「K−1 WORLD GP 2005 in TOKYO 〜決勝戦〜」

2005.11.19
東京ドーム


第1試合  K−1WORLD GP 2005 準々決勝

レミー・ボンヤスキー○
(オランダ/メジロジム)
3R判定 3−0 ●チェ・ホンマン
(韓国/フリー)

四国高松人考察
思っていたより、チェ・ホンマンが強くなっていたなと・・・パンチはかなり練習してますね。
足技の練習を積み、試合経験を積めばまだまだ強くなりそうですね。

第2試合 K−1 WORLD GP 2005 準々決勝

レイ・セフォー●
(ニュージーランド/レイ・セフォーファイトアカデミー)
3R判定 0−3
○セーム・シュルト
(オランダ/正道会館)

四国高松人考察
この試合はレイ・セフォーの「気合い」を評価したいですね!!
唯一、シュルトと戦って3ラウンド立ってましたからね。けっこう膝蹴りもらってましたよね・・
セフォーの株がまた上がったかなと


第4試合 K−1 WORLD GP 2005 準々決勝

武 蔵○
(日本/正道会館)
3R判定 ドロー
延長R判定 3−0

●ルスラン・カラエフ
(ロシア/マルプロジム)

四国高松人考察
こんな事言いたくないけど・・・またまた疑惑の判定。。FEGの思惑が気に入らない!!
この階級で、「武蔵」が世界と戦っていける唯一の日本人であることは確かだが、
「K−1」とゆう競技は、すでに日本だけのものではないと思う。
審判団に日本人しかいないのは考え直さなくてはいけないのでは?
今後の「K−1」の発展のためにも!!



第3試合 K−1 WORLD GP 2005 準々決勝

ジェロム・レ・バンナ●
(フランス/Le Banner X tream Team)
3R判定 ドロー
延長R判定 0−3

ピーター・アーツ
(オランダ/チーム アーツ)

四国高松人考察
二人とも大好きな選手です!どちらとも負けて欲しくなかった・・・
勝利への執念で前へ前へ出るバンナだったがアーツクラスになると圧力に押されませんね。
判定ではありましたが納得のいく見応えのある試合でした。
スタミナの差が明暗を分けた。


第7試合 K−1 WORLD GP 2005 準決勝

第1試合の勝者
レミー・ボンヤスキー●

1R 2分08秒
KO
第2試合の勝者
○セーム・シュルト

四国高松人考察
2年連続チャンピョンのボンヤスキーが何も出来ずにKO負け!!
ボンヤスキーにとって相性の悪い相手と言われていましたが、そういう次元の問題ではなかった!!


第8試合 K−1 WORLD GP 2005 準決勝


第5試合の勝者
グラウベ・フェイトーザ○

2R 1分05秒
KO
第4試合の勝者
武 蔵

四国高松人考察
ピーター・アーツが肋骨骨折のためリザーブマッチの勝者フェイトーザが武蔵と対戦。
悲願の日本人初優勝の夢をフェイトーザーの飛び膝蹴りが打ち砕く!!
武蔵はここ数年ほんとうに良くやっていると思う。体も心も強くなったし・・
しかし王者になるには、やはり何かが足りないような気がする。
武蔵に続く日本人ファイターが見当たらないのが寂しい・・・


第9試合 K−1 WORLD GP 2005 決勝

第7試合の勝者
セーム・シュルト○

1R 0分48秒
KO

第8試合の勝者
●グラウベ・フェイトーザ

四国高松人考察
開幕戦と同一カード。その時から「事実上の決勝戦」といわれていましたが・・・まさに!!
セーム・シュルト強すぎ!!3試合全てに言えることですが、とにかく前に出て圧力をかけている。
そして常に自分からの攻めの姿勢がある。
アンディ・フグ以来の空手家のGPチャンピョン!!おめでとうございます!!


四国高松人 総評

今回のK−1GPで心許ない格闘ファンは、こう言って喜ぶだろう・・・

PRIDE > K−1

断じてそれは違うぞ!!

セームシュルトのバックボーンは空手ですが、総合格闘家でもあります。
96年パンクラスに参戦。99年に第9代キング・オフ・パンクラシストの栄冠。
アメリカUFCにも参戦。2001年PRIDEに参戦!!
PRIDEでの成績が4勝3敗!! この3敗の相手が・・・
「ノゲイラ」 「ヒョードル」 「ハリトーノフ」 
そうです、ご存じPRIDEのトップ5の面々なのです。
しかもハリトーノフには、テレビで放映できないほどの「公開処刑」状態・・・
そのセームシュルトがK-1GPで優勝!しかも圧倒的な強さで!!

そもそも「PRIDE」と「K-1」はルールが全く違う競技。
比べることが自体がナンセンスである。

さて、セーム・シュルトに今のところ勝てそうな選手は誰だろうか?

絶好調の頃の、アレクセイ・イグナチョフ・・・
デビューしたての、ガムシャラなボブ・サップ・・・
スピードの、ルスラン・カラエフ・・・
超新星、バタ・ハリ・・・

セーム・シュルトの負ける姿がなかなか想像できない!!
それほど、今大会でのセーム・シュルトは強かった!!