TOSHIBA SD-M1612(DVD-ROMドライブ)

私が初めて購入したDVDドライブである。
ネットでは割と評判がいいみたいなのでとりあえず無難なところで・・・ってことで、こいつを選んだ。
他にも候補としてパイオニアのドライブがあったが、私はパイオニアと馴染みがないので東芝を選んだ。(東芝ともあまり馴染んでないけど^^;)
購入のきっかけは夏休みが暇であることと、そんなに値段が高くないこと、映画に詳しくなれるかも?という、
とても適当な理由で購入してしまった。

こいつのスペックは現在のDVD-ROMドライブとしてはかなり良好なものだと言える。
DVD-ROMを最大16倍速で読み込むし、CD-ROMも48倍速ほど出るようだ。
他に記録可能なDVD(DVD-R/RWと、DVD-RAM)やCD(CD-R/RW)も読むことが出来る。(DVD+R/RWは不可かもしれない)
つまり、DVD-ROMドライブ、読みとり専用デバイスとしてはこれといって機能的に不満はない。
これで書き込みが出来ればなぁ・・・という方は記録型DVDドライブを購入するしかない。
が、記録型DVDの規格乱立は頭が痛くなるので私としては記録型は反対運動の一環としてしばらくは購入しない。
DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW、DVD-RAM。
五つも規格があって、それぞれ互換性が無いものも多数ある。
パソコンにおいて、互換性は非常に大事な要素であるのに、これではDVDであってDVDにあらずと言えるほどだ。
よって、DVD-ROMドライブだけはそんなに問題を抱えていないので、購入することにした。

使ってみた感じだが、とりあえずレンタルでDVD-Videoの映画を借りてきての感想は
「とりあえず不満はない。」という感じ。
不満がなければいいということだろう。それ以上にすばらしいと感じる部分がない。
すぐに音が飛ぶとか、映像が乱れるということもないので、DVD-Videoの再生には問題はなさそうだ。
そうそう、動作音もこの場合は静かであった。
よほどの静音PCでない限り、再生時の動作音が気になることはないだろう。
お次はCD-ROMやCD-Rを読ませてみた。
データやCD-DAを含むものなどいろいろ試してみた。
すると、最大速度で読み込むときは音が若干うるさい感じがする。(←それでも静かな方だと思う)
モーターが数段階、ギアチェンジをするような感じで音が高くなる。
ウー・・・、ウィィ・・・・、ウィィィィ・・・、ウイィィィィィン・・・・って感じ。(さっぱりだ^^;)
さすがに高速ドライブ系の弱点というか、仕方のないというか。
ちなみにパイオニアのドライブは設定を変えることで、最大速度を落として静音化を図ることが出来る。
静かなドライブが欲しい場合はパイオニアのドライブもいいだろう。
しかし、最近のPCにはCD-ROMドライブ、もしくはCD-R/RWが標準搭載されているので
いちいちCDを読み込ませることはないと思う。
ほとんどがDVD-Videoだと思うので、そうそう音が気になることはないだろう。

特にこれといった問題が見あたらないことからお奨めできるドライブだと言える。
ただ、東芝のドライブはバルク品しか売っていないため、サポートがなく、ファームウェアのアップデートが行えない可能性が高い。
あくまでDVD-ROMドライブを買っただけで、サポートなどの保証の類は無いと思った方がいいだろう。

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