FreeBSDでシステムをシャットダウンするときにshutdownコマンドを使いますが、
一気に電源まで落とす方法を紹介します。
今回使用するOS:FreeBSD6.1-Release i386版
Windowsや最近のLinuxディストリビューションでは、システムをシャットダウンすると自動で電源が切れてくれます。
FreeBSDの場合、多くのサイトで電源を切るときは「shutdown -h now」コマンドを使うと書かれていますが、
このコマンドを実行しても自動で電源は落ちてくれません。
このコマンドを実行するとシステムをシャットダウンこそするものの、最終的に電源スイッチを押す必要がありました。
今時、電源を切れないOSなんて無いはずだと思って調べてみたらありました。
次のコマンドを実行することで、FreeBSDをシャットダウンし、自動で電源が切れてくれます。
「shutdown -p now」
ちなみに、よく使われるオプションをまとめておきます。
nowの部分はシャットダウンを開始するまでの時間を指定できます。
オプション | 動作 |
---|---|
-h | システムをシャットダウンする(電源断は手動) |
-p | システムをシャットダウンする(電源断は自動) |
-r | システムを再起動する |
-k | 全ユーザーをログイン出来ないようにする |
時間指定 | コマンド実行例 | 動作 |
---|---|---|
now | shutdown -p now | 即座にshutdown -pを実行する |
+number | shutdown -p +1 | 1分後にshutdown -pを実行する |
yymmddhhmm | shutdown -p 0609011900 | 2006年09月01日19時00分にshutdown -pを実行する |