AMI BIOSのPOST時のビープ音(BEEP音)

2007/11/25

概要

自作PC等を組み立てた後、電源は入るものの画面が映らずに本体からビープ音が聞こえることがあります。
このビープ音はエラーコードを表しています。
起動せずに音だけが鳴り続ける場合の対処の目安になります。
このページではAMI BIOS搭載のマザーボードの音の種類と、そのエラーの内容を紹介します。


ビープ音(BEEP音)の種類

1回
DRAMのリフレッシュの異常
2回
パリティエラー
3回
最初の64KBメモリ空間の異常
4回
タイマーの異常
5回
CPUの異常
6回
A20ラインのゲートの異常
7回
CPUの例外発生
8回
グラフィックカードの異常
9回
ROMのチェックサムエラー
10回
CMOSメモリエリアの異常


原因と対処

1~3回はメモリの異常です。
メモリを挿し直してください。
あるいはメモリの不良が疑われます。

4回はマザーボードの異常です。
ネジや配線がショートしていないか確認してください。

5回はCPUの異常です。
CPUを取り付け直してください。

6回はキーボードのエラーです。
キーボードを接続し直してください。

7回はCPUの異常です。
CPUを取り付け直してください。

8回はグラフィックボードの異常です。
グラフィックボードを取り付け直してください。

9回はBIOSの異常です。
BIOS ROMを焼き直すか、ROMチップを交換してください。

10回はCMOSのエラーです。


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