亜美「ほんとっ!?それじゃこれもっ」
カランっ・・………
良の手からフォークが落ちる。
そう、二つ目のケーキがでてきたのだ。
亜美「実ははりきって、二つ目も作っちゃったのっ。どうしようと思ったけど良くん
食べれるみたいだから」
にこやかに微笑む亜美。
いつもは天使のような亜美の微笑みが、今の良にはちょっとうらめしい。(笑)
だが、亜美を悲しませるわけにはいかない。
良「い、いただきますねっ!」
そう言い残すと良は二つ目のケーキとの決戦に向かった。
まこと「今ごろアツアツだろうねぇ・・……二人とも」
レイ「そうねぇ、あんなにはりきっていたからね〜亜美ちゃん。すごいことになっていたりして」
まこと「すごい事って・・………まさかっ?!っきゃ〜!」
と、楽しく話していた二人の耳にサイレンの音が鳴り響く。
ピーポーピーポー………
レイ「どうしたのかしら……………あ、救急車みたいね」
まこと「へ〜、こんな日に災難だねぇ」
その救急車は亜美ちゃんのマンションに向かっていったとさ・・…………。