2007/04/24
近年増えてきたボイスチャットユーザーのための音質向上やノイズを減らすためのヘッドセットの選び方を紹介します。
一般にボイスチャット用のヘッドセットと言えば、口元にマイクの付いたヘッドホンのようなものを指します。
昔はサポートセンターやコールセンターなど、業務用のイメージが強かったが、
Skypeやその他のコミュニケーションツールの普及により、一般家庭にもヘッドセットは十分広まったと言えます。
値段が高ければ品質も高い・・・というのは当然なので、いくつかポイントを絞って紹介します。
まずは音質。これは二種類あり、自分が音を聞くときの音質と、自分の声をマイクが拾う音質があります。
装着感。付けていても不快感がないことが理想的です。
耐久性。意外と安物は壊れやすい傾向にあります。
機能性。手元にすぐ使えるミュートスイッチやボリュームコントローラーがあると便利です。
ヘッドセットを選んで一番失敗したなぁと感じるポイントがあるとすればやはり音質だと思います。
粗悪品を選ぶと変な雑音が入ったり音質が悪く、何を選べばよいのか不安になると思います。
値段的にも1500円以上のものが最低ラインだと私は思っていますが、値段だけでは品質を保証できません。
ただ、ノイズについてはヘッドセットと言うよりはパソコン本体に原因があることも多いようです。
マイクで取り込んだ音をデジタルデータに変換している部分がパソコン本体内部にあるため、
パソコン本体内部の電磁波等の影響でノイズが混入しやすいのです。
そこで、一番お勧めなのがUSBタイプのヘッドセットです。
なぜお勧めなのかというと、マイクで取り込んだ音をパソコンの内部ではなく、
ヘッドセットの時点でデジタルデータに変換して取り込めるからなのです。
なので、ここではUSBタイプについて紹介したいと思います。
ロジクール製のヘッドホンタイプ。ボリュームコントローラーやミュートスイッチを備えています。
マイクに単一指向性マイクを使っていて、声以外の周りの音を拾いにくくなっています。
長時間使っていると耳が痛くなる感じがしますが、それ以外は音質や使い勝手はいいようです。
また、型番がよく似たA-370というものもありますが、これはUSBではないタイプです。
http://www.logitech.com/index.cfm/products/details/JP/JA,CRID=103,CONTENTID=10013
バッファロー製のヘッドホンタイプ。ボリュームコントローラーやミュートスイッチを備えています。
ノイズ低減マイクを採用しているので、声以外のノイズを低減してくれるようです。
http://buffalo.jp/products/catalog/item/b/bmh-uh01/index.html
バッファロー製のネックバンドタイプ。ボリュームコントローラーやミュートスイッチを備えています。
ネックバンドタイプだと髪型が崩れにくいので便利です。
http://buffalo.jp/products/catalog/item/b/bmh-un01/index.html
NOVAC製のネックバンドタイプ。ボリュームコントローラーやミュートスイッチを備えています。
ネックバンドタイプで髪型も崩れにくいです。
http://www.novac.co.jp/products/hardware/vp-skype/vp730u/
上記のヘッドセットはWindows XPやMacOS Xの両方に対応しているため、使うパソコンを選びませんし、
どれもドライバインストールなどの面倒な作業が不要で、USBコネクタに差し込むだけで使えるようです。