増酒

 
増酒とは減酒の反対の意味で飲酒の量を増やす事。

前項で述べた様に悪いところが無くなったので、元々の趣味である東晋時代の文人墨客の世界に戻る事が出来た。

そして陶淵明が、己のまさに死せんとするに、酒飲むこと足らざることを嘆いたという故事を知った。

私は後悔しないタイプなので、最後の時になって陶淵明の様な後悔するのはご免だということから、飲酒量を思い切って増やす事にした。

始めてみるとこれが簡単で無い事がわかった。減酒とか禁酒は意志が強ければ簡単だが、増酒の場合いくら意志が強くても、肝臓の力も影響するので思う様にはいかない。朝から飲む様にすれば簡単だがどうしてもその気になれない。まあ焦らずに徐々に増やしていこうと考えている。
2017(29)/07/07

次へ》 《目次に戻る