ハワイの近況<2014年>
カラカウア通りを歩いていて、何か雰囲気がオカシイと気づいたら、
それはハワイの名所?だったインターナショナルマーケットが姿を消した事だ。
お蔭で、今まではインターナショナルマーケットの横に道があり、クヒオ通りに出て、
スーパーマーケットのパントリーへ行けたのが、その道が無くなり、何となく不便。
勿論、ミラマーホテルもリニューアル中で広範囲が塀で囲われている。
次に変化したのがワイキキ・ショッピングプラザだ。
今までは地下に食べ物屋が沢山あったのが、ころりと変わり、地下総てがファッション店になった事だ。
その代わりと言ってはなんだが、ロイヤルショッピングセンターの2階にあるフードコーナーは
大変賑わいを見せている。
免税店のあるところも様変わりしたが、だからと言って以前のような魅力を感じる品が
あるかというと、無いのが現実。
やたら増えたのが、ホノルルクッキーの店だ。
シェラトンホテルの中にローソンが出来て、何となくおでんの臭いが漂うのはローソンの特徴?
ここで販売してるキャンティワインの値段が、ABCストアで9ドル99セントのが、なんと16ドル。
おにぎりが1個2ドル、家賃が高いせいだろう。
スーパーマーケットでコンビーフの缶詰が6ドル余り、日本より高いかもしれない。
否その昔99セントで買えたソーセージの缶詰が1ドル26セントには驚いた。
なんと言っても運搬費用が掛かるのだから仕方ない。
メインランドから来たアメリカ人は、物価が皆高いと話している。
今からホノルルで生活しようかと考えている人に参考にお教えしよう。
比較的ワイキキに近くて便利な所のコンドは1か月1ベッドルームで2200ドル。
電気、水道、車がいるね。
食物も少しはいいものをというと、どう考えても4000ドルは必要だ。
日本の年金で生活できるという時代は過去の話?
ハワイに住んでいる日本人は家族がそれなりにアルバイトをして働いているのが現実だ。
普通に住んでいる人は、皆買い出しはコスコだ。サムズもだ。
此処で買うとさすがに値段がダントツに安い。
ゴルフ場は日常的にハワイに住んでいてゴルフを楽しもうという人は、
今や市営のアラワイ・ゴルフコースへ行く。
日本から来たビジターでもカート代1台20ドルだから二人で回れば65ドルで楽しめる。
此処の18番はダイヤモンドヘッドに向かって打つから気持ちがいい。
勿論、順番だから待つこともあるが、ローカルの知り合いがいれば、
彼らはコンピューターで予約をしてるからキャンセルが出た場合は、そこに入り込めることも可能で、
今さら、名のあるコースで高い金を払ってプレイする気にはならない。
ローカル人間だったら、かなり安い金額でプレイが出来る。
月に20回ゴルフをして、後は家で日本のテレビを存分に楽しんでいるという生き方をしている方もいる。
海の見えるバーでマイタイが楽しめるリーフホテルのショワーバードは、一時無くなっていたメニューが戻り
夕方5時までハッピアワーで3ドル50セントでマイタイなど楽しめる。
今やどこの店もハッピアワー大流行だ。
勿論、それにプラス、チップはいるがね。
デルタ航空のハワイ路線のビジネスはその昔のユナイトのファーストみたいに、まったくフラットになるから楽。
それと客の好みをよく調べており、和食は一番ではないか?
ワインも良い物を積んでいる。
面白いのは機体の番号にいまだにNWのが残っているから面白い。
デルタなのに機体番号はNWとある。
ワイキキで未だに無残な姿を見せているのは、元ナイキの建物と和食の京屋の建物だ。
未だに、そのままの姿だ。
ハワイでの生活だが、病気になったら日本へ引き上げる人が多い。
医療費がかなり高いからだ。
逆に面白い考え方は、仮に日本へ引き上げて岡山に住んだとしたら、
ハワイにいる時ほど知人が訪ねてくるだろうかと。
ハワイだから知人が来るが、これが岡山にでも住んだら、誰がわざわざ岡山まで来るだろうかと。
車はなくてもバスを乗り継げばと言うが、これがかなり大変。
日本の様にどんどん来るのとは違う。
勿論シニアは1ドルで乗れるし、30ドルで2年間乗れるシニアパスもある。
それでもハワイのバスはスマホでこの停留所にはあと何分でバスが来るかが判るシステムになっているのは便利だ。
いま、余りにも変わりすぎるハワイ。
海岸線も温暖化で浸食されている中、ハワイの魅力は青い海と青い空だけのハワイになりつつありそうだ。
あの懐かしいコダックフラショウはじめとした、ハワイの魅力はどこにいったんだろう?
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