3.費用


あるC型慢性肝炎関係の掲示板を見ていると、費用を気にしている人が居ました。私もINFの投与を受けるに当たり随分気にしたことですから、この項を付け加えます。

当時保険が適用されない人に聞いたのですが一千万円近くいろんな事で掛ったそうです。話半分としても500万円では普通の人には手が出ないと思います。私は幸にも保険が適用されたので、ずっと安くなりました。

INFの投与を受けた年の確定申告書を見ると支払医療費が865,890円に為っていました。しかし高額医療費に対して、どの地区でもそうだと思うのですが市町村から補助金が出ます。

この補助金は別に特別の資格など無く、誰にでも毎月の保険による治療費が一定額を超えるとその超えた分が補助されます。

ただし保険による治療という所が問題で、前述の一千万円の人とか、1日うん万円の個室の費用等は駄目ですし、検査項目によっても保険外と云うのが有ります。

私の場合はこの補助金額が486,429円でした。差し引き379,461円が入院前の検査、入院費、検査、治療費、退院後の検査費など必要だった費用の総額です。

当時食事代も保険で出ましたから、1ヶ月半の入院中の食事、シーツの交換、風呂すべてを入れた金額で、無論退院後5ヶ月間続く通院によるINF投与費、血液の検査費なども含まれています。

私の場合この他に生命保険会社から入院給付金が出たので379,461円よりその分安くなりました。

また、今は保険の改訂で入院中の食費が別に加算され保険外となりその分高くなりますが、肝生検が必須では無くなったので、その分入院の期間の短縮も含めて、全体でかなり安くなっているのではないかと思います。

某氏からメールを頂戴しました。厚生健康保険の場合は健保組合にも依ると思うのですが、月に二万円以上掛かった費用は全て(無論保険適用外は駄目)補填されるので、費用のことは殆ど考える必要が無いそうです。私は国民健康保険になって久しいので他の健康保険の事は完全に失念していました。医療関係者の健康保険等いろいろあると思うので、他の健康保険加入者は該当機関にお尋ね下さい。

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