通り、すぐに駅があった。「都立大学駅」。「学芸大学」駅は1つとなりだった(バカ)。

駅前ということで、再びラーメン屋を探すが、見つからない。
いや、あったのかもしれないが、深く探してもいなかった。
ただ、腹が減っていて、座りたかった。

けっきょく、マックに落ち着いちゃった。
トイ・ストーリーのスクラッチカードでコーラのSが当たった。
今回のカードはもらうの3回目だが、初めての当たり。

ちっさな幸せだ。

これのために山手線の内側から環七の外側まで歩いてきたと考えたら、バカらしくて面白い。

都立大学から東横線・日比谷線の直通列車に乗る。
例の脱線事故現場も無事通過して、とちゅうから茅場町まで爆睡した。
いや〜。気持ちよかった。

帰ってきたら、さすがにモモあたりが張っている。
あしたの朝、起きたらどうなってるんだろう?

あとで東京の地図で、歩いた距離を測ってみよう。意外と短かったりして…。

せまさゆえ。

at 2000 03/27 00:54

きょうはFsの試合には行かず、川崎球場へ行った。
大洋ロッテの本拠地球場として使われてきた川崎球場が、ついに取り壊されることになったのだ。
開場は1951年。老朽化のため、半世紀の幕を閉じる。

当初、横浜スタジアムで行われる予定であったオープン戦・サントリーカップの横浜-ロッテのカードが、
サヨナラ試合として川崎での開催に変更された。
近年までやっていたロッテのイメージが強いが、きょうは横浜が主催。ロッテは3塁側に入った。

前売り券をFs観戦仲間から分けてもらった。しかし、あんな事態が待っていようとは…。

川崎駅から球場へ向かって歩く。第一京浜(国道15号)を渡る歩道橋の先に、長い列ができている。
川崎球場へ入る内野席のチケットを持っている客の列だ。仕方なく並ぶ。
…というか、並ぶことにしたんだけど、最後尾が見えない。第一京浜から曲がった路地に続いている。
列を追っていくと、目線の先に球場が見えてくる。しかし、列の最後尾はまだ見えてこない。
球場の脇の道より1本手前の道を右折。その先の信号を列はさらに右折して、球場に背を向ける。
2つめくらいの角をさらに左折。やっと、「最後尾」の看板が見えた。
球場の近所に大きな「S」の字ができた格好。

なにしろ、キップもぎが3人しかいない。
外野の方はどうなってたのか知らないが、かなりのボトルネックだ。
しかし、きちんとなっていた列が、球場寸前になってばらける。
ここまで来て、こっそり列に加わってもまったくわからない状況。
じっさい、私より後に川崎に着いたはずの一緒に観戦した人間が先に中に入っちゃってたし(爆)。

結局、現場に来てから1時間ほど並んで、やっと中に入る。

ここには91年のオリオンズ最後の年に1度だけ来たことがある。
この年、グラウンドは人工芝に、スタンドのベンチも改修、スコアボードは電光表示に変わったが、
けっきょくオリオンズは翌年マリーンズとなって、千葉に移ってしまった。

このときはもちろんFs戦。夏休みの平日のナイターだったが、もちろんガラガラ。典型的な川崎球場の風景だった。
あのときは3塁側だったが、きょうの観戦位置も1塁側ながらほぼ同じところ。
内野の自由席。背もたれがない、多球場なら外野席がいいとこのベンチだ。
甲子園のアルプススタンドなんかもあるが。
しかし、東京ドームなど近代的な球場に慣れた体でギュウギュウ詰めの川崎球場にくると、ビックリする。
前回来たガラガラのときにはなんともなかったスタンドの通路が、異常に狭い!
横方向の移動通路が、すれ違いも億劫な狭さ。
しかし、縦方向、自分の席に向かうための通路はもっと狭く、幅が数10cm! 傾斜も急なのに、掴まるところもない。
ただでさえ、列の端にいる人の肩を蹴りそうなのに、異常なほどの観客数のため、この狭んまい通路に座るバカがいる。
ババアもへいきな顔をして座っている。先に来ている仲間に席をとっておいてもらってあるので、そいつらを蹴りながら(爆)下へとおりる。

毎試合満員の巨人のようなチームの本拠だったら、こんなスタンドは残ってなかっただろう。
絶対にスタンドの埋まることのないロッテの本拠だったからこそ、このヘンテコスタンドが当然のように残っていたわけだ。

ちなみに本拠チームの応援スタンドとなるライトスタンドは、レフトより客席が少ない。
これは、都市計画によって、後ろの道路にスペースをとられてしまったのだ。
上からの写真を見ると、見事にえぐり取られているのがわかる。
照明灯も、ここだけスタンドのど真ん中に立っている。

さて、並ぶのに時間がかかったため、スタンドに入ると同時に始球式となった。あぶないあぶない。
川崎にいた頃の大洋のバッテリー平松政次土井淳が登場。当時のオレンジとのユニフォームだ。

バッターはロッテ山本監督だ。
おきまりの空振りで試合開始。

試合は伝説の試合となる。22-6
ロッテがホームラン10本という、両翼89m・スタンドも狭い、まさに川崎ならではの超猛攻で大勝利した。
平凡なフライと思われた当たりがドンドンスタンドインする。
落合がシーズン50本超えたのも、基本能力がズバ抜けてるとはいえ、「せまさゆえ」なのは否定できないところだ。

ホームランを打ったのは…
 堀  2発。2イニング連続・2打席連続。花火大会のプロローグとなる1本目は満塁アーチ。
バリー 2発。左右両打席アーチで不振を返上。1本目は場外へポロッ。
初 芝 2発。ともに2ラン。
小 坂 2発。1シーズン3本が最高の男が、1イニング2発!
立 川 すでにイニング2発浴びている森中から3ラン。
福 浦 9回に川崎球場最終アーチ。

逆に打たれたのは
斎藤隆2回4発10失点。森中1回4発8失点。矢野1回2発3失点。そんなに打たれたいのかねぇ…。

マシンガン打線といわれた横浜は逆に0本塁打だった。

ロッテの先発は開幕投手の黒木
5回5失点だが、試合後のコメントはそう心配してない様子だったそうだ。ホントかぁ?

どっちのチームのファンでもないので、純粋にプロ野球が楽しめた、とってもいい試合だった。

私個人の興味は、ロッテ、いやロッテの応援だ。
92年、千葉に移った年も、2試合川崎でゲームがあった。
このときのライトスタンドはしっかりオリオンズの旗が揺れていた。

きょうも、当然そのスタイル。
オリオンズの旗のもと、レフトから昔の懐かしい応援テーマがドンドン出てくる!

私がプロ野球が好きなのは、野球そのものの他に、このラッパの応援に興味があるからでもある。
中・高校生のころは、よく文化放送のパ・リーグ中継の音を録音していた。ラッパを主役に(笑)。
その頃や、それ以前にやっていた曲をたくさん聴けた。
一緒に行った仲間も昔を憶えていたので、一緒に懐かしがった。

また曲だけでなく、応援の振り付けや太鼓の音も昔のもの。試合が進んでくると、どんどん古くさくなる!
さいごは、笛やカネの音も混じり、オリオンズ時代の応援が完全に甦った。

川崎で今のオーオー言う応援はやって欲しくないと心配していたが、やっぱりみんなわかってる。
さすがはロッテ、いやロッテファンだ(笑)。

対照的にライトの横浜ファンは、8回裏が終わるとどっと帰ってしまった。
まぁ、ああいうところで帰っちゃうのは、ホントに好きなファンたちではないだろうなぁ。
私はどんな展開だろうが、用事がないかぎりは最後まで観戦する。
試合終了を見届けないで帰るなんてのは考えられないな。
お金払って観に来たイベントを「完食」しないで帰るのだから。

「完食」といえば、球場の名物、ラーメンだ。5回頃、スタンドから出て食べに行った。
しょうゆベースのうすいスープだった。どうやら、以前はもう少し濃かったらしいが、
きょうは客が最後まで途絶えなかったので、かなり雑につくってたようだ。
待ち&食べてる間に3本のアーチが出た(笑)。
ともあれ、球場で食べるということと、きのうついに食べられなかったこともあり、スープも全部飲み干してしまった。
ここは選手が食べに来る程の名店なのだ。店は他の所にちゃんとあって、球場の店はきょうが最後。

試合が終わり、グラウンド内でなにやら人文字をつくっていた。「ありがとう」と書いてあったらしいが、
上空を飛んでいた数機のヘリコプターからしか見えなかったのは残念だ。

その後、ホントのロッテファンが固まって、レフトから座り慣れたライトスタンドに移動。
試合でもやらなかった昔の選手のテーマを川崎球場のレクイエムとして「完奏」したもよう。
係員に追い出されるまでやっていた。
私も客がほとんど引いたところでスタンドに戻り、その音を聴きながらひととおりグラウンド風景を撮影した。
ただ、ちゃんと撮れてるかが不安だ(笑)。

数々のドラマを生んだ、「名球場」がまた1つ消える。
とくにここはいろいろな意味でクセがあったので、とても残念だ。

とりあえず

at 2000 03/30 00:20

きょう、東京ドームのメジャーリーグ開幕戦を予定通り観戦してきた。

19時開始の22時半終了。ってことで、きょうは書かない。

両チームの文字色も決めていないので、チーム名もここには書かない。

あした、まとめよう(笑)。