DAIRY
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11月


11月24日(水)
先日、日記にも書いた、映画「サイレントヒル」のDVDが届きましたので見ました。
まず見終わって感じた事は、よくもまぁ、これだけのモノを作ったな、と(^^;)
これはプレイステーションでコナミから発売された、ゲームソフトを映画化した作品なんですが。
シリーズ化され、4作品が発売されています。
一応全作持っていまして、1作目はクリアしました。
が、2作目以降は途中で止めてしまっています。
最後までクリアするためのモチベーションが維持出来なかったり、
いろいろな事情で中断して再度プレイしようとするも、機会を逃したりしてそれっきりになっています。
ちなみに映画はゲームの1作目がもとになっています。
もっともクリアしたのは随分昔のことなので、すっかり内容を忘れていて明確な違いまでは判断出来ない状態です。
メイキングでも紹介されていますが、舞台のほとんどがセットかロケなのですが。
ゲーム内で描かれている舞台が、ホント忠実に再現されています。
もちろん電柱や看板まで寸分狂わずという訳にはいきませんが。
降りしきる雪のような灰で白くなり、煙る街並みがまんま再現されています。
その上、ゲームをプレイしたことのある人ならご存じでしょうが、
このゲームは現在、過去、そして悪夢の世界とも思える異次元と、「同じ場所」を舞台にしていますから、
それが再現されているだけに、これだけでも一見の価値があるかもしれません。
そう言う意味では今までに見たゲームを映画化した作品の中では、ダントツな出来の舞台再現率です。
肝心の内容ですが、主人公が父親から母親に変わっている事を除けば、基本的にゲームと同じストーリーです。
もっともゲームはその性質上、モンスターと戦ったりとアクション性が入っています。
残念ながら映画はアクション性がほとんどありません。
主人公も武器らしい武器を一切持たず、逃げながら娘を探す展開となっています。
登場するクリーチャーもほぼゲームに登場する姿を再現していて、ホント完全な実写化の映画と化しております。
時間の都合上、全て登場する訳ではありませんし、オリジナルのクリーチャーも出てきます。
それでも十分ではないでしょうかね。
ただ、それでも好みの問題もあるでしょうが、終わり方に少々納得出来ないといいますか、
首を傾げるエンディングに不満が残りました。
正直ゲームの終わり方もだいぶ忘れていて、どんな終わり方だったかなぁという状態ではありますが。
映画はハッピーエンド?ではありません。多分(^^;)
自分はそう感じました。
ゲームはハッピーエンドじゃなかったような記憶がありますが、それでも何となく納得出来るというか、
とりあえずホッと安心した終わり方だったような感じじゃなかったかな。
あくまでもそう感じた印象を持った、というだけですが。
映画は、不安な気持ちを残すような余韻のある終わり方なんですよね。
ちょっと気分がすぐれないような終わり方です。
主人公と娘は現実の世界に戻れたのだろうか?、と思わせるような。
まぁ、見るからに戻れてない映像で終わってるんですけどね。
内容が暗い内容だけに、この終わらせ方にはちょっと不満が残りました。
後はゲームと同じ女性の白バイ警官が登場するのですが、
あまりゲームほど美人じゃなかったのが不満といえば不満ですかね。
おまけに死んでしまうんですね。
ゲームではプレイヤーの行動しだいで救えるのですが、映画では死んでしまいました。
これもかなりやりきれない気分にさせてくれます。


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