「 放送はこちら側からの一方通行ではいけないと思います。 これらのイベントやキャンペーンなどによってリスナーとの接点を持てば、イメージアップや聴取層の拡大にもつながるんです」 (総務部 次長 西川 久知氏)
さらに同社では、今年6月、ホームページを開設した。 番組や DJ 、イベントの紹介など、電波とは違った新しいスタイルでの情報提供を行っている。 基本的にはプレゼントの案内や本放送のサポートといった付帯的な活用が主であるが、 RealAudio といったインターネット上で動く新しいソフトウェアも活用しているという。
「 これからは、電波ばかりでなく、インターネットの利用にも積極的に取り組んでいく必要があると思います」 (西川氏)
「 私たちにとってStarOfficeは、パソコンと接する機会を増やすためにも非常に効果的なツールだったと思います。 実際、導入してみると、その操作性の高さのおかげで、ほとんどの社員がすぐに習得できました」 (総務部 井上 毅氏)
導入とともに同社では、若手社員を中心とする「システム委員会」を発足させ、各部の送信データの整理やニーズの汲み上げ、
現場で生じたトラブルへの対応、さらには新しいシステム環境の啓蒙などにつとめている。
現在、業務システムの更新も並行して行われており、StarOffice/ワークフローに同社の伝票システムを乗せることで、
決済や入出金の処理の効率化を図ることも可能となる。
また、今後さらにStarOfficeを発展させていけば、金融機関とのやりとりをはじめ、新聞社には番組表を、
雑誌社には番組紹介の情報を発信することもできるので、大きな期待が寄せられている。
「 StarOfficeはLAN上で稼動した初めてのシステムですが、今後も業務システムをはじめ、 さまざまな分野でシステムの拡張を図っていきたいですね」 (総務部 次長 西川 久知氏)