卒業研究

 これまで私が指導した学生の,卒業研究テーマの紹介です


2006年度
・「弘前市座頭石周辺に分布する付加体の地質と放散虫化石」

 弘前に着任した年に早速担当したMRさんの卒業研究です.弘前近郊の付加体を調査して,当地からは初めて放散虫化石を抽出しました.

←チャートを「肉みたい」とかじるMRさん.


2007年度
・「大鰐町三ツ目内川流域に分布する付加体の地質」

 Izさんの卒論です.MRさんが調査した付加体の南東延長です.放散虫化石を抽出したほか,砂岩の砕屑物組成を検討(モード測定)しました.

←野外調査は雪が降る前に終わらせましょう.

←ハンマーのヘッドが抜けて頭に...やはりヘルメットは大事ですね.


2009年度
・「尻屋崎に分布する海山衝突による崩壊堆積物の形成過程とその年代」


↑○○の楽園
 Tk君の卒論.尻屋崎の海岸に露出する付加体の岩相記載や地質構造の把握と放散虫化石の抽出です.1ヶ月以上の車中泊は車をこよなく愛するTk君でないとなかなかできなかったでしょう.

・「大船渡鉱山のスカルンにおける変成・交代作用:特にガーネットの形成過程」

鉱物が好きだったAkさんの卒論.龍振鉱業株式会社のご協力の下,鉱山にて石灰岩と岩脈の間にできたスカルンの産状を観察し,岩石記載とEPMA分析を行いました.
↑現地でお世話になった徳嶺さんと記念撮影

↑珪灰石と漆黒のガーネット


2010年度
・「小中学校理科地学における野外学習のための観察地点データベース作成 :十和田市周辺を例として」

十和田出身のErさんの卒論です.露頭の情報をWEBデータベース化して共有するためのコンテンツ制作でした.
途中で力尽きていて未完成な部分がありますが,製作したHPページはこちら

・「尻屋」

宿から自転車で調査した苦労人Shw君の卒論です.当地は付加体にしては珍しく礫岩が多いので,その砕屑物組成と珪質岩層や珪質岩礫の放散虫化石年代を検討しました.
私が赴任して初めて修士課程に進学し,M論をまとめています.

←メガロドン石灰岩の前で.

藪がひどいので,残雪期に内陸調査→


2011年度
←この年から卒論生を北海道にも投入するようになりました.写真は日高側からはなかなか見られない日高山脈の主脈の遠望...でも卒論はごく手前の丘陵地です.

・「北海道三石地域における珪藻化石を用いた新第三系の構造層序の検討:とくに蛇紋岩体の上昇との関係について」

様似町からお借りした自転車で回ったHmさんの卒論.蛇紋岩メランジと周囲の新第三系の構造・層序関係を,珪藻化石年代をもとに再考.悲惨な藪沢をよく歩いてくれました.

←青森県ではなかなか採れないアイヌネギをゲット!今夜のおかずです.

・「北海道三石地域に分布する角閃岩体の変成履歴の検討」

明るくにぎやかでねちっこいKnさんの卒論.蛇紋岩メランジ中の角閃岩の産状・岩石記載と温度圧力解析でした.

巻尺を張って御神体をマッピング.ねちっこく張り付いています.→



・「Ksk卒論」

Kskの卒論.弘前南方の付加体のマッピングのほか,砂岩組成を北部北上と比べました.院に進学しました.

真冬日の調査は辛かった.→



・「Sp卒論」・・・継続中

伝説シリーズ第一弾.津軽十二湖伝説の謎を解くため,地すべり調査をしました.

←日本キャニオンの袂にて.

・「Tkc卒論」・・・継続中

北海道は幌加内地域の蛇紋岩調査です.

蛇紋岩メランジの調査.→



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