2001.5.13,19 Cranbury

  さぁ,時間が無いのでどんどん行きましょう!

     池の前にもう1種類先に紹介しないといけない種類がありました. これです,これ↓. 名前はフタオビチドリ. 胸に2本の黒い帯が入っています.

  この可愛そうな姿. そうなんです,これが有名なチドリの「偽傷」 (自分の巣を守るために,親鳥が傷ついた振りをしながら巣から遠ざかる行動). いままでチドリの繁殖地へ行った事が無かったので実物を見るのは初めてでした.

  こんな芝生の植え込みに巣を作るんですね.

ごめんよ〜,もう行くからその格好はやめてくれ〜.

  そして,次の週も例のシギいました!でも,またすぐに飛んで行ってしまいました. めちゃめちゃ警戒心の強い個体みたいです. しかし,1週間以上いると言う事はちゃんと餌を捕れてると言う事ですから, 目立たないところで待っていれば,きっと戻ってくると信じて, ひたすら待ちました.

No.027 フタオビチドリ(Charadrius vociferus
英名:Killdeer
  どうですか?見事な黒帯,有段者! 池の干上がって藻が出ているところに餌を捕りに来たところです. アメリカ北部で夏鳥,他では留鳥です. (CHINO)

No.004 オオアオサギ(Ardea herodias
英名:Great Blue Heron
  このオオアオサギも前の週からいました. 少し色が濃くなって前の週より大人らしくなってました. (CHINO)

No.028 ハゴロモガラス(Agelaius phoeniceus
英名:Red-winged Blackbird
  オオキアシを待つこと2時間. いろいろな鳥が池に水を飲みに来ました. この鳥,ゲッゲッと鳴いていつも飛び回ってるやつです. アメリカ全土で普通の留鳥です. 春はメスに対してディスプレイしているらしく, 羽根の肩の部分の赤い羽を盛んに広げてます. 水飲む時は目立たなくなっちゃうんですね.残念. (CHINO)

No.029 オオキアシシギ(Tringa melanoleuca
英名:Greater Yellowlegs
  ついに来ました. 変なテントウムシの幼虫みたいなのに足を刺されながら2時間以上も待った甲斐がありました. さらに,近くまで来るのをじ〜っと待ち,なんとか撮影成功! 柳の木の根元の地面に座ってたので,もう,ひざがガクガクになっちゃいました. このオオキアシは,小魚を食べてました. 声は「ピューピューピュー」と3声の場合が多かったですが,2声しか出さない時もありました. (CHINO)
  オオキアシが撮れてよかったよかった.

しか〜し,オオキアシは普通種だった!
そ〜なんです.この後,海辺の干潟に通いましたが, 毎回いるんです.参った.
次回はシギチを含めて,海辺の野鳥を紹介する予定!
早くしないと秋のシギが帰ってきてしまう!

今回のオマケ写真.

池への排水口から出てきた謎の動物.(CHINO)