ハワイの近況<2013年6月>



まず,第一に変わったというのはカラカウア通りの信号だ。
スクランブル方式になり、一挙にどの方向にも行けることだ。誠に便利になった。

それよりも、これはうっかりしていたが、入国の際今迄は入国カードに記入していたのが不要になったことだ。
勿論、行く前にESTAを申請しているのだから、今までも必要ないと思っていたが、今回いきなり入国カードを
返されたので一瞬びっくり!考えると面倒な手続きが簡略されてきた。

もう一つはデルタ航空の変身ぶりだ。ビジネスの席が、まったく様変わりして、ユナイトのファーストの席のように
シートが水平になることだ。それに周辺を囲いがあり個室型になったことだ。
さらに6月1日からブランケットが無くなり羽布団?に変更されたことだ。
聞く所、長距離の飛行機はこのシートの幅が更に広くなっているとか。そしてナフキンにボタン穴があり、
シャツのボタンに着けられることだ。

ハワイアン航空はシートが半分ぐらいしか倒れないし、やはりこうした点でのサーヴィスは和食の味とともに
デルタ航空はよく研究している。
ただ、ワインがもう一つだったのが残念だ。

安売りの店ROSSがワイキキに出来てからアラモアナ迄行かないで済むから大変便利だ。
此処も2階奥のキャッシャーが空いていて並ばないで済むから利用するといい。
此処で写真のフレームを見つけると、日本では見当たらない絢爛豪華なフレームが5ドルぐらいで買えるからお得だ。
服ばかりでなく、結構小物などで得したという品がある。

ただレシートがこちら向きに出てくるので自分で引きちぎらないと、渡してくれないからご注意を。
ホテルのバーもだんだんとリストラされて、安くておいしいメニューが消えていくのが残念だ。

免税店は、何回も改装してきたが、今や日本人向きというより中国、韓国人向きにレイアウトされているのか
以前のように商品がむき出しで置かれているという親近感は全く消え去った。

そう言えば、ナイキのビルが依然として空き家でがらんとしているが、ここにコンドミニアムが作られるようで
そうなると少しは賑わいが出てくるかもしれない。

銀行で聞いた話だが、円安?のせいか、ドルを引き出していく日本人が最近多いそうだ。

ブログのへそだんごにも書いたが、海外旅行に行くとき皆さんは意外とカードを持っていたりすると、
この保険で充分と思う方が多い。実はカード保険では一つも安心出来ないのだ。

米国で救急車に乗ると700ドルからとられる。勿論、急病になり病院へ搬送、救急車は金がかかるから
タクシーでいくにしても、単なる保険だけでは受けてくれない場合がある。
旅行保険は帰国してからの清算であり急病で病院へとなると、そこで現金が必要になるのだ。

そういえば、かつて、米国ニューヨークに公演で行った宝塚の生徒が、点滴を打つだけで800ドルだっという。
勿論カードは使えず現金だったという。

そこで従来のカード保険に、キャシュレスという保険を新たにつけると、緊急の時、お金がなくても、
キャシュレスで間にあるのだ。
つまりキャシュレスとは病院と保険会社とが直接金銭のやり取りをする形のもので
クレジットと考えるといいかもしれない。
お金はあるが、、保険に加入した人にあるのではなく、保険会社が現金を預かっているという事だ。
通例は1500万円位かけておけば、いざというとき、処置が可能だ。

もう一つは国保が使えることだ。
各自治体へ行くと、国民健康保険のおける海外療養費制度というパンフレットがある。
この中にワンセット海外で記入してもらう書類がある。
これをいつも持ち歩いて居れば、入院した時でも、帰国後、清算が手早く済む。これは本人3割負担だ。

カラカウア通りのロイヤルショッピングセンターあたりやビルの改装が相変わらずあちこちであり、
雰囲気が落ち着かない。
そうした中でLEWERS St.の「MOOSE」という店があり、此処のハッピーアワは3ドルで飲めるから気やすい。
特にここのロコモコは美味で、それとチーズポテトフライのパルメゾンチーズとフレッシュガーリックのが
予想外に不思議な美味しさを味わえる。
ブラデイマリーもいささか癖になりそうな飲み物だ。
日本人はほとんど居ないが8ドルから11ドルぐらいで楽しめるから楽しい。
隣りのお土産店ではTシャツ8枚20ドルというのも魅力だね。

ハワイでホテルのバー、レストランなどで働いている女性に聞くと大半が3〜4か国の混血が多い。
もともとハワイはプエルトリコポルトガルの混血が移民で来たので、混血が当然だとう感じだ。
愉快なのは、ポルトガルと沖縄と日本とカウアイの4か国という人もいる。

アラモアナの先にあるワードセンターも新たに開発が予定されており、姿を消すという。
かつて栄光?を誇った和食の京屋もまだ空き家のままだ。

そういえば脱税で捕まった丸源の所有しているカハラあたりの家は草が多い茂り、近所迷惑という話を聞いた。

それでもハワイは初めてのという日本人が多く見られて、以前のようにブランド品の袋を下げている姿は
あまり見受けないが、それなりの老若男女で賑わっている。
ロイヤル・ハワイアンホテルのマイタイバー、モアナホテルのテラスバーも、数年前まで感じたゴージャスさは
消え去っていた。

かつては、アロハタワーの所に旅行会社のサービスセンターがあったが、
今やロイヤルショッピングセンターの3階にHISが大きく構えている。

ここで、ハワイアン航空で到着するツアーの知人を迎えるので、空港からバスでいつも何時位に此処に
到着するのかを聞きに行くと、胸に研修生等札を付けた女性ばかりで要領を得ない。
さらに個人情報ですから、とかぬかす。
当方は迎えに来るのに到着時間を、レギュラーで走行してるバスなのだから何時位という事を知りたいのだが
全く答えが返ってこない。
すべてマニュアルで教えられているせいか、自発的にどうするかの臨機応変さも持ち合わせていて居ないのだ。

それとHISのビジネス客は空港での送りがない?空港入口の外側でエコノミー客と一緒にチェックインの説明をし、
搭乗券を配るのも優先せずにごちゃまぜ。で、そこでさようなら、だ。
JTBのビジネスは団体客でもチェックインカウンターの所までちゃんと送りに来るそうだ。
要は機転がきく職員が一人いれば、機転の利かない職員が10人いても無駄だという事につながる。
ハワイアン航空のホノルルの搭乗口は国内線と同じで、免税店が無くなる。
こうした点も、搭乗者に親切に教えないと皆経験のない人が客に受け答えしてるのだから、
HISの幹部も弾丸でいいから、現地に行かせて状況を経験させる必要がある。
HISで個人でビジネス切符を購入した客が何か聞きたくてもその窓口すらない。そのくらい、扱う窓口設けなさい。
何処もそうだが、社員の教育がおろそかだ。

リーフホテル付近の砂浜も毎年その幅が狭くなるようい感じる。やはり波で浸食されているのだろう。
でもハワイは世界の中では、楽園だ。



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