店舗紹介


 開成館は、1979年に、珈琲館 蔵の支店として郡山市役所にほど近い桑野にオープンしました。今でこそ住宅や飲食店の多いこの区域も、当時は水田が多く残る田園地帯でした。

 建物は、明治44年に会津若松市で作られた土蔵を移築したものです。

 会津若松市には今も多くの蔵が残っていますが、江戸時代以前の蔵は、その多くが明治維新の会津戦争の際に焼失、または破壊され、今ある蔵の多くは明治以降の蔵です。

 この開成館の蔵も、そうした明治以降の典型的な蔵で、一階部分が座敷、二階が納屋として使われていたようです。

 開成館の名の由来は明治初期、安積野の開拓者の人々が事務所兼区会所として高台にある開成山に建てた洋風の館の名前です。今は資料館として開成山公園の近くにあります。

この建物は、日本の大工が、西洋の建築をまねて造った建物で、当時の和風と洋風が調和した、独特の雰囲気を持っています。


 当店は、大正〜昭和にかけての日本風なつくりを基本に、洋風なテラス、そして店主の趣味が高じた古今東西の多くのアンティークな品々が所せましと並べられた、不思議な空間になっています。

 当店の店主の古民具集めに端を発した骨董品の収集は、年を追うごとにその幅が広がっていきました。

 タイプライターや柱時計などの和物の生活骨董から、アメリカ50’S、コカコーラグッズ、キャラクター物、果てはネパールの民芸品からクラシックカーまで、ついには開成館に収まらなくなり、隣に骨董・雑貨販売の「骨董倶楽部」(コットンクラブ)が増築されました。


 コットンクラブは、店内西側の壁を突き抜けるように置いてあるクラシックカー、[T型フォード」の脇の通路を通って、いつでも見ることができます。

昔のテレビを利用した熱帯魚水槽

 

自作のステンドグラス

 この店のこだわりは、第一に店内に飾られた様々なアンティークの品ですが、既存の品の他に、店主である宇田良夫氏のユニークなアイデアが至る所に盛り込まれています。

 また、当店のコーヒー、紅茶に使っている水は、日本名水百選の一つである磐梯・龍ヶ沢の湧水と同じ水源の地下水を使用しています。

定期的に表磐梯まで水を汲みに行っておりますので、まろやかなコーヒーを味わっていただけます。

昔のミシン台を利用したテーブル

 

大八車を利用した窓

14名まで座れるリザーブ席

 当店は、20台の駐車場を完備しています。

また、市役所、法務局などに近いため、ビジネスでの利用にも適しています。各テーブルには外線用の電話が付いており、FAXも利用できます。


 少人数の会議、パーティなどには、予約制の会議室、「レトロ館」(1〜6名まで、時間制限なしで一律1500円)のご利用が便利です。お電話でご予約ください。


 また、大人数でのご来店や、パーティなどには、14名まで座れる「リザーブ席」があります。

福島県郡山市桑野2丁目16−14(地図参照)

TEL/FAX024−932−3927

営業時間AM9:00〜PM10:00

(食事のオーダーは9:00まで)

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